【ウグイの稚魚をそっと川に放す児童】

 

 

【ウグイの稚魚】

 

 上小漁業協同組合(北條作美組合長)はこのほど、児童を対象とした「ウグイの放流体験」を行った。


 東御市立祢津小学校の4年1組と2組の児童47人が学校近くを流れる所沢川で、5月に孵化し体長6㎝ほどに成長したウグイの稚魚を放流した。

児童は、ウグイを入れたバケツを川面に近づけ、そ~っと流れに放した。
 

 ウグイは、県水産試験場佐久支場が飼育した稚魚で、この日は約10㎏を放流した。
 

 佐野綸那さんは「ウグイの稚魚は初めて見たけど、とてもかわいかった。元気に育って大きくなった姿を見てみたい」。
 

 畑中咲稀さんは「これからもここで元気に過ごしてほしい。身近にある川を大事にしていきたいです」と話していた。
 

 北條組合長(74)は「私たちが子どものころは川はかっこうの遊び場だった。今の子どもたちも自然に親しみ、川の魅力や危険を知ってほしい」と期待する。
 

 同漁協は今年、千曲川や依田川など管内の5河川に合わせて55㎏のウグイの稚魚を放流する。

 

 

【肖像画の除幕式】

 

 青木村出身で東急グループの礎を築いた五島慶太(1882~1959年)の肖像画が9日から、五島慶太未来創造館で展示が始まった。

 同館で開催中の「東急グループ軌跡と未来 TOKYU百年絵巻特別企画展」の展示品として、東京都の公益財団法人五島美術館から無償貸与された。

 

 肖像画は、油彩画で洋画家の弦田英太郎(1920~2014年)の作品。

当初は東急電鉄本社の会議室に飾られていたが、後に五島が集めた古美術品を所蔵する同美術館に収められ、倉庫にしまわれていたという。


 この日は除幕式があり、北村政夫村長や五島美術館を運営する公益財団法人の巴政雄理事長らが出席。

 

 巴理事長は「この絵はこの青木村にあることが大事なことであり、里帰りさせることができてうれしい」などと話した。
 

 特別企画展は、この日からシーズン2として絵巻を展示替えし「世界へ、未来へ(未来編)」2巻。

 「TRAIN HISTORY(電車編)」8巻を展示しているほか、渋谷駅解体工事で発見された玉川線レールを「キセキのレール」として展示している。
 

 シーズン2は、12月28日まで。

 開館時間は午前9時~午後5時。

 入館料無料。

 月曜日と祝日の翌日は休館。

 (電話)0268・49・0303

 

 

【予算編成会議】

 

 上田市は12日、令和5年度の当初予算編成方針を発表した。

 

 基本方針は、市民にとって暮らしやすい、持続可能な魅力ある社会の実現に向けた取り組みの推進。

 ・デジタル技術の活用

 ・市民ニーズの的確な把握

 ・地域資源を活用する地域創生への取り組みーなど。

 -このために限られた財源を効率的・効果的に配分し、健全財政と両立を図るとしている。


 総合計画や市長公約などから、財源を重点的に配分する6分野「アフターコロナ時代を見据えた持続可能な魅力あるまちづくり」として
 ◇生涯現役で活躍できる上田の実現に向けた健康・福祉の増進。

