【名誉市民称号贈呈式時の金子氏】

 

 上田市は1日、上田市名誉市民で文化勲章受章者、金子宏(かねこ・ひろし)氏=東京大学名誉教授=が、8月23日に死去したことを明らかにした。91歳だった。


 金子氏は1930年上田市殿城(旧殿城村)に生まれ、上田高校(旧上田松尾高)、東京大学法学部卒。
 

 租税法学の基礎を築いたとされ、行政法の一部だった租税を研究、著書「租税法」は税務関係者のバイブルとされている。

 政府税制調査会に長年参加、竹下登内閣時に税制の抜本的な見直し答申で委員を務め、この税制改革から消費税が創設された。

 中央固定資産評価審議会会長などを歴任。
 

 1999年紫綬褒章。

 2012年に文化功労者、2018年に上田市出身者で初の文化勲章を受章。

 2019年に3人目となる上田市名誉市民の称号が贈呈された。


 8月31日に葬儀が執り行われた。

 上田市によるお別れの会は検討中。

 

 

【オープン時の「マルシェ黒耀」】

 

 長和町議会9月定例会は先月31日、今月1日に一般質問を行い、8議員が質問した。

 

 ◆田福光規議員は、令和2年6月に道の駅内に開業した大型農畜産物直売所「マルシェ黒耀」の現状と課題について質問。

また、地元農産物を増やす要望の声などを届けた。
 ◇町側の答弁によると、令和2年度から目標を6000万円以上上回る、約1億5700万円の売り上げがあった。

令和3年度は約2億800万円を超える売り上げとなった。

 経営収支は数百万円の黒字決算という。

 ◇羽田健一郎町長は「地域、観光情報の発信拠点として、人々が集い行き交う交流拠点として、地域住民の暮らしに利用される生活拠点として、皆さまに愛される施設として機能している一つの指標ではないか」と評価した。
 ★今年度の売上額は

 4月は1700万円(前年対比342万円増・率にして25%増)

 5月は2300万円(同比711万円増・45%増)

 6月は1843万円(同比367万円増・25%増)

 7月は2012万円(同比274万円・16%の増)と好調。

 一方で福祉的な意味合いがある宅配事業は伸び悩んだ。
 

 ◆原田恵召議員は少子高齢化問題について質問し、現状を確認。

実情に合った区の合併の推進、運転免許返納者支援方法などについて提案を行った。
 ◇町側の答弁によると、今年4月1日現在の長和町の高齢化率は43%(県が4月に公表した数値・人口異動調査に基づく)。 

長野県内77市町村中20番目で、県の高齢化率32・8%と比べても高い。

75歳以上の後期高齢化率は22・1%で26番目。

 高齢化率は10年前に比べ、約10%上がっているという。
 同規模市町村と比べ、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯の割合が高く、要介護認定率も高い。

介護度が高くなると、在宅での生活が難しくなる。

今後さらに高齢化が進む中で、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、自立支援、介護予防、重度化予防が重要課題との認識を示した。
 町では介護予防教室、運動番組放送、リハビリ専門職派遣事業などの充実を図っている。

できるだけ健康で自立した生活の継続や、介護が必要な場合は必要なサービスが提供できるように、高齢者やその家族に総合的な支援ができるように進めるとした。
 

 ◆このほかの質問は

 ▽田福議員は、加齢性難聴者の補聴器購入助成、新型コロナウイルス感染症への対応

 ▽渡辺久人議員は、福祉防災、町道路の支障木などの管理、通学路の危険箇所のその後の対応

 ▽原田議員は、新型コロナへの対応、魅力ある温泉施設

 ▽阿部由紀子議員は保育園の白米持参システム、町内の食品加工所の現状と利活用、町民の健康推進

 ▽荻野友一議員は、長和町長期総合計画における防災体制の確立、マイナンバーカード

 ▽龍野一幸議員は、鳥獣による農林業被害防止

 ▽羽田公夫議員は、学校の諸物価高騰と新型コロナ対応、選挙立会人の一般公募、長久保青原線

 ▽佐藤恵一議員は、再生可能エネルギーの地産地消、牧場の牛糞堆肥と地域内資源循環型堆肥─など。


 

 

【優勝トロフィーと

参加できなかったメンバーの

ユニフォームを掲げる

サームFCジュニアのメンバー】

 

【サーム(ピンク)と中野エスペランサ(赤)による優勝決定戦】

 

 

 

 

 

