【花岡市長(左から2人目から)慶祝状を受ける田中地区代表の金井さん夫婦】

 

 

 

 東御市はこのほど、サンテラスホールで「金婚祝賀式」を開催した。

金婚式を迎えた市内の夫婦に対して、慶祝状と記念品を贈呈した。

 今回の祝賀式の対象となったのは、昭和48年1月1日から12月31日までに結婚した夫婦で27組。

そのうち式には23組が出席した。

 

 花岡利夫市長は「皆さんが結婚された年、大学生だった。高度経済成長が終焉を迎えオイルショックによる物価高騰でたいへんな年だった記憶がある。この厳しい時代を2人で手を携え幾多の荒波を乗り越え半世紀。これからも2人で力を合わせ地域に良いお手本を示してほしい」と祝賀のあいさつ。
 

 この後、市内5地区を代表して5組の夫婦に花岡市長から慶祝状。唐澤光章東御市シニアクラブ連合会長から記念品が贈呈された。
 

 謝辞では、北御牧地区を代表して慶祝状を受けた青木英昭さんが「本日はありがとうございます。夫婦手を携え50年、妻は空気のような存在だが欠かすことのできない存在。人生100年時代を共に歩んでいきたい」と感謝のことばを述べた。


 祝賀式に出席した同市和の星野義政さん(74)一江さん(74)夫婦は「夫婦揃って健康で50年の節目を迎えられたことがこの上ない喜び。これからも健康第一で2人で歩んでいきたい」と話した。

 

 

【市立産婦人科病院】

 

 

 上田市は28日、市立産婦人科病院について、隣接する信州上田医療センターに集約するスケジュールを、市議会全員協議会で説明した。

 同産婦人科病院は、医師確保や分娩数減少で経営が問題になっており、令和5年度末までに医療機能を同医療センターに集約する。

 

 限られた医療資源を集約することで、上田地域の周産期医療提供体制を持続可能にさせるとしている。
 

 これまで信州上田医療センターとの再編・集約は、審議会やあり方研究会から答申、意見があった。

市民意見の募集も行い、昨年11月に方針を策定。

6月には地域周産期医療関係者等との懇談を行った。

信州上田医療センターの体制強化は、取り扱いが難しい症例などの受け入れ先として機能強化にもつながり、この地域でお産を希望する方の増加にもつながるという意見も出たという。

 8月には土屋陽一市長から信州上田医療センターに協力を依頼した。
 

 上田地域の出生数は、平成24年度から令和元年度の平均減少率から推計して、令和10年には令和元年から229人減少の1071人になるとされている。

 現在の分娩数は、民間クリニック等で約460件、信州上田医療センター約500件、市立産婦人科病院約300件。

分娩減少から、信州上田医療センターを約700件対応に強化するため、必要な支援を検討する。
 

 市立産婦人科病院の今後の予定は、令和4年度末の来年3月で分娩を中止し、分娩を信州上田医療センターに集約。

令和5年度・来年4月からは婦人科診療、妊婦健診、産前産後ケアなどの外来診療のみにする。

 令和6年3月に「医療機能」も信州上田医療センターに集約し、令和5年度末で閉院する計画。
 

◆信州上田医療センターの機能強化のため

 ・分娩室増設や新生児集中治療室、新生児室の拡張などの「病床改修や医療機材など購入への支援」

 ・地域のバックアップ病院として存続するための運営費

 ・電子カルテなど通信システムの経費―などの支援が必要になるという。

 

 

 

 

 東御市は、10月1日から「オミクロン株対応ワクチン」の追加接種を市内医療機関と市総合福祉センターで開始する。

 なお、福祉センターは土曜日午前を基本として実施する。
 

 接種対象者は、60歳以上か12~59歳の基礎疾患がある者又は重症化リスクが高いと医師が認める者、医療従事者又は高齢者施設などの従事者。

また12~59歳で3、4回目未接種者や4回目接種から5カ月を経過した60歳以上、12~59歳の基礎疾患のある者又は重症化リスクが高いと医師が認める者や医療従事者又は高齢者施設などの従事者も対象となる。
 

 予約や詳細は、平日午前9時から午後5時に(電話)0570・000・518 (コールセンター)か市ホームページ、LINE公式アカウントへ。

 

 

 なお、同日から5~11歳の小児の接種の3回目の追加接種も、土曜日午後に市総合福祉センターで開始する。

 こちらは上田市、長和町、青木村、坂城町居住者も受付可能。

 受付や相談は、居住地のワクチン接種担当かコールセンターまで。

 

 

 

