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飯豊和気神社(福島県郡山市三穂田町)

飯豊和気神社(いいとよわけじんじゃ)。



福島県郡山市三穂田町に鎮座。
御祭神は御饌津神(ミケツノカミ)。
社格は村社に列格。
延喜式神名帳に名の残る式内小社・飯豊和気神社の論社の一つ。


標高770メートルの飯森山(妙見山)の嶺に鎮座する。

神亀元年(724年)の九月に五穀養蚕守護の神として勧請されたのがはじまり。
寛仁元年(1017年)の九月、正六位の神位を授けられる。
その後、文禄二年(1594年)には正一位の宣旨があった。
また、元文五年(1740年)二月、御幣勧請の宣命があった。

往古より神威霊験が顕著であり、領主からの崇敬も篤かったという。

寛永十三年(1636年)三月に野火により本殿・拝殿・延喜式宝物、社記・古文書等を焼失。
しかしその後、会津城主・加藤式部少輔嘉明公により本殿および拝殿が再建され、神領200石、神子領20石を賜ったのだという。

だが、寛永二十年(1643年)、二本松城主丹羽氏が領主となり、それ以降、神領等は廃されてしまった。

明治三十年に野火の延焼により社殿その他を再び焼失。
明治三十四年に再々建された。

しかし、80年余りの間、風雨雪に侵され老朽化が甚だしかったため、昭和五十六年に建て替えられる。
これが現在、飯森山にある社殿である、とのこと。



こちらの飯豊和気神社さん、郡山市三穂田町にあるんですが、
三穂田町には他にも式内社の宇奈己呂和気神社があったりで、神社的にはかなり魅力的なスポットです。

あ、ちなみにこちらにお参りする前に宇奈己呂和気神社さんにもお参りしたんですが、以前お参りした時に比べて拝殿の屋根が綺麗に修繕されておりました。
そして相変わらずリンクを貼るために以前書いた記事を見たわけですが、何年も前の記事なので恥ずかしいやら…
でも過去は振り返らないように以下略


【 鳥居(跡) 】
一の鳥居があったと見られる場所。
震災の影響なんでしょうか、鳥居の根本の部分だけになってしまっていました。




上記の鳥居跡の近くにあった石像。
大国さま的な像なんでしょうかね。
顔がまっさらなのは廃仏毀釈の際に壊されたのか、月日の経過による風化なのか……


【 鳥居 】
石造りの鳥居。
なんだか高さに比べて横幅がアンバランス……と思ったら土台の部分がすごく高いような。
低い鳥居だからくぐれるように持ち上げたような感じなんでしょうか。




境内の中心にそびえ立つ夫婦杉。
鳥居-夫婦杉-社殿 と、一直線に並ぶ構造が美しいですねえ。







【 飯豊和気神社・遥拝殿 】
で、夫婦杉に向かって左側にあるのが飯豊和気神社の遥拝殿。
ご由緒にあった通り、社殿は飯森山(妙見山)の山頂にあるのです。

遥拝殿ということでやや小ぶりな社殿です。
というのもこちら、上の画像でも見えていたんですが、







八雲神社の境内にあるんですね。
こちらの八雲神社の御祭神は素盞鳴命(スサノオノミコト)。
古くから近隣の人々に「祇園さま」として親しみとともに信仰されてきたとのこと。
御創建については不詳であるものの、本殿は享保年間(1716~1735年)に建立されており、社殿前の夫婦杉の樹齢からもそれ以前には当地にあったことは確からしい。

夫婦杉ごしに見る社殿はすごく雰囲気があって素敵です。

が……御本殿の写真は撮り逃してしまいました。
残念……。


さて、無事にお参りも済みまして御朱印をお願いします。
境内の前の宮司さんのご自宅に伺いまして御朱印をお願いしました。



そして頂いた御朱印がこちら。
奥様によると宮司様はご高齢で「書けないので判子だけでもいいですか?」とおっしゃっていたのですが……
なんと、ご家族の方が社名も書いてくださったとのこと。
(基本的には朱印の押印だけの対応になるようです)


なんだか家族の団欒の時間に伺ったみたいだったのに、逆にお気遣い頂いたようで申し訳なくなっちゃいますね。
大変ありがたいです。

そのうち遥拝殿だけでなく、妙見山の本社にもお参りしてみたいですね。




◆神社への地図




◆神社の情報

飯豊和気神社   いいとよわけじんじゃ

御祭神 : 御饌津神
社格等 : 村社、延喜式内社
鎮座地 : 福島県郡山市三穂田町下守屋字飯森山1

福島県郡山市三穂田町下守屋字上豊舘62(※遥拝殿のある八雲神社はこちら)