
【オープン時の「マルシェ黒耀」】
長和町議会9月定例会は先月31日、今月1日に一般質問を行い、8議員が質問した。
◆田福光規議員は、令和2年6月に道の駅内に開業した大型農畜産物直売所「マルシェ黒耀」の現状と課題について質問。
また、地元農産物を増やす要望の声などを届けた。
◇町側の答弁によると、令和2年度から目標を6000万円以上上回る、約1億5700万円の売り上げがあった。
令和3年度は約2億800万円を超える売り上げとなった。
経営収支は数百万円の黒字決算という。
◇羽田健一郎町長は「地域、観光情報の発信拠点として、人々が集い行き交う交流拠点として、地域住民の暮らしに利用される生活拠点として、皆さまに愛される施設として機能している一つの指標ではないか」と評価した。
★今年度の売上額は
4月は1700万円(前年対比342万円増・率にして25%増)
5月は2300万円(同比711万円増・45%増)
6月は1843万円(同比367万円増・25%増)
7月は2012万円(同比274万円・16%の増)と好調。
一方で福祉的な意味合いがある宅配事業は伸び悩んだ。
◆原田恵召議員は少子高齢化問題について質問し、現状を確認。
実情に合った区の合併の推進、運転免許返納者支援方法などについて提案を行った。
◇町側の答弁によると、今年4月1日現在の長和町の高齢化率は43%(県が4月に公表した数値・人口異動調査に基づく)。
長野県内77市町村中20番目で、県の高齢化率32・8%と比べても高い。
75歳以上の後期高齢化率は22・1%で26番目。
高齢化率は10年前に比べ、約10%上がっているという。
同規模市町村と比べ、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯の割合が高く、要介護認定率も高い。
介護度が高くなると、在宅での生活が難しくなる。
今後さらに高齢化が進む中で、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、自立支援、介護予防、重度化予防が重要課題との認識を示した。
町では介護予防教室、運動番組放送、リハビリ専門職派遣事業などの充実を図っている。
できるだけ健康で自立した生活の継続や、介護が必要な場合は必要なサービスが提供できるように、高齢者やその家族に総合的な支援ができるように進めるとした。
◆このほかの質問は
▽田福議員は、加齢性難聴者の補聴器購入助成、新型コロナウイルス感染症への対応
▽渡辺久人議員は、福祉防災、町道路の支障木などの管理、通学路の危険箇所のその後の対応
▽原田議員は、新型コロナへの対応、魅力ある温泉施設
▽阿部由紀子議員は保育園の白米持参システム、町内の食品加工所の現状と利活用、町民の健康推進
▽荻野友一議員は、長和町長期総合計画における防災体制の確立、マイナンバーカード
▽龍野一幸議員は、鳥獣による農林業被害防止
▽羽田公夫議員は、学校の諸物価高騰と新型コロナ対応、選挙立会人の一般公募、長久保青原線
▽佐藤恵一議員は、再生可能エネルギーの地産地消、牧場の牛糞堆肥と地域内資源循環型堆肥─など。