 上田市は、地域固有の歴史や伝統を反映した活動と、その舞台となる建物やまちを維持・向上させ、後世に継承するための計画「上田市歴史的風致維持向上計画」案を公表し、10月16日まで市民からの意見募集を行っている。

 

 計画は「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」によるもの。

計画が国に認定されることで、財政的、技術的支援を受けることができる。


 計画の対象期間は令和5年度から14年度の10年間(必要に応じて見直し)。

計画による事業を進めることで、郷土の歴史文化への誇りを醸成し、住み続けたいと思えるまちの魅力を高め、交流人口を増大させ、市の活性化を目指す。
 

★計画で取り上げる「歴史的風致」は

 ▽城下町と周辺集落の祭礼・行事

 ▽塩田地域のため池群と神社仏閣

 ▽信濃国分寺

 ▽丸子温泉郷の営みと例祭

 ▽真田地域の集落の祭礼

 ▽武石地域の祭礼ーの6項目。
 

 重点区域として「城下町・北国街道西部区域」を設定。

 ・上田城跡櫓復元や武者溜まり整備 

 ・上田映劇の調査と有形文化財登録検討、無電柱化事業

 ・歴史的建造物調査

 ・景観形成事業ーなど複数の事業を実施。
 

 市全域では

 ・指定文化財等防災設備設置推進

 ・重要文化財等修復補助

 ・養蚕家屋などの空き家の情報提供と利用促進

 ・無形民俗文化財後継者育成補助など、

 さまざまな事業を盛り込んでいる。


 詳細は、市ホームページや都市計画課や生涯学習・文化財課窓口、各地域自治センターなどで閲覧できる。

 

 

 

 意見が提出できるのは、上田市に在住、通勤、通学、事業活動などをしている人や法人・団体。

 提出方法は、都市計画課や生涯学習・文化財課窓口か、郵送、電子メール、FAX。
 問い合わせ(電話)0268・23・5127(都市計画課)

 (電話)0268・23・6362(生涯学習・文化財課)

 

 

 

 

 9月上田市議会定例会は28日、同日追加の一般会計補正予算案など議案の可決や決算認定を行い閉会した。


 人事では、任期満了に伴う人権擁護委員の推薦に、新しく東五加自治会長の要貴文氏(65)=上田市五加=、市職員の久保田荘司氏(61)=上田市長瀬=、商店勤務の中村みかり氏(57)=上田市東内=、上田市東御市真田共有財産組合副組合長の渋沢俊道氏(67)=上田市真田町長=、元小学校長の宮原美恵氏(64)=上田市真田町本原=の5人と、再任で野田淳子氏(59)=上田市小泉=の計6人を適任とした。


 上田道と川の駅交流センターの施設の条例抵触に関した問題で、市長の責任として給与10月の1カ月間、給与月額100分の5に相当する額を減給する条例一部改正などの7条例の一部改正を可決。
 

 令和3年度一般会計決算特別委員会(西沢逸郎委員長)から、決算認定の付帯意見として

 ▽市指定管理施設の管理運営問題で条例等に抵触した状態が長期に及んだことから、内部統制を高めるための基本方針策定と体制整備を進めること

 ▽未利用土地の一元管理と利活用を促進すること

 ▽基金の中には市町村合併以降、一度も取り崩していない基金があり、財政上の課題で寄付者の意向にも沿わないことから、活用方法を検討すること―とした。
 

 産業水道委員会の斉藤達也委員長から提出の「森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書」は

 譲与基準が私有林人工林面積(10分の5)、林業就業者数(10分の2)、人口(10分の3)で算定されるため、人口の多い都市部に配分が多くなり、森林整備に使われていないなどの問題が指摘され、必要な地方自治体に適正な配分が行われず、森林整備の促進につながらない懸念があるとし、国に対して見直しを求めるもの。
 

 陳情では「地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する陳情」は継続審査。

 「少人数学級推進のための教育予算の確保」・「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める陳情は不採択に。

 「へき地教育振興法に鑑み、へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める陳情は、不採択となった。

 

 

 

【懐古園でイベントをPRする

小諸高校と小諸商業高校の生徒会役員】

 

 

 