 感染症対策、地域医療の充実、健康づくり事業など。
 

 ◇子ども・子育て・教育支援、未来を担う人づくり。

 子どもの医療費無料化、子育て・教育環境の整備、結婚支援など。
 

 ◇市民が主役のまちづくり、魅力ある地域づくりの推進。

 地域内分権、交流・定住施策の推進、スマートシティ化推進など。
 

 ◇SDGsの推進と循環型社会の形成及び地球温暖化防止対策。

 資源循環型施設建設に向けた取組、再生可能エネルギーの利活用、ゼロカーボンシティ推進など。


 ◇安全・安心に暮らせるまちづくり

  インフラの更新・長寿命化、公共交通の活性化、防災・減災対策など。


 ◇産業振興と地域経済の活性化。

 中小企業対策、雇用対策、起業支援など。
 

 今回の予算要求では、物価高騰などを考慮。

予算額を前年度から数パーセントカットする「シーリング」は求めず、令和4年度当初一次経費額を上限とした。
 

 新しく取り組む政策を先に決め、そのための財源のために、既存事業に優先順位をつけて廃止する「ビルド&スクラップ」を進めるとした。
 

 予算編成会議で、土屋陽一市長は「全事業を対象に、事業のビルド&スクラップを積極的に行っていただきたい。時代に沿った事業を行うため、現在の事業を見直すしかない。財源確保につながる国の動向に留意して活用してもらいたい。デジタル化と地方活性化のため3つの交付金が再編創設される。持続可能なまちづくりの視点に立って予算要求してもらいたい。市町村合併にともなう特例措置が令和3年度に終了し、交付税額が減少していることを意識してほしい。広い視野で施策の検討を」と語った。

 

 

 

【「湖畔」(左)などを展示した

成澤さん】

 

 

【犬や猫を描いた小品】

 

 

 上田市常磐城の水墨画家、成澤聖空さん(45)は同市御嶽堂の喫茶リバーサイドで個展を開いている。
 犬や猫、虎など動物の小品を中心に、ここ1年の間に描いた10点を展示。

風景画の「湖畔」=30号=は「コーヒーを飲みながら、喫茶店の窓から景色を見るように作品を楽しんでほしい」と店のテーブル席から見やすいよう低い位置に飾った。
 

 成澤さんは「風景は水墨画のさまざまな技術が詰まった題材。間近で細部まで鑑賞していただきたい」と話す。
 

 成澤さんは、水墨画を扱った映画が21日に全国公開されるとし「たくさんの人に水墨画に興味を持ってもらえるきっかけになれば。若い人にもぜひ挑戦してほしい。描くことで初めて気づくことも多いはずです」と期待を寄せる。


 県水墨画協会副会長、時和水墨画会主宰。
 30日まで。

 展示時間は午前10時から午後5時。

 木曜日定休。

 (電話)0268・43・1222(同店)

 

 

 

【小中学校の教員らが制作した

作品が並ぶ】

 

【書や水墨画】

 

 

 

 

 

 

 第14回「教職員作品展」は上田市大手2、上小教育会館2階の石井鶴三美術資料室で開いている。
 上小美術教育研究会が主催。  

 小中学校教諭やOBら17人が洋画や水墨画、書など24点を展示した。
 

 同研究会の会長、宮下聡・和小学校長(57)は、長野県展入賞作品の洋画「待春」などを展示。

10年ほど前から公募展への挑戦を続けているといい「子どもを指導するにあたり自分もブラッシュアップし、表現する感覚を研ぎ澄ませていたい。絵に取り組むようになって、子どもに心を寄せて話せるようになったと感じる」という。
 

 洋画「connection」などを並べた同展発起人の小林幸雄さん(70)は「作品で自分の思いを表現している。時間を忘れて制作していると生きているという感じがします」と話す。
 

 21日まで。

 入場無料。

 展示時間は、午前9時から午後4時半まで。

 土、日曜日は午後4時まで。
 (電話)0268・23・1151(上小教育会館)

 

 

 

 

 

 上田市は、公立大学法人・長野大学の令和5年度から10年度まで6年間の事業運営の指針となる第2期「中期目標」案を公表した。

 市民から意見を募集するパブリックコメントを、15日まで行っている。
 

 第2期「中期目標」案で、第1期との主な違いは、この期間内に新学部などの大学組織の再編を行うとしていること。

◆そのほかに

 ▽(前文第2期「中期目標」案)自律的かつガバナンスを強化した大学運営を推進

 ▽(教育の目標)予測困難な時代にあっても、学生が自律的な学修者となる

 ▽大学院教育に関する目標

 ▽(教育の実施体制)学生に質の高い教育を保証し、更なる質の向上を図るため、多元的に学修成果や教育成果を把握及び可視化する

 ▽新学部の設置等の教育研究組織の見直しに関する目標

 ▽社会のニーズを踏まえ、入学者選抜を見直す

 ▽(研究)外部資金を獲得しながら、学術研究の質を高め、地域や産業界等のニーズに対応した研究に取り組む

 ▽研究成果の公表と地域への還元に関する目標

 ▽(事務効率化など)男女共同参画や働き方改革を推進し、ワークライフバランスの確保を図る

 ▽SDGs達成に向けた取組を推進―など。
 

 詳細内容は、上田市のホームページに掲載。

 

