ゴシュインデイズ -119ページ目

出雲大神宮(福島県福島市清水町)

出雲大神宮(いずもだいじんぐう)。



福島県福島市清水町に鎮座。
御祭神は素盞嗚命(スサノヲノミコト)、大己貴命(オオナムチノミコト)。
社格は村社。


社伝によると、約八百年の昔、平石の山発田に「片原の宿」という宿場があった。
そこの「長者屋敷」の主の炭焼きの藤太が氏神様として祀ったのがはじまり。

藤太は大変信心深く家業にはげんだので、縁結びの出雲神様のご加護をいただき、京より来た阿姑娜姫と結婚し裕福な家庭に恵まれ、四人の子が生まれた。
そのうちの一人が有名な「金売りの吉次」と称されて、奥州と京を往来しながら沢山の家財を積み、村人とともに立ち栄えた。

しかしその後、文治五年、石名坂の戦火のために一切を焼失してしまった。
村人は藤太一家の徳を慕い、出雲大神を祭って年を経て来たが、奥州街道の開通により慶長年間に現在地に移り、田畑を開拓。
また宿場を営み、出雲大神宮を一村の鎮守として尊崇してきたのだという。



ご由緒の中に出てくる「石名坂の戦い」というのは、鎌倉の源頼朝が謀反人である源義経を匿ったとして奥州藤原氏を討伐した戦い。
この石名坂の戦いでは鎌倉方・常陸入道念西と奥州信夫郡の佐藤氏が激突。
結果として鎌倉方の勝利となり、常陸入道念西は伊達郡を恩賞として与えられ、以後「伊達氏」を名乗るようになる。



   【 鳥居 】
旧奥州街道沿いにあるので比較的目立ってるような気がします。
ちなみに神社のすぐ隣には消防の屯所があるので分かりやすいかと。
鳥居の近くには小さな祠や石碑がいっぱい。



おそらく手水用の石だと思うんですが、水を出すとこが見当たらず……
気持ちだけ手水で清めたつもりでお参りに行きます。



   【 参道 】
境内は石垣で段々に区切られている感じ。
拝殿のある場所は三段目といったところですね。




   【 境内社などなど 】
拝殿の向かって左手にある蔵?や境内社。
蔵には三つ巴の神紋がでかでかと。









   【 拝殿 】
昭和三十六年四月十六日に再建された拝殿。
瓦葺きでどっしりした感じの印象です。



   【 本殿 】
天明二年八月二十五日と棟札に書かれているという、御本殿。
右下に見える緑色のビニールシートのやつは……
たぶん除染で出た土とかを仮置きしてるやつですかね……


さてさてさて。
そんなわけでお参りも済みまして、御朱印を頂きにうかがいます。
こちらの出雲大神宮、黒岩春日神社さんが兼務してらっしゃる神社のうちの一つでして。
黒岩春日神社さんの社務所で御朱印が頂けるか伺ってみたんですね。

すると……

今まではお断りしてたものの、なんとか今できる範囲で御朱印が頂けるとのこと!
社号の入ったハンコは無いようなんですが、神璽の印を押してくださるんですね。



そんなわけで頂いた御朱印がこちら。
初穂料は300円。
兼務社で今まではお断りしてたのに頂けるとは……ありがたいことです。


ちなみに、こちら以外の兼務社もお参りして御朱印を頂いておりまして……
今回から何回かはそういった流れになります。




◆出雲大神宮への地図






◆神社の情報

出雲大神宮   いずもだいじんぐう

御祭神:素盞嗚命、大己貴命
社格等:村社
鎮座地:福島県福島市清水町字西裏89番地

備 考:兼務社のため御朱印は黒岩春日神社社務所で