【完成したマスクケットを手にする

プロジェクトXの発起人】

 

 

【西野竹自治会館でマスクケットの

作業をするメンバー(今年6月)】

 

 

 

 上田市西野竹自治会(渡辺久子会長)は、「タオルケットのように体に掛ける布」8枚をつくった。

 布製マスクを上田市社会福祉協議会からもらい受け、有効活用した。

 

 製作したのは自治会員の有志で作る「プロジェクトX・30人」のメンバー。

今年6月、西野竹自治会館に集まってマスクの耳掛けのゴムを外したり、縫い合わせる作業をした。

しかし、その後は「コロナ禍」の影響で1カ所に集まることができず各自家庭での製作となった。 


 マスクをそのまま生かし、まずは4枚をつなぎ合わせ、一つのパースとした。

使用した糸は模様となるため赤、青、黄色など様々な色を使った。
 

 4枚つなぎのパースをさらにつなぎ合わせ、横165㎝、縦185㎝にして完成させた。

今月10日にはメンバーが自治会館に集まってお披露目会を開いた。
 

 プロジェクトXの発起人、岸明美さんは「家で作っていたが楽しかった」。

 

 瀬端みさおさんは「マスクケットを作ろうと誘ったとき、快諾してくれ協力してくれたのでありがたかった」。

 

 藪田うめよさんは「作っているときはどうなるかと思っていたが、素晴らしいものができた」とそれぞれ感想を話していた。
 

 同自治会では持続可能な開発目標(SDGs)や自主防災組織、資源ごみ回収など自治会内などの問題解消のため様々な活動をしようと「プロジェクトX」を立ち上げた。

 同自治会館は、災害時の第1避難所となっているが、毛布も布団もない。

このためもらったマスクを活用しようと「マスクケット」と名付けて製作となった。

 マスクケットは、その第1号となる活動。

 

 渡辺自治会長は「今後も自治会のためになることに挑戦していきたい」と話していた。

 

 

【PRする白石さん(左)と鮏川さん】

 

【フォトコンテストの
QRコード】

 

 

 

 着物の似合う古い町並みや城址の魅力をPRしようー。

 小諸市の城下町にぎわい協議会は「着物で小諸城下町フォトコンテスト」を初開催。

 インスタグラムを使ったフォトコンテストで、10月10日までの公募期間中に撮影した写真を募集している。
 

 大手門公園や懐古園含む”小諸城下町”の屋内外で「着物が映える」素敵なスポットやアングルを見つけて撮影。

普段着の着物や羽織と洋服などの組み合わせで粋なおしゃれを楽しんでいる写真。

子どもからお年寄りまで、友だちや家族、カップルの仲良し写真なども歓迎している。
 

 応募方法は、自身のインスタに「#着物で小諸城下町フォトコンテスト」のハッシュタグをつけて投稿。

すべての写真に撮影場所、コメントを書き添える。

 小諸市外の人も応募できる。

 メールでの応募も可能で写真を添付して送る。

 送り先は↓ ↓ ↓ kimono.d.komoro@gmail.com
 

 10月末に城下町フェスタのホームページで賞の発表を行い、入賞者には賞金や景品が郵送される。
 

 同コンテストは、今月22日から25日まで開催する「第11回城下町フェスタ」の一環。

フェスタに着物で訪れた人には各会場、まちの老舗で割引やプレゼントなどの特典もある。

 協力店は約20店舗に広がっている。
 

 企画担当の「キモノデコモロプロジェクト」の白石奈美さんと鮏川理恵さんは「フェスタ期間は着物レンタルや着付けもあり、カメラマンによる着物姿の撮影サービスもある」。

 「いわゆる小諸だけでなく街角も発見しつつ楽しんで」。

 「地元高校にポスターを掲示したので高校生にも参加してもらえたらうれしい。若い人の感性で小諸と着物を切り取って」と話していた。

 


 

 

 

