読書日記、その他の日記 -63ページ目

EGG MOUSE - ELECOM

ELECOMのたまごマウスの動作反応が鈍くなったので、ヨドバシに買いにいこうと思ったら
もう販売中止だったので、アマゾンで買いました。

そしたら、昔使っていたうずら卵大ではなくホントの卵のひとまわり大きいマウスが届いたのでびっくりしましたが、今は使っててけっこうすきです。


「「超」説得法 一撃で仕留めよ」 ー 野口 悠紀雄

以下、心に留まった箇所をピックアップします。


p.20 「沢山論点をあげてはいけないことを、私は経済問題のディベートを通じて学んだ。自分の主張を支持するポイントをいくつもあげると、その中のもっとも弱い論点がピックアップされて批判される。そうなると、他の論点が正しいにもかかわらず、主張そのものが否定されたような印象になってしまう。

p.20 なぜ人は、沢山の論点をあげたがるのだろう。それは、自分の言っていることに自信が無いからだ。

p.21 「一撃で仕留める」をドイツ語で言えば、mit einem Schluss erlegenだ。

p22. 「不必要に副詞を使うな」 スティーブン・キング
p23. しかし、説得の場合には、最重要のポイントを一つだけ取り出せばよいのだ。神の業とはいうものの、注意さえすれば、誰でも神になれる。

p24. 「沢山投げるは人の常。一撃突破は神の業(ただし、誰にでもできる)

p25. 田中角栄「それでもお前は頭取かっ」
   反面教師 菅直人、イラ菅

p32. 『「超」整理法』はダサいタイトルか?と悩んだ話    『ウルトラ整理法』? 『ハイパー整理法』? 『時間順整理法』? 『反分類整理法』? 『反整理法』?
    (注:ダサい方がよい)

p33. 『反整理法』はセクシーではない。

p34. 『地球の密度を測る』 vs 『重力定数の測定』
  『iPS細胞』 vs 『IPS細胞』

p36.37
   「ファウストの名前軽視の破綻」、「それと逆接のロミオとジュリエット」

p47. 図は飾りや息抜きのためのものではない。複雑な概念の相互関係を示したり、あるいは整理したりするための強力な道具だ。

p49. 「さらなる」という日本語は誤りである。「超・文章法 第六章」

p50. だからといってハリネズミのように構えるのは、「外を歩くと交通事故に遭う可能性があるから、一年じゅう家に閉じこもっていよう」というのと同じぐらい愚かな発想である。

p61.
「説得の言葉は短い方が良い」

ルール1. 「注意を引け。名前は聞き捨てならないメッセージ」

ルール2. 「人は「聞きたいと願っているメッセージ」に興味を持つ」

ルール3.「能力を示して信頼を獲得する」
  ~ 魔女は予言能力ではなく調査能力を持っていたのだ。

ルール4.「王」では非現実的だが「領主」なら現実的

p71. 「あなたは実力があるのに認められていない」は最強のゴマすり。

「あなたは特別な方だから、これをお勧めします」

  ~ 悪いのは、あなたではなく周囲だ
  ~ 悪いのは、わたしではなく周囲だ

p111. 「なんでこんなつまらないジョークで笑うのか?」と聞いたところ、「ジョークを言おうとする努力が重要。それをねぎらっているのだ」

p113.
1.みなさんこんにちは、○○です(姓名を名乗る)
2.話す機会を与えていただき、光栄です。
3.主催者に礼。幹事へのねぎらい
4.「この町には特別な関心がある」云々。
5.この話はどのような効用を持つか。
6.全体の見取り図 「話したいことは3つある」

