【唐澤氏】

 

【中嶋氏】

 

【竹花氏】

 

 

 任期満了に伴う小諸商工会議所の役員人事で、新たな副会頭3人、専務理事1人、監事3人が就任した。

 全員新任で、任期は1日から3年間。
 

◆副会頭に就任したのは

 ・竹花工業代表取締役社長の唐澤正幸氏(71)

 ・千曲運輸代表取締役社長の中嶋剛登氏(54)

 ・長野県パトロール代表取締役社長の竹花長雅氏(53)。
 

 ◆専務理事は

 ・元市職員で部長級経験者の森泉浩行氏(62)。

 ◆幹事は

 ・エイワ税理士法人代表社員の佐藤英人氏(70)

 ・日測設計取締役会長の大井英俊氏(67)

 ・社会保険労務士法人プラム代表法人代表社員の木内みゆき氏(64)。
 

 ★あわせて特別委員会も新体制となり次の委員会が設置された。

 ・連携推進特別委員会

 ・DX推進特別委員会

 ・高地活用特別委員会

 ・地産特別委員会


 高地活用特別委員会は、旧高地トレーニング推進特別委員会。

2000m級の高地を、アスリートの高地トレーニング振興だけでなく、市民向け活用推進の方針を明確にしようと名称を変更した。
 

 地産特別委員会は、旧ものづくり特別委員会と旧農商工連携特別委員会。

ご当地グルメ「こもろん味噌焼きそば」や高級淡水魚「モロコ」養殖などの事業を継続しながら、地域産業の発展に向けた取り組みを行う。

 

 

【色紙を展示する宮沢さん】

 

 上田市古里の宮沢計幸さんは11月4日から6日まで、同市天神3の市立美術館アトリエで「色紙展」を開く。

 童人形や花などを描いた色紙70点ほどを展示する計画だ。
 

 宮沢さんは、上田市出身。

30代で上京して修行し、友禅の柄を描く模様師として着物や帯などを手がけた。

8年ほど前からは、顔料や染料で色紙に絵を描くようになった。

 市内で開く個展は3年ぶり5回目。
 

 今展では図鑑などを参考にして図案化した花の作品も並べる。

 日本的で鮮やかな色彩が特徴だ。
 

 宮沢さんは「描くことが好きなので、きれいに仕上がった時の喜びは大きい。たくさんの人に見ていただきたい」と来場を呼びかける。
 

 入場無料。

 展示時間は、午前9時から午後5時まで。

 

6日まで、午前9時~午後5時、上田市前山の塩田の館(上田市日本遺産ビジターセンター)。
 

塩田平のため池群が日本遺産の構成文化財に追加認定されたことを記念してのパネル展。
 

瓢箪池、浅間池、清水池、久保池など28カ所のため池のパネルや、塩田平土地改良区のデータベースに登録されているため池40カ所の写真を展示。
 

(電話)0268・38・8600(塩田まちづくり協議会事務局)

 

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 国は各分野で功績のあった人をたたえる「秋の褒章」を3日に発令。

褒章には人命救助の紅綬褒章、社会奉仕の緑綬褒章、農商工など業務精励の黄綬褒章、学術や芸術での功績の紫綬褒章、産業・福祉や公の委員などで尽力の藍綬褒章があり、今回は全国746人、うち長野県内在住は9人が受章する。

 本紙関係分の受章者は1人。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 

 

 会社を早期退職し、ボランティアが好きだった。

病院への送迎のボランティアをしていた時、犯罪や非行をした人の立ち直りを支え、犯罪の予防活動などを行う保護司の依頼を受けた。

 以来、20年にわたり更生に携わっている。
 

 現在は制度的に行っていないが、保護司になりたての頃は、対象者が逃げてしまったことから、逃げ込んだ先で何日も寒い中で待ったこともあった。

 

 対象者には「一度の人生、悔いのない人生送りましょう」や「持って生まれた性質は変えられないが、行動は変えられる」と話し、褒めることを重視。
 

 担当した若者が更生し、手に職をつけて独立、子どもができたことを報告に来た時はうれしかったという。

最近の傾向として再犯が多く、社会全体での更生が必要だと感じており、刑法改正を評価している。
 

 上田地区の保護司会の役員も務め、地元自治会でも役員を担った。

 

 受章には「夢にも思わなかったことでうれしい」と喜んでいる。

 

 

【高橋社長(左)に贈呈する北村村長】

 

 

 青木村はこのほど、同村出身の五島慶太(1882~1959年)が礎を築いた”東急グループの創立100周年”を記念して制作した「TOKYU百年絵巻」を、東急㈱=東京都渋谷区=に贈呈した。


 絵巻は全21巻。

 内訳は「軌跡編」11巻。

「未来編」2巻。

「電車編」8巻。

 