 長野県教育委員会は10月8日まで、令和8年4月に開校する「小諸新高校」の校名を募集している。


 小諸新高校は「小諸商業高校」と「小諸高校」の統合高校。

 今後、両校の学校規模の縮小化が避けられない中、できるだけ早期の統合が必要とされている。

  校地校舎は、通学の利便性と、小諸市が進める「多極ネットワーク型コンパクトシティ」のまちづくり構想と連動した新たな高校づくりの観点から、現小諸商業高校を活用する。
 

 先月18日には第12回小諸新校再編実施計画懇話会が行われた。

 11回会議の意見交換では校名について、「小諸新校(仮称)」のままでは愛着がわかないため校名早期決定を望むという意見や、この先100年を見越した校名に期待する意見などがあった。
 

 新校名募集は、新たな学校づくりに多くの人の参画を求めるため実施。

同懇話会での検討を踏まえ、県教委で決定。

 その後、県教委ホームページなどで校名案と応募者が発表される。
 応募には、新高校校名案と、その理由などが必須で、匿名不可。

誰でも応募可能。

応募方法は、郵送、ファクス、電子メールなど。
 詳細は県教委ホームページやチラシなどで確認できる。

 問い合わせ(電話)026・235・7452(県教委事務局)。

 応募先は小諸商業高校か小諸高校。

 

 

 

 

【さまざまな車両の乗車体験で

にぎわう会場】

 

 

 

【開会式であいさつする上野実行委員長】

 

 

 

 

 安全・安心な地域づくりはみんなの願い―。

 上田市小泉の上田道と川の駅・おとぎの里で10日、第20回「安心・安全イベント2022」が開かれた。

 親子連れなど大勢が訪れた。

 主催は実行委員会。

 

 同イベントは、平成13年から収穫祭の中の1つで始まり、平成23年から独立したイベントとして続いていた。

昨年と一昨年は「コロナ禍」で中止だった。


 ★会場には

 国土交通省から災害対策本部車や衛星通信車

 ライト部分が高さ10mまで伸縮できる照明車

 1分で約30トンの水が排水できる排水ポンプ車などを展示。

 

 陸上自衛隊から中型トラック

 警察からパトカーや白バイ

 上田南部消防署のはしご車

 上田市消防団第7分団のポンプ車などーが並んだ。

 

 暮らしを守る車両に、訪れた子どもは「かっこいい」と喜び”乗車体験”などに行列ができ、乗車した様子を両親らが撮影していた。


 長野県建設業協会上小支部は、実際の工事現場で稼働する各種重機の写真、上田市防災支援協会は「令和元年東日本台風」の被害を受けた公共土木施設や災害復旧対応の様子の写真を展示。
 

 上田道と川の駅と長い交流がある静岡県静岡市清水区からも関係者が訪れ、非常食に役立つさまざまな缶詰を販売。

 

 清水区広報キャラクターの「シズラ」も登場した。
 

 ほかにも血管年齢の測定や交通安全関連の体験コーナーがあり「新型コロナ」に配慮してイベントの”ライブ配信”も行った。
 

 イベント開会式には、国土交通省から千曲川河川事務所の中根達人所長、長野国道事務所の小澤知幸所長、土屋陽一上田市長らが来賓で出席。

 小澤所長は20年前に上田道と川の駅の整備に携わった経験があり、思い出話もあった。
 

 イベントの上野義文実行委員長(上田道と川の駅おとぎの里 安全・安心部会長)は「皆さんの協力で3年ぶりに開催できた。関係機関や諸団体が連携協働し、安全・安心な地域づくりと健康推進し、コミュニケーションの醸成を図っている。コロナ禍でもできることを行い、多くの人と安全・安心の地域づくりについて意識の共有を図りたい」と話していた。

 

 

【安楽寺で船木さんのパフォーマンスを

見る参加者】

 

【大門通りでの写真展示を見る宮沢さん】

 

【鐘楼を舞台に植川さんの演奏で

山本さんがダンス】

 

【 飯塚さんのウェルカムダンスで開幕】

 

 「別所温泉をクリエイターのメッカに」―。

 上田市の別所温泉でこのほど3日間、「別所温泉芸術祭ZERO」が開かれた。

 

