柳本陣屋  4 織田家菩提寺専行院 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

今回は織田家菩提寺の専行院です。

 

下図⑫から⑮方向です。

この道の左右には家臣屋敷があり

ました。現在はこれらの名字の家は

ありませんでした。

先の方に紅梅の咲く家があります。

 

 

 

紅梅の花です。

この反対側は

 

更地に井戸がありました。

 

下図⑮付近です。

鳥居と書かれた武家屋敷はなく、

畑となっています。

織田家菩提寺の専行院が見えます。

 

下が北の地図です。

 

  上図⑯から⑰方向です。 

上図のヤブが消滅しています。

ホリとあるのはこの水路のこと

でしょう。

 

⑰の所に行くと

 

専行院の山門です。

織田有楽斎の墓は京都に

あるのですが、分骨墓が

あることで知られるお寺

です。

浄土宗のお寺で松庵山専行院

とあります。

1584年に国人の楊本源次郎

範宣の本願により、圓誉上人を

開山として開かれたようです。

その後、1615年に織田長益

の五男:尚長が、3万石の内

1万石を分知され、初代柳本

藩主となり、その時から菩提

寺となりました。

織田長益(有楽斎)は所領の

3万石を三分割し、五男尚長

に1万石を分知し柳本藩主と

し、四男長政に1万石を分知

し芝村藩主とし、残り1万石

は自身の隠居料1万石として

います。彼の死後は幕府に

1万石を公収されました。

 

山門をくぐると

右側に蓮池があります。

 

ハスは咲いていませんが、池の左側

にある石塔は、修陵餘潤之碑(しゅう

りょうよじゅんのひ)の石碑と言われ、

12代藩主信成が崇神天皇陵の環濠

を拡幅して、灌漑用水としたので、村

人達がその感謝を込めて建立してい

ます。織田信成と同姓同名のフィギア

スケート選手が有名です。

 

池のほとりで梅が咲いていました。

 

鐘楼と納骨堂(左)があります。

納骨堂の左側に織田家墓所

が見えます。

 

鐘楼の裏側に多くの石仏が

あります。

 

カメラを右に回すと

 

阿弥陀石棺仏(鎌倉時代中期)です。

高さ121cm、幅91cm、厚さ30cmの

石棺材に舟型を彫り、阿弥陀様を浮き

彫りにしています。

石棺仏とは古墳の石棺に彫られた仏

様です。顔の長いのがめずらしい特

徴です。

 

本堂です。

本堂内には織田有楽斎の念持仏

だった、達磨大師座像が祀られて

います。毎年7月に東京から織田

家の方がこられて供養をすること

もあるそうです。

賽銭を入れてお参りしました。

 

カメラを左に回すと

 

左側に庫裏があります。

 

本堂の右奥には

 

織田家代々の御墓所です。

 

下が北

 

代々の藩主の墓です。

一番奥の墓が織田有楽斎の

分骨墓のようです。

 

有楽斎の戒名は「正傳院殿有楽如庵」

です。拡大しましたが上から正傳院まで

なんとか読めますが、その下が読み

いです。出家しているので竿の上が丸

いです。

 

信長の弟:織田有楽斎肖像画です。

 

11代藩主織田信陽の墓です。

10代以上続いたので、宝篋印塔

が建てられています。
10代織田秀綿の七男として生ま

れ、父秀綿の死去に伴い家督を

相続します。
財政難で藩士の解雇や知行削減

を行い、身分によらず能力で登用

するなど、藩政改革を行いました。
1852年に陣屋大名から、城主格

大名に昇格しています。

柳本藩織田家再興の藩主でした。

 

今回はここまでで、明日に続く
 

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