「第60回 信州上田 丸子夏期大学」が23日からスタートする。

 参加無料、申込み不要。

 

 60周年の節目を迎え、今回も各分野の専門家を招き、5回の講座を行う。

会場はいずれも上田市の丸子文化会館。
 

 第1回、23日、午後6時からは、開講式と「ロシア・ウクライナ戦争と日本の安全保障」で、小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター講師。


 第2回、9月1日午後3時からは「木曽義仲と信濃武士のネットワーク」で、村石正行・長野県立歴史館文献史料課長。
 

 第3回、9月6日午後3時からは「人生100年時代の生き方を創造しよう」で、若宮正子・ITエヴァンジェリスト・デジタルクリエーター。
 

 第4回、9月10日午後2時からは「あえて日本語の中で生きるということ」で、日本文学研究者のロバート キャンベル・早稲田大学特命教授。
 

 第5回、9月13日午後6時からは閉講式と「丸子から始める人・自然が笑顔になるまちづくり」で、元長野県副知事の中島恵理・信州大学経法学部特任教授。
 

 新型コロナの状況で中止になることがある。

 問い合わせ(電話)0268・42・3147(運営委員会事務局)

 

 

 

【羽田社長(右)とオンライン会話する

ローマ在住の古川さん(左)】

 

 

【イタリアとフランスの小型車】

 

 

 「イタリア車の魅力を語る文化セミナー」がこのほど、上田市海野町のジュエリーサロンヤジマで開かれた。

 日伊協会長野(渡辺千洋会長)が主催する「地方からの日伊交流」の第6回。

 上田市材木町のフジカーランド ONE!で、小型のイタリア車などを販売する㈱フジカーランド上田の羽田憲史社長(51)が講演した。
 

 講演では、日本を含む世界の自動車メーカー相互の提携関係から始まり、イタリア国内では方向指示器を出さずクラクションを鳴らすドライバーが多いこと。

国産車では少数となったマニュアル車が主流であることなどを話した。
 

 また、イタリア車の良い点は、魅力的で普遍的な外装デザイン、エンジン音も低音で心地良い。

これはイタリア人が機能より乗車していて楽しいという感性から。

内装は厚いシートで座り心地が良く、冬場に備えてシートヒーターが付くことなどをあげた。

 悪い点として、電気系統が弱い、塗装が落ちやすいなどがあるとした。

 また、交通システムで、ロータリー型で一方向に周回する交差点ラウンドアバウト(環状交差点)の紹介もあった。

 

 渡辺会長からは、アニメのルパン三世が乗るフィアット500や、会長自らが30年近く乗る愛車フィアットパンダの話などがあった。


 会場とイタリアローマをつないだオンラインミーティングでは、HISローマ支店の古川幸江さんが登場した。

 古川さんは、バスガイドとしてイタリアに赴任し今年で25年。

ローマ市内での運転は怖くてできないとのことで、助手席から見たイタリアの交通事情を話した。
 それによると、昨年度イタリア国内での自動車販売台数は約145万台、このうち20%がイタリア車、残りの80%は輸入車。

その内の12%はトヨタ、日産、ホンダなど日本車だという。

 コストパフォーマンスの高い日本車は人気とのこと。

 

 また、ローマやミラノなどの大都市では日本のような大きな駐車場はなく、縦列での路上駐車が普通で、路上に2列3列になることも常態化。

いつも駐車スペースを探すのが一苦労。

 

 会場からは、縦列駐車場から出庫するときはとの質問に、前後のバンパーで押して出て行くこと。

 国内で一番多い車体色はとの質問には、駐車場の写真を示して、白がほとんどとの回答があった。

 

 セミナー終了後は、羽田社長が用意したフィアットとアルファロメオやルノー、渡辺会長の愛用車フィアットパンダの展示があった。
 

 次回、8月21日午後2時から、海野町ヤジマで「カルチョの国の奥深いスポーツ文化」、(公財)日伊協会イタリア語講師、佐藤徳和さんが話す。

 参加料500円。

 (電話)0268・22・3111(ジュエリーサロンヤジマ)

 

 

 

 

【決戦劇(平成31年)】

 

 「第40回上田真田まつり」の武者行列や決戦劇の参加者を31日まで募集している。

 まつりは、11月6日に上田市の上田城跡公園や市街地などで開かれる。

 今年は、11月5、6日の「秋の上田城紅葉まつり」と同時開催の予定。

 上田真田まつりは3年ぶりになる。

 