 長野県内外で活動する若手アーティストらが、同温泉の寺社仏閣やまちなかを舞台にダンス、音楽、写真展示、太鼓やライブペイント、ちんどんなどのパフォーマンスを繰り広げた。

 

 別所温泉旅館組合や実施団体などでつくる実行委員会が主催。

「コロナ禍に負けない、観光地の再起をかけた新たなスタート」として初めて開催。 

 

 同組合は、コロナの影響で観光客の減少に苦しんだ温泉地の活力を取り戻そうと新たなカタチを模索。

首都圏からほど近く、歴史や自然のあるコンパクトな温泉街であるなど"滞在制作"

や"創作活動"の場に適したこの地の特性を生かすべく、前年度にはクリエイターを誘致するモニターツアーも実施した。
 

 同組合の倉沢晴之介組合長(42)は「現代アートの息吹で別所温泉の新たな魅力を発信できれば。普通は会えない人との出会いもある。イベントや活動を通じ、新たに訪れる旅人やこの地で生活を営む人たちの創造と交流の場として盛り上げていきたい」と話す。


 北向観音堂の境内で行ったオープニングセレモニーでは、ディレクターでダンサー・振付家の山本裕さん(40)=東京=が出演アーティストを紹介。

 トークで各プログラムの魅力などを伝え「芸術祭を盛り上げていきたい。まちで見かけたら一緒に楽しんで」と呼びかけた。
 

 ダンサーの飯塚友浩さん(38)=東京=のウェルカムダンスで芸術祭が開幕。

カウボーイハットをかぶり、北向観音堂に一礼して登場すると、曲に合わせてタンバリンを叩きながら即興でダンス。

 「この場所で踊れる胸の高まりや衝動を表現して踊った。新しいことを起こそうとしている別所の人たちにパフォーミングアーツを選んでもらえてうれしい」と話した。


 山本さんは「温泉が好き。ここの空間は特殊で出会う人が魅力的。国内外のアーティストを呼んで、この地の風土や歴史に影響され、地域に喜んでもらえるような創造活動ができれば。新たな人の流れもつくりたい」と話していた。
 

◇  ◇
 

 北向観音大門通りでは、別所温泉の店と人を撮影した写真展示があった。

大門通りで土産店「諏訪商店」を営む宮沢稔さん(77)は、展示を見て「みんな商売している人たちで飾らない素朴な街並みが写っている。知り合いもいて、普段と違って見える。いいポーズで笑っている」と話した。
 

 北向観音鐘楼を舞台にしたパフォーマンスでは、植川縁さんの演奏で山本さんがダンス。

鐘楼から降り注ぐサクソフォンの音色に合わせて地上で踊り、クライマックスで鐘楼を駆け登って、奏者と鐘の間をダンスが錯綜する不思議な光景を創り出した。
 

 安楽寺園庭では、コンテンポラリーダンサーの船木こころさん(東京)が庭の空間で花とダンスのコラボレーション「gaku」を披露。

踊っていくうちに花の色彩が皮膚に付着し一体化していくパフォーマンスで、花びらを支える外側の萼(がく)をイメージ。「内と外が影響し合って次第に境界線が溶けていく様子」を表現した。

 地域(内)の人と来訪者(外)が影響し合い、彩りある未来を創り出すことを暗示しているようだった。
 

 踊りを見た松本市の渡辺せらさん(8)は「花の色がなんで体に付くんだろう」と不思議がっていた。
 

 このほか、古民家カフェでカナキティさんの舞踏。

 あいそめの湯で、音楽とダンスの「どうぶつ音楽会」。

 音楽隊と学生らが別所温泉エリアをパレードする「ちんどんバルーンパフォーマンス」。

 別所神社でメインパフォーマンス、和太鼓バンドGOCOO出演「Daichi no Kioku」や山本さん、バルーンデザイナーの神宮エミさん、画家の越ちひろさんらの総合コラボレーション「From ZERO」があった。