 「全国少年・少女サッカー大会U―12『裏』選手権」2022長野予選ラウンドが8月27、28日、木島平ジュニアサッカー場で開かれた。

 優勝したのはサームFCジュニア(小諸JFC・軽井沢JFC)。

来年1月7日から9日に兵庫県丹波市の「アスコザパークTANBA」で開催する全国決勝大会に進出した。

 

 主催は同選手権実行委員会。

U―12カテゴリー(12歳以下)を対象に、「コロナ禍」で失われた活動の場や小学生年代最後の集大成の場、選手の経験の場を増やすことを目的に、全国各地で予選ラウンドを開催している。
 

 長野予選ラウンドは、コロナの影響で参加数など規模を縮小。

サームFCジュニア、青木スピリッツ、b―msFC、FC中野エスペランサ、松本松島FCの5チームによる決定戦が行われた。
 

 初日は順位決定リーグやシュートターゲットイベント、交流戦などを楽しんだ。
 

 2日目は午前中に試合形式10分ハーフ(前半10分、後半10分)の総当たりで予選リーグを行った。

雨と霧で視界が悪い中、各チーム白熱した試合を繰り広げた。

 1点を争うゲームで上位3チームの勝ち点が並び、接戦を制しサームを1―0で下した中野エスペランサが予選1位通過した。


 午後になると晴れ渡り、優勝決定戦では、予選1位の中野エスペランサと予選2位のサームが再び激突。
 

 サームは円陣を組み「全国に行けば、もっとみんなと長く活動ができる。来られなかった選手のためにも行くぞ」と櫻井栄希コーチ(28)が話すと、選手たちは「絶対勝つぞ」と声を張り上げた。


 試合は20分ハーフで行った。

前半、サームは先制点で勢いに乗り、さらに追加点を挙げ2―0で折り返すと、ハーフタイムで小林大介コーチ(41)は「ここが大事。後半に1点でも獲られると、追いつけそうと相手は勢いづく。必ず3点目を挙げ、相手の心を折れ。まだ0点だと思い1点を獲ることに集中しろ」と檄を飛ばした。

 後半も激しい強度でプレスをかけ、相手ボールを奪い、身を投げ出してシュートブロックするなど気迫のプレーを見せた。

 攻撃を爆発させたサームが7―0で圧倒した。
 

 キャプテンで軽井沢東部小学校6年の石黒碧さん(12)は「優勝できて本当にうれしい。いないメンバーの分もみんなで頑張った。疲れていても球際を厳しくして、最後まで力を出し切れて良かった」。

 

 小林コーチは「コロナの影響でメンバーも欠け、激しい試合でケガ人もでる中、複数の選手が慣れないポジションにもチャレンジして、全員で勝ち取った優勝。個人の課題やチームの課題に取り組み、1戦1戦成長することができた」と話していた。

 

 

【中央公民館設置のメッセージカードと

回収箱】

 

 

 上田市立博物館は、上田城の櫓復元に関連した企画展を来月24日から開く予定。

 その中で展示する「上田城の思い出、未来への願い」メッセージを、市内9カ所の公民館と博物館で募集している。

 

 専用のメッセージカードと回収箱が各所に設置されている。

★カードには

 ・市民会館でのコンサート、スポーツイベント、電車などの上田城・上田城跡公園での一番の思い出

 ・整備する方針になっている櫓の復元

 ・年内に始まる旧市民会館駐車場付近にあったとされる武者溜り整備

 ーなど、今後の上田城の整備に向けた願いを記入するもの。


 市教育委員会では、上田城の整備活用に向けて”気運を醸成したい”としている。

 そのためメッセージに記入された市民の声を企画展で展示。

その声を、現在進めている史跡上田城跡保存活用計画づくりに生かしたい考えだ。

 

 

【設置されている案山子】

 

 

 上田市の小諸上田線、岩門の交差点からうえだ食彩館に続く市道を行くと右手に”ほっこりする案山子(かかし)”が、立っている。


 三輪車に乗る孫を押す祖母、妹に自転車の乗り方を教える兄、一人乗りする姉を思われる5体の案山子。

遠くから見ると今にも動き出しそうな躍動感がある。
 

 製作したのは、上田市古里の飯田きみ子さん(72)。

知る人ぞ知る創作案山子の製作者。

 孫とのひとときを案山子にしたとのこと。

 

 現在は、上田を創ってきた先人に興味を持ち、その地域愛を先人の案山子製作に傾けている。

 自宅は、製作した先人案山子で、さながら上田の先人館になっている。

 

 

【大人気、朝採りのトウモロコシ】

 

 

【会計係も奮闘】

 