 武者行列、決戦劇の参加者は高校生以上、18歳未満は保護者の同意が必要。

 参加費は武者行列が3000円、決戦劇は一般4000円、高校生3000円。

 決戦劇は一部の参加区分で、長野県在住者に限定。
 

 武者行列の募集定員は50人。

赤備えの甲冑で、市街地を練り歩く。

 武者行列の参加者は決戦劇への重複参加はできない。
 

 決戦劇の募集定員は70人。

 先着順。今年の決戦劇は「真田幸村伝~Episode:0 長篠の章~爾今洋々」。

 70人のうち、AとBに分け、Aは殺陣の稽古にフル参加。

 9月10日から毎週土曜日、計7回と前日リハと当日リハーサルができる人で武将などの配役がある。

 Bは前日リハか当日リハに参加。

 長野県外の参加者はBになる。

 裏方参加の枠もある。
 

 募集要項、申し込みなど詳細は一般社団法人・信州上田観光協会ホームページに掲載している。

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【中嶋社長(右から4人目)と

食堂代表者ら】

 

 

 

 上田市中之条の美し信州建設株式会社はこのほど”自社農園で収穫した”ジャガイモや、嬬恋村産のキャベツを、市内の子ども食堂などに寄付した。


 同社は長年、地域貢献や交流と食育の場づくりとして、約80坪の農園でジャガイモを栽培。

収穫したジャガイモは、同社夏祭りで提供するなどして活用してきた。

 「コロナ禍」以降は夏祭りを中止しているため、寄付を検討。

上田市社会福祉協議会に相談し、子ども食堂の活動などに役立てることとなった。
 

 収穫作業はこの日、同社員や協力事業者など約30人で行った。

 その後、農園を訪れた各食堂主催者3団体に受け渡した。

加えて、同社顧客から提供された朝採りの嬬恋キャベツも贈った。


 受け取ったまるこ福祉会は、子どもの居場所づくりや多世代交流の取り組み「こどもレストランきらっと」を、毎月第1土曜日に開催している。

地元高校生や大学生も協力し、ボランティアも含めると100人以上が集まる日もあるという。

 

 同福祉会職員の荻原敬子さんは「寄付などで食堂を運営できているので、とてもありがたい。いただいたものは次回の開催時に使う」と喜んだ。
 

 同社の中嶋大介社長は「皆さんに召し上がってもらい、笑顔になってくればば一番うれしい」と話した。

 

 

 

【上田城西櫓】

 

 上田市が協議会での審議やパブリックコメントなどを経て作成した「文化財保存活用地域計画」がこのほど、文化庁に認定された。

 

 文化財保存活用地域計画は、文化財保護法に基づいて、市町村が作成する文化財の保存と、活用のための総合的な計画。

保存・活用の課題から基本目標、基本方針を設定し、実現化の方策、関連文化財群の設定などを盛り込んでいる。
 

 認定された計画期間は、令和7年度までの4年間。

 文化財としては、国県市の指定文化財305件、未指定文化財(建物、美術工芸品、古文書、民俗文化財など)は4万6370件。
 

 課題としては、文化財調査の継続、防災・防犯対策の遅れ、観光資源としての活用、都市計画などと連携した文化財と周辺環境整備、保護の担い手育成、伝承の後継者育成―などとしている。
 

 基本目標は「上田の歴史文化を未来へつむぐ 誇りある地域づくり」。

 基本方針としては、文化財調査と指定の推進など、課題に対しての対応を掲げている。
 

◆具体的に実現させる方策として49項目あり

 ▽秋和・塩尻地区の養蚕家屋などの詳細調査

 ▽城下町地区の近代建造物の詳細調査

 ▽分布が未把握の文化財悉皆調査

 ▽誉田足玉神社本殿調査と指定などの検討

 ▽竹室神社本殿調査と指定などの検討

 ▽大屋駅舎の建物調査と登録有形文化財の検討

 ▽上田映劇の建物調査と登録有形文化財の検討

 ▽信濃国分寺三重塔の消火設備更新

 ▽県や市指定などの文化財の防災対策で調査

 ▽前山寺三重塔の屋根一部葺替え

 ▽中禅寺薬師堂の屋根一部葺替え

 ▽旧倉沢家住宅主屋などの修復▽依水館の屋根などの修復

 ▽博物館整備計画を策定して建て替えなどを検討

 ▽日本遺産推進事業

 ▽棚田保全活動推進事業

 ▽上田藩主居館表門や土塀など周辺道路美装化

 ▽柳町地区の景観保全・整備

 ▽信州上田学推進事業

 ▽住民自治組織の活動推進―など。
 

 関連文化財群の設定では「信濃国分寺跡と仏教文化財群」「水と信仰の農業開発文化財群」「真田氏の活躍と城郭遺産群」「地域の核となる城下町と街道筋の文化財群」「蚕都上田の蚕業遺産群」「近代の保養・観光開発の文化財群」の6つ。

 

 それぞれにストーリーと関係する文化財、守り伝える方法や活用などをまとめている。