昨年秋まではふつーだった父ですが、
その後病気が分かり、
それに伴い