上田市はこのほど、サテライト市長室を丸子地域で行った。
丸子地域では、塩川地区地域づくりの会と、「深山古民家コンサート」を支援する会などとの懇談・視察した。
◆「塩川地区地域づくりの会」 歴史とロマン散策マップ

【塩川地区地域づくりの会】

【深山古民家コンサートを支える皆さんら(コンサートで使う帽子を被って)】
塩川地区地域づくりの会は、地区に散在する「宝」を洗い出して由来や魅力を伝える看板を制作、散策マップを作成、地域巡りのウォーキング大会などを、上田市わがまち魅力アップ応援事業を活用して行うために結成した会。
1年目の平成30年度は、石井鎮守の森などに史跡看板を設置、ウォーキングマップのための調査を始め、令和元年度には地区内案内看板を設置。
令和3年度でウォーキングマップ「塩川地域の歴史とロマンを感じる散策マップ」を作成。
土屋陽一市長は石井コミュニティセンターで懇談し、滝沢信幸会長らが、住民自治組織の丸子まちづくり会議・塩川地区会議の活動が契機で事業が始まった経過を説明。
ウォーキングマップは、塩川地域が広いため、3つのエリア「石井・狐塚」「南方・坂井・郷仕川原」「藤原田・ワイナリー」のコースを設定した。
「マップを全戸配布し、皆さんに喜んでもらえた。ワイナリーでは訪れた人がマップを持って行っている」。
「楽しく無理なく進め、深く自分の地域を知ることができ、自治会同士それぞれの良いところも分かり、私の財産となった」などの事業を行った感想を語った。
塩川小学校での活用など今後の話しも出た。
ほか、依田川・千曲川合流点で進むかわまちづくり事業への期待、提案ではごみの出し方についての改善方法の話しもあった。
◆「深山古民家コンサート」を支援する会「近所でプロの演奏楽しめる」
【ウクライナの民謡を披露する
藤原容子さん】
「深山古民家コンサート」を支援する会との懇談は、腰越深山公民館近く、コンサートを行っている藤原和夫さん宅で行った。
深山古民家コンサートは年5回のペースで、この9月23日で34回目。
藤原さんの妻、容子さんはコンサートで声楽ソプラノ。
東京音楽大学卒、ロシアサンクトペテルブルグ音楽院オペラ研修に参加、横浜市民広間演奏会会員。
長和町の「黒耀の里ハーモニーズ」の指導を行っている。
コンサートの契機は、義母がお世話になった地域への恩返しで、開催後に継続の要望あった。
音楽活動のつながりから、さまざまな音楽家が訪れ、音楽家からも好評だという。
コンサートのため、上田市わがまち魅力アップ応援事業を活用。
藤原さん宅では、コンサートを支えている近所から市外の人も含めて土屋市長を出迎えた。
懇談前に容子さんはウクライナの民謡を披露。支えている人からは「お手伝いしている者としてもとても楽しいコンサート。これからも続けてほしい」
「古民家での響きがすばらしい。近所でプロの演奏が楽しめてありがたい」と話す。
課題として、収益を目的とせず安価な入場料で継続するため、何らかの支援について要望があった。