 上田市菅平高原の市立菅平小学校は8月31日、全校児童が協力して栽培したトウモロコシを、同市真田町長の直売所「新鮮市真田」で販売した。

 

 全校児童が「社員」となって、模擬会社「菅小ドリームワークス」を運営する8年目の活動。

 

 この日は児童全員で朝、収穫したトウモロコシ1000本を5、6年生25人が販売した。
 

 直売所前でコンテナいっぱいにトウモロコシを並べ、児童は案内や会計など作業を

分担しててきぱきと対応。

 

 販売開始1時間前から並んだ同市真田町傍陽の三井捷子さん(80)は「甘くておいしいので、どうしても食べたくて毎年楽しみにしている。県外に住む妹にも送るつもりです」。
 

 観光途中で立ち寄った高崎市の木暮光資郎さん(77)は「こういう取り組みは子どもたちにとっていい勉強。地域の人と触れあって、すごく成長できるのでは」と笑顔を向けた。


 直売所前の国道144号線沿いでPRした米田羽来(わく)さん(6年)は「頑張って作ったトウモロコシを大勢の人に食べてほしいので、全力で呼びかけています」とやる気満々。
 

 菅小ドリームワークスの企業理念は「菅平の人に感謝する」。

「校技」として取り組むスキー活動を頑張ることで喜んでもらおうと、収益金は授業で使うクロスカントリーのスキー板やブーツなどの購入費などにあてる計画だ。
 

 「社長」の金井嘉太朗君(6年)は「感謝の気持ちで取り組んでいたら、逆に感謝されることもありやりがいを感じました」。
 

 齋藤宏理教頭は「農業の大変さや収穫の喜びを知り、企画力を養い、郷土愛を深めるなどたくさんの要素があり、学校の中核活動として取り組んでいる」と話していた。
 

 2日と8日は午前10時から、菅平高原のしゃくなげ土産品センターで販売する。

 

 

【くす玉を開き、300万人目の

市川さんら式典出席者】

 

 

 

 上田市上武石の武石温泉うつくしの湯が30日、入館者300万人を達成。

 上田市が記念式典を館内で行った。

 

 武石温泉うつくしの湯は、平成11年5月20日に全館バリアフリー施設としてオープン。

泉質はカルシウム・ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉で、源泉は44・1℃。

大浴場、打たせ湯、露天風呂、ジェット風呂、福祉風呂、サウナがある。

 

 入館者は平成18年9月に100万人、平成26年10月に200万人。

昨年度は年間で11万2000人、平日で1日300人、土日などは400人の利用がある。
 

 記念式典では、くす玉を開くなどして祝った。

300万人目の来館者は松本市蟻ヶ崎の市川愛子さん。

 泉質が気に入っており頻繁に訪れているという。

「家族で長年通っている。先週も来ました。まさか300万人目になれると思っていなかったのでうれしい。家族に報告したい」と喜んだ。
 

 前後2人目までに記念品やうつくしの湯優待券が贈られた。

 対象になったのは入場順に渡辺尚人さんと孝子さん(愛知県豊川市)、青木孝子さん(千曲市)、中村正義さん(上田市長瀬)、石井東貴夫さん(上田市武石)。
 

 記念品を贈った土屋陽一市長は「23年目で多くの皆さんに愛されてこの日を迎えた。武石地域は素晴らしい自然環境があり、うつくしの湯とキャンプにスキー、さまざまに楽しんでもらいたい」とあいさつ。

 

 長谷屋淳一支配人は「引き続き400万人、500万人と、大勢の皆さんに安心で安全、快適な施設になるようにしたい」と話していた。
 

 この日の入館者100組にも記念品が贈られた。

 

 

 

 

 

 長野県は25日から、新型コロナの「若年軽症者登録センター」で、対象者が長野県内在住の20から30歳代だったものを、40歳代まで拡大した。


 若年軽症者登録センターは「新型コロナ」を疑う症状があっても軽く、医療機関の受診を予定しない人が、ウェブ申請で抗原定性検査キットの配布を受け、陽性になった人は登録を行うもの。

「医療非常事態宣言」の後に設置した。

 設置時は、申請時に20歳から39歳の人が対象だったが、49歳まで拡大した。
 

 若年軽症者登録センターを利用できる対象者は、年齢と症状の他に、2回以上のコロナワクチンの接種歴があり、重症化リスクにつながる疾患がなく、妊娠していないことが条件。

 

 申込みは県のホームページから。

 

 

 


 

 

 問い合わせ(電話)026・235・72

77(午前9時から午後5時)。