 

 

 

 本庁舎の学園都市推進室などでも公表している。

 意見を提出できるのは、上田市内に居住、通勤、通学、事業活動などを行っている人。

 意見提出はFAX、電子メールなど。

 

 

【稲刈りをするホテルスタッフ】

 

【稲架掛けも体験】

 

 

【眞島組合長からのプレゼント。ターンさん(中央)とマーシャルさん(右)】

 

【バインダー稲刈り】

 

 東京都の国際的ホテルチェーン・ヒルトン東京では、料理に長野県オリジナル米「風さやか」を使用している。

 上田市で、稲作体験も続けている。

 このほど、上田市長瀬の水田に17人が訪れ、稲刈りを体験し、昼食による地元との交流も楽しんだ。

 

 ヒルトン東京の栽培体験は2017年から「コロナ禍」で来られないこともあった。

 しかし、今回は、ホテルマネージャーのターン・エンバースさん、総料理長のマーシャル・ディフォさんらが訪れた。

 

 体験の受け容れ入れは長瀬の小相澤隆幸さんが自宅隣の水田を使用。

体験や昼食のために、北澤商会、大桂商店、信州上田奏龍の会、JA信州うえだ、上田市などが協力。

都市農村交流や、農産物の流通拡大、上田の農産物PRなどに役立っている。
 

 小相澤さんらの指導で、2枚約300㎡の水田の1枚を手刈り、もう1枚を稲刈り機で行い、天日干しの稲架掛けも体験。

 何度も体験に訪れている人もあって、以前より早くて上手に作業が進んだ。

 

 体験についてターンさんは「2017年から始めて、ローカルな皆さんと交流できてうれしい。このプロジェクトを長く続けたい。稲作の体験のないスタッフと一緒にできることもうれしく、誇りに思う。普段の仕事に生かせる」。

 「風さやか」についてマーシャルさんは「クオリティも高く、ごはんの評判がよい。おいしくいただいている」と話していた。JA信州うえだの眞島実組合長も訪れ、「風さやか」とリンゴ・秋映をプレゼント。
 

 昼食は、信州太郎ぽーくのローストや、きのこの炊き込みごはん、特製の豚汁、ブロッコリーなど”上田の食材”を、ふんだんに使った特別な料理となった。
 

 小相澤さんは「農協を通じて風さやかを使ってもらっている。交流を長く続けたい」と話していた。

 

 

【にぎやかに作品が並ぶ華道協会展】

 

 

 

 「第26回 上田華道協会展」は17日まで、上田市材木町の市中央公民館3階で開いている。

 

 上田地域の華道16流派が一堂に作品を展示。

16日に作品を入れ替え、合わせて154点を展示する。
 秋を感じる華やかな作品が並ぶ。

 「コロナ禍」で、3年ぶりの開催。

 

 会長の矢幡淳子さん(同市本郷)は「(感染対策で)お稽古も制約されたが作品には会員の熱意が表れており、力が入っている。ゆったりとご覧いただきたい」と来場を呼びかける。

 

 白いガラスの花器にユーカリやユリ、オンシジュームなどをたっぷりと生けた副会長で、同市岩下の長谷川美年子さんは「華道は作品が残らないので、次々に新しい挑戦ができる良さがある。その緊張感が好きです」。


 同じく副会長で、同市富士山林美子さんは「身近な草花を飾るだけでも気持ちにゆとりが持てる。花に相対していると元気をもらえます」と話していた。
 

 入場無料。

 開場は午前10時から。

 15日は午後2時まで。

 16日は午後5時まで。

 17日は午後4時まで。