「良いニュースと悪いニュースがあります」
「ここに来る途中、めずらしい物を見ました」

スピードの負の一撃 ~ 自慢話と長広舌

p132. Ragan Mondale age issue

p136. ジュリアスシーザー、民衆アジ演説

p140. 逆転の本質は、評価ウエイトの変更
   証拠の正しさではなく、基準のウエイトを問題にする。

p159. 「覚えてもらうには、最後が一番」
    ~デートで重要なのは別れ際

p168. ポランスキー 「マクベス」

p175. スピーチの終わり方。偽善的でも希望を持って終わる

p187. 白鳥の湖、あひるの池

p188. ごきぶりホイホイ
   (※ ゴキブラー)
    (クイントリックス)

p190.
× 「土星の輪について」
△ 「土星の輪はなぜできたのか」
○ 「土星の輪は小惑星の残骸」

p194.
「ふれあい橋」、「思いやり公園」

p205.
命名に苦しむのは内容がないから

p211
「金融政策は糸のようなものである。景気が過熱したときに引くことはできる。しかし、不況時に景気を刺激することはできない。糸では押せないのと同じことだ」

「金融政策は痛み止めの麻薬のようなものだ。飲み続けると体は弱くなる。困難であっても構造改革という主述をするべきだ」

比喩は筋力増強剤

p212
花見酒の経済の比喩の誤り
内国債を借金に喩えることの誤り。
 (負債であると同時に資産だから)

p213
実例より比喩の方が効果的

「彼らは見ゆれども見ず、聞こゆれども聴かず、また悟らぬ故なり」 マタイ傳福音書第13章、13

p224
たゆたえども沈まず ~ パリ
(Fluctuat nec mergitur)

もっと先へ ~ スペイン
(Plus Ultra)

p232 ラクダの背を折る一本のワラ

説得が成功する場合
1). 事態が変化する臨界状態の一歩手前まで来ている場合
  → 人間の心は、瞬時に変わる。

2). 撃力が用いられる場合
   ~ 金槌で一気に叩く

3). 説得が自己実現する場合
4). 説得者が信頼を獲得している場合

p251.
決定がその決定を正当化する

p252.
内容がなければ熱意も弱くなる。
  ~ 「内容なき熱意」

p262.
日常的な外観も重要だ。私は、大蔵省に入ったとき、先輩から「廊下を手ぶらで歩くな。無能者と見なされる。書類を抱えて忙しそうに歩け」とアドバイスされたことがある。その後私が観察したところでは、課長以上になると、彼らは必ず部下を引き連れて廊下を歩いている。書類は部下に持たせて、自分は手ぶらだ。確かに、課長以上で書類を抱えていると、小物に見える。

p286.
山中教授はiPS細胞の命名に工夫をした。あれほど重要な業績なら、命名などに気を遣わなくてもよいように思えるのだが、それでも工夫するのは、「できるだけ多くの人に知ってもらいたい」という思いが強いからだ。

p291.
見透かされれば信頼を失う。それは大きなコストだ、と私は思っているのである。多数の人から移ろいやすい喝采を浴びるよりも、少数でも本当に評価してくれる人々(この本をいま読んでいただいている読者の皆さんのことである)に信頼してもらいたいと思っている。

p292.
比喩によって論理ギャップを飛び越える。




ガラスの動物園 T・ウィリアムズ、 山田 勝

対訳本かと思って買ったら、英語だけでした。まだ読んでません。

「ガラスの動物園」はポールニューマン監督の映画で見て、そのあまりの繊細さに、感動した記憶がありますが、今はもうそういう繊細さを感受しにくくなりました。鈍くなって、繊細さをいちいち相手にしなくなったのです。年を取るにしたがい、暗い映画への関心が薄れてくるのです。いいことかもしれません。

映画では、ガラスの一角獣の角を誤って折った青年に、ローラが「仲間と同じ外見になったから、もう寂しくない」と慰めたのに対し、
I'm glad that you have a sense of humour.
と真顔で言ったシーンが印象に残っています。

それにしても、いったいなぜこの本はアマゾンで9999円なのでしょうか(わたしはたしか1500円ぐらいで買いましたが)