上野國一之宮・貫前神社(群馬県富岡市) | ゴシュインデイズ

上野國一之宮・貫前神社(群馬県富岡市)

上野國一之宮・貫前神社(ぬきさきじんじゃ)。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


群馬県富岡市に鎮座。

御祭神は経津主神(フツヌシノカミ)、姫大神(ヒメオオカミ)。

延喜式神名帳の名神大社として名前が残っており、社格は明治四年に国幣中社に列格された。

戦後の社格制度の廃止に伴って、社号を『一之宮貫前神社』と改称。

現在は神社本庁包括の別表神社になっている。



社伝によると、安閑天皇元年(531年)に物部姓磯部氏が氏神の経津主神を奉斎したのが始まり。

天武天皇白鳳二年(674年)には最初の奉幣が行われた。

奉幣というのは、天皇の命により神社に幣帛という捧げ物をお納めすること。

つまり、貫前神社の名声はその時代にはすでに都にまで届いていたということで、かなりの勢力があったものだと推測される。



御祭神の経津主神は物部氏の氏神。

武甕槌神(タケミカヅチノカミ)とともに、大国主神(オオクニヌシノカミ)に国譲りを迫り、成功させる。

国譲り後も東国の平定などに尽力し、天津甕星(アマツミカボシ)などの敵対する神を討ち伏せた。

(※敗れた天津甕星は茨城県日立市の大甕神社(おおみかじんじゃ) にある宿魂石に封じられている)

一の宮の神社の中でも、香取神宮鹽竈神社 など、多くの神社に祀られている。

また、姫大神はおそらくは養蚕機織の守護神であろうとのこと。





というわけで、群馬県太田市を後にしたおいらはカーナビ様に「貫前神社」とセット。

上野國一の宮ということで、本日の行き先ではメインになる場所です。

一時間弱くらいで着くようで、カーナビ様の指示に絶対服従の姿勢で運転スタート。

そしたら、群馬県内が目的地なのに埼玉県の本庄市に入りやがるじゃないですか!

なんだよ!クソゴリラ!なんで埼玉を通すんだ!!

……なーんて思ったんだけども、地図を見たら太田市世良田って思いっきり埼玉寄りの場所なのね。

桐生太田インターよりも、本庄児玉インターの方が近い場所だったらしい。

ゴリラ様、ごめんね(´・ω・`)

そんなこんなで一之宮貫前神社に到着。


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     【 正面の大鳥居 】

すごく大きな両部鳥居。

参道が階段になっているので、見上げる形になってさらに大きく見える。

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大鳥居を反対方向から見たところ。

貫前神社は高台に鎮座しているので、見晴らしが良くて気持ちが良い。


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     【 総門前の左右の狛犬 】

見た感じ強そうな狛犬だけど、垂れた耳がなんだかちょっと可愛い。

狛犬の毛のクルクルが申し訳程度にしか無い感じ。作られた年代のせいなんでしょうかね。


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    【 総門前の看板(?) 】

総門前にあった、一之宮貫前神社の看板。

戦後の社格制度廃止後、『貫前神社』から『一之宮貫前神社』に改称したらしい。

一の宮であることを強調した形の改名。

国立大学だってことを強調した横浜国立大学みたいな名前だと理解すればよろしいですか。

たぶん違うんだろうけど。


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     【 総門 】

参道につながる総門。

この辺りの画像ですでに分かる感じだけれども、この神社は門をくぐるとちょっと驚く構造になっている。


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そう!参道が降りの階段になってるの!

登り坂とか登り階段になっているのがほとんどだけど、降らせて社殿にお参りするパターンはおいらは初めて。

でも降ったところにある社殿というのも、登ったところにある社殿以上に「違う空間に入る」っていう印象があってなんだか素敵。


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     【 参道・下り階段の途中にある左右の狛犬 】

こちらは総門前のものより明らかに新しい印象の狛犬。

白い石で造られていて、なんだか触ったらフワフワしてそうな印象を受ける。


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    【 月読社 】

上の画像の狛犬の近くにある、境内社の月読社。

詳しい説明書きとかは無かったけれども、おそらくは名前の通り月読命をお祀りしているんだろう。


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月読社のあたりから参道を振り返ってみる。

こうして見ると結構な高さを下ってきていることに驚く。


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さらに参道を下って、正面に見えてきたのが楼門。

左手に手水舎、右手に社務所という構造。


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     【 手水舎 】

朱塗りの柱に立派な屋根の手水舎。

屋根の広さの割に、手水をやるスペースは若干小さめ。

ただ、それに十分に大きな屋根をかけることで、かえって大事なものを守っている印象がする。

素敵な手水舎。




(↓画像をクリックすると全部が見えるように表示されます)
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    【 楼門 】

