【関係者によるテープカット】

 

 

 

 

 

 

 

 創立110周年記念事業で正門を改修した上田市中丸子の丸子修学館高校は28日、正門竣工式を開いた。


 正門の改修工事は同校の工業分野で学ぶ3年生が、地元の専門業者に指導を受けながら行った。

 昨年度の3年生が旧正門の解体工事と設計を担当し、現3年生は今年4月から基礎工事や鉄筋組み立て、生コン打設、門扉組み立て、アスファルト舗装などを手がけた。
 

 放課後や夏休みにも作業をしたという井尻晴登さんは「コンクリートを打設する前に鉄筋や型枠を組むのが大変だったが、素晴らしい出来。次の100年まで長く使われてほしい」と話した。


 創立110周年記念事業実行委員会の下村栄委員長は「完成した素晴らしい『柳門』に多くの生徒を迎え、本校の新たな歴史を刻んでいってほしい」とあいさつ。

 関係者によるテープカットで竣工を祝った。
 

 改修工事を指導した竹花工業(株)=小諸市南町=は、生コンを(株)塩沢産業=東御市加沢=は、アスファルト合材を提供した。