 東急グループ100周年トレイン車内コンテンツを活用して同村が制作。

五島慶太を源流とする「東急グループの歴史を学べる内容」になっている。
 

 この日は、同村田沢にある五島慶太未来創造館で贈呈式があり、北村政夫村長が絵巻21巻と絵巻を収納する特製木箱を東急の高橋和夫社長に贈呈した。


 北村村長は「持ち運びができるように制作した絵巻なので、東急の歴史を後世に残していきたい」。

 高橋社長は「コンパクトで見やすく編集されているので、多くの人に見てもらえるようにしたい」などと話した。
 

 贈呈した絵巻を展示している「特別企画展」は、来年2023年3月31まで。

 五島慶太未来創造館で、開催している。

 開館時間は午前9時~午後5時。

 入館料無料。

 月曜日、年末年始は休館。

 (電話)0268・49・0303

 

 

【古畑さんと「玉の海」柄の古布】

 

 

 

 長和町和田で着物リメイクや裂織の「手しごと工房和田宿」を営む古畑若子さんは、現役中に急逝した第51代横綱・玉の海(1944─1971年)が着用していた可能性がある、ズボンの古布を所持している。


 7年ほど前に県内で購入したが、当時は玉の海との関連に気付かなかったという。

 バッグ制作に使えそうな古布だと考え手に取ったが、広げると布ではなく大きなズボン。

片足部分に古畑さんの体がすっぽり入るほどだった。
 

 その後、ズボンをほどいて布に戻し、その一部で染め抜きの柄を生かしたバッグを制作。

完成したバッグを眺めていると、柄が「玉の海」と読めることを発見。

ここで初めて玉の海との関連に気づき、残りの布地は使わずに保管することとした。
 

 9月の大相撲秋場所では、玉の海と同じ片男波部屋所属の玉鷲が優勝。

同時に、報道などで玉の海のエピソードを目にする機会も増え、古畑さんは改めて、悲劇の横綱に思いを馳せている。
 

 「あれほど大きなズボンを誰がはいていたのか不思議だったが、お相撲さんだったら合点がいく。売った方も気付いていなかったと思うが、私も知らずにほどいてしまったのは勿体なかった。残りの布地の使い道は考えている」と話していた。

 

 

【関係者によるテープカット】

 

 

 

 

 

 

 

 創立110周年記念事業で正門を改修した上田市中丸子の丸子修学館高校は28日、正門竣工式を開いた。


 正門の改修工事は同校の工業分野で学ぶ3年生が、地元の専門業者に指導を受けながら行った。

 昨年度の3年生が旧正門の解体工事と設計を担当し、現3年生は今年4月から基礎工事や鉄筋組み立て、生コン打設、門扉組み立て、アスファルト舗装などを手がけた。
 

 放課後や夏休みにも作業をしたという井尻晴登さんは「コンクリートを打設する前に鉄筋や型枠を組むのが大変だったが、素晴らしい出来。次の100年まで長く使われてほしい」と話した。


 創立110周年記念事業実行委員会の下村栄委員長は「完成した素晴らしい『柳門』に多くの生徒を迎え、本校の新たな歴史を刻んでいってほしい」とあいさつ。

 関係者によるテープカットで竣工を祝った。
 

 改修工事を指導した竹花工業(株)=小諸市南町=は、生コンを(株)塩沢産業=東御市加沢=は、アスファルト合材を提供した。

 

 

 

【栁澤会頭から最優秀賞を授与される

小泉さん(右)】

 

 

【最優秀賞作「赤備え降臨」】

 

 

 

 

 「美しい、うえだフォトコンテスト」表彰式が、このほど上田商工会議所で開かれた。

 同コンテストは、豊かな自然や数多くの観光資源に恵まれた上田を風景写真でPRするためのもの。

北陸新幹線金沢延伸を前に平成25年に始まり、以降3年ごとに開催し今回で4回目となる。
 

 今年5月16日から8月24日までの募集期間に県内外から252作品が寄せられ、最優秀賞となる上田商工会議所会頭賞1作品、優秀賞となる同会議所交通・観光サービス業部会長賞3作品を含む全31作品が表彰された。
 

 最優秀賞は、佐久市の小泉正樹さん(60)の作品。

8月の信州上田大花火大会での打ち上がる花火と観客を臨場感あふれる構図を写した「赤備え降臨」。

 

 ★優秀賞の3作品は

 ・後光差す夕暮れ時の上田城を写した坂口満明さん(上田市)の「光芒.上田城」。

 ・ライトアップされた北向観音堂と参道の明暗を写した百瀬邦昭さん(同市)の「灯ろうに導かれて」

 ・稲倉の棚田に映り込む茜色の雲と畔の緑が織りなす景色を写した山口民憲さん(千曲市)の「棚田の夕暮れ」。


 小泉さんは、花火を担当した㈱紅屋青木煙火店(長野市)のファンだとのことで「青木煙火が担当するとのことで初めて来た信州上田大花火大会の作品での受賞はうれしい。還暦を迎えたが、これからも写真を撮り続けたい」と話した。
 

 今回の受賞作は、同会議所のオリジナルカレンダーや、観光パンフレットなどに使われ上田をPRする。