威風堂々たる威容の楼門。

すごく立派な建築だ。

会津の伊佐須美神社 でもそうだったけども、門の正面は神様の通り道ということで、人間は通れないようになっている。

拝殿へは左右の門から出入りする形。




(↓画像をクリックすると全体が見えます)
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     【 拝殿 】

こちらの拝殿は徳川三代将軍・家光公の命により寛永十二年(1635年)に造営された。

まるで東照宮かと見紛うような華やかで美しい色彩。

日光東照宮を改築したのも家光公だし、おなじ群馬県の太田市にある世良田東照宮 を移築させたのも家光公。

そう考えると、家光公の時代はこういった建築が流行りだったのかねえ。

それにしても素晴らしい。


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     【 本殿 】

こちらが本殿……のはずだったんだけど、今は平成の大改修とのことで工事の覆いでまったく見れない状態(´・ω・`)

先ほどの拝殿・楼門と合わせて、こちらは国の重要文化財に指定されているとか。

それだけに見れなかったのは残念(´・ω:;:.:..:......




くそう。

でもこうやって少しずつ悔いがあると、またお参りに来ようって気持ちが生まれるから不思議だよね。

未練というのは人を動かす原動力なのかもしれん。

群馬は素敵な神社がいっぱいあるし、また来る機会もあるだろうから、その時まで楽しみはとっておこう。


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     【 神楽殿 】

拝殿の右手に位置する神楽殿。

こちらは拝殿などと違って非常にシンプルな造り。


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神楽殿の方向から、楼門を撮ってみる。

左手の社務所の建物も同じような様式で建てられているためか、すごく絵になる風景だなーと思いながら。

でも、上手く空間を切り取れなかった(; ・ω・`)

実際に見たものをそのまま伝えるっていうのは難しいね。



で、参拝も無事済んだところでその社務所に御朱印をお願いする。

御朱印が書き上がるまでの間、境内を散策させていただく。

とりあえず一度下ってきた階段を登って総門をくぐる。


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こちらは総門に向かって左手にある、仮殿敷地。

日枝神社、二十二末社などの境内社が並んでいる。


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その敷地内にあるスダジイの木。

最初、「スジダイ?ギョギョッ、お魚ですか~!?」と読み間違えたのはここだけの秘密です。

まるで別世界に迷い込んだかのような錯覚を受ける、変わった風貌の幹と太い枝。

こんなに大きくなるのに何年間の時間を要したんだろうか。

自然ってのはすごいね。




で、しばらくこの木を眺めたのち、社務所に戻る。

頂いた御朱印がこちら。


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(通常の御朱印帳)


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(全国一の宮御朱印帳)


上野國一之宮ということで、通常の御朱印帳のほかに全国一の宮御朱印帳にもいただく。

初穂料は両方共に300円。

うん、フツヌシさまらしい強さを感じさせる素晴らしい筆致。

日付がちょっと変わっていて、平成二十二年なんだろうけども、おいらにはこれが平成何年なのか読めなかったりする(; ・ω・`)

あとで何年にお参りしたか分からなくならないように気をつけなきゃだよね。

通常の御朱印帳のは前後の日付で分かるから良いんだけど……





さて、こちらで頂いた由緒書には「近郊の観光」という紹介が書かれていて、そこには妙義神社の文字が。

車に戻ってゴリラ様にお伺いすると、どうやら20分ちょっとで着くような場所らしい。

予定はしてなかったけど、群馬はなかなか来れないし今日の最終目的地の秩父神社に行くにはまだ時間もあるし……

と、再び必殺の「セッカクダカラ……」が炸裂。

車を妙義山へと向かわせるおいらなのでした。






■ 一之宮貫前神社への地図



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◆ 神社の情報



一之宮貫前神社   いちのみやぬきさきじんじゃ


御祭神:経津主神、姫大神

社格等:上野國一の宮、延喜式内社(名神大社)、国幣中社、別表神社

鎮座地:群馬県富岡市一ノ宮1535