イスラエル旅行記32 鶏鳴教会 後編 | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

昨日の続きです。

今日は鶏鳴教会の地下などです。

 

裏切った弟子ユダが、キスをした人がイエスだと

いうてはずで、イエスを識別して逮捕する場面の

モザイク壁画です。アウトレイジ(非道)とあります。

ユダは後にこのことを恥じて、もらったお金を捨て

て自殺します。

 

この鶏鳴教会の場所は、2000年前にユダヤ教

祭司カヤパの屋敷だったと言います。

 ゲッセマネで逮捕されたイエスは、石段を上り

この屋敷に連行されて、最後の一晩を地下牢の

中で過ごしました。翌朝にはローマ総督ピラトの

もとに連れていかれて、鞭で打たれて磔の刑に

されました。

 

 ペテロはイエスを心配して、カヤパの庭まで来た時に、

屋敷の女中から「あなたはイエスと一緒にいた人では?」

と尋ねられ、罪が及ぶのを恐れて、ペテロは「そんな人は

知らない」と答えます。そんなことが3回もあり、最後にそ

う言ったときに、鶏が鳴きました。そのことはイエスから

予言されたとうりでした。後でペテロは泣いたと言います。

イエスを心配して見に来たペテロは、弟子の中では一番

忠実な弟子だったのでしょう。嘘を3度もついたけれども、

それは許される、予言された嘘だったと思います。

後にバチカンのサンピエトロ寺院の場所で、逆さ磔にさ

れますが、キリスト教初代のローマ教皇となります。

ローマ市民権を持っていた、弟子のパウロとともにロー

マでの布教に尽力しました。

 

鶏鳴教会の南面です。

壁面のモザイク画は、イエスが地下牢に入れられたところです。

 

鶏鳴教会が地図右下にあります。(上が北)

 

エルサレム全体地図です。

 

鶏鳴教会にあった、ビザンチン時代の

エルサレム想像地図です。

 

発掘された地下の牢獄に行くと

 

黒い紐が2本吊るされていますが、

これで両手を縛り、鞭打ったそうです。

イエスはここでも39回鞭打たれてい

たようです。

この反対側は

ストロボ撮影しました。

この壁の向こう側は

地下通路になっています。

 

地下通路です。

 

次にイエスが閉じ込められた地下牢は

 

この下にあります。

 

これはイエスが落とされた、地下牢の解説板です。

 

階段を下りていきます。

 

階段の上にはイエスを落とした穴があります。

 

 

 

地下牢に下りたところです。この場面の聖書を読む台があります。

ここで一晩過ごしたイエスは、また穴の上に引き上げられました。

そして、ユダヤ教では死刑が無いので、死刑にしてもらうために、

アントニア要塞の、ローマ総督ピラトのもとに連れていかれます。

 

ホテルに戻る途中屋根の上に月が出ていました。

 

 

拡大すると

エルサレムの町に出た月です。

 

今日はここまでです。明日はイエスが十字架を背負い

歩いた道8ビア・ドロローサです。

 

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