 小諸商工会議所は10月2日、小諸の謎解きゲーム「難攻不落の穴城と500年の謎2」を小諸城址懐古園と大手門公園で行う。

 対象は市内小中学生で、参加無料。

先着200人。


 小諸に関するクイズを通じて、小諸城の秘密を探るイベント。

大手門で受付後、各地に散りばめられた複数のクイズを解き、最終的な答えを導きだす。

 参加者には景品が用意されている。
 

 クイズ制作は、小諸高校と小諸商業高校の生徒会役員。

事前に懐古園を調査し、史実やとんち要素を盛り込んだクイズを作った。
 

 小諸高校生徒会の小林あやの会長(3年)=東御市=、名取朋哉副会長(2年)=佐久市=、根岸悠希副会長(3年)=東御市=は「懐古園内のいろいろなスポットを巡回することで解けるようなクイズを作った」。


 小諸商業高校生徒会の岩下愛美会長(3年)=東御市=、田中凜副会長(3年)=佐久市=、小林太副会長(3年)=小諸市=は「難しいクイズができた。みんなで悩みながら、楽しんで解いてほしい」。
 

◇  ◇
 

 このイベントは昨年初めて開催。

コロナ禍以降、祭りや行事の中止が相次ぐ中、子どもたちの思い出作りのイベントとして発案された。

他の地域でも人気がある、探索要素を盛り込んでいる。
 

 昨年は、中止となった市民まつりの代替イベントの一つとして、市民まつり実行委員会が主催。

今回は、昨年から携わっている小諸商工会議所が主催者となり、恒例イベント「信州小諸ふーどまつり」と同時開催する。


 小諸商工会議所の塩川秀忠副会頭は「今回、統合に向けた協議が進む市内高校にも関わってもらった。両校の協働作業の場を作るとともに、出題者と参加者の郷土愛が深まるきっかけになれば。今後も継続するイベントにしたい」と話した。
 

 時間は、午前10時から午後3時。

1人1回限り、小学生以下は保護者同伴。

 問い合わせ(電話)0267・22・3355(商工会議所内事務局)

 

 

 

 小諸市議会9月定例会は27日、この日追加された一般会計補正予算案などを可決して閉会した。


 追加の一般会計補正予算は歳入歳出の総額にそれぞれ4億7500万円を追加し、補正後の総額をそれぞれ188億3200万円とするもの。

 

◆主な内容は

 ・国の住民税非課税世帯に対する給付金

 ・「新型コロナウイルス感染症」オミクロン株対応などに伴うワクチン接種事業。


 また、任期満了に伴う人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める諮問では、1期目の丸山直子氏(耳取)の再任に同意。

 2期目の任期は、令和5年1月1日から3年間。
 

 任期満了に伴う小諸市教育委員任命の同意を求める議案では、1期目の田中隆之氏(古城)の再任に同意。

 2期目の任期は、令和4年10月9日から4年間。
 

 

【会場で写真を説明する竹澤さん。赤飯の粒のようなピンクの花「アカマンマ」が咲き、トチの実を集めるニホンリス】

 

【飛翔するフクロウ(左)、トラ模様のトラフズク】

 

 

 

 

 小諸市の小諸高原美術館で10月5日まで、竹澤久夫写真展「森での出会い」が開かれている。

 小諸や上田など県内の山里に生きるリスやフクロウ、カモシカなどと心通わせ”動物たちが見せる一瞬の表情”を、捉えた臨場感あふれる写真約40点を一堂に展示した。


 竹澤さん(76)は、小諸市在住の写真家。地元では初の個展となる。

 昭和49年、浅間山で偶然出会ったカモシカの撮影をきっかけに写真にのめり込んだ。

 15年間、カモシカを追った。

その後は、四季折々の森で小動物や鳥、昆虫を撮り続ける。

国内の数々の写真コンテストで入賞。

 昨年、フクロウやニホンリスの写真集を初出版した。


 会場には、カモシカを追った当時愛用したNikonのカメラと1200㎜のレンズも展示。

 「このレンズは県内でも2、3本しかないと思う。谷をはさんで向こう側の谷をこれで狙った。昼間からストロボに慣れさせて、夜にたいても動かないでくれた。信頼関係ができていた」と当時を振り返る。
 

 新作のチョウセンシマリスのシリーズは美ヶ原で撮った。

 「仲間が撮ったのを見て小さくてあまりにもかわいかったので会いたくなり、食性を調べて、ドングリ林で探した。谷でコマドリがさえずって『こっちおいで』と言ってるような気がして、行ったらシマリスに出会えた」と話す。
 

 ニホンリスのシリーズやモリフクロウの子育てなどの写真のほか、昆虫写真もある。

 会場ではポストカードや写真集、写真の販売もしている。

 「好きだからこそ出会える。強く思って発信することで、そういう場面に不思議と出会える」。

 「毎日会場にいるので、ぜひ見に来て」と話した。


 写真展は入場無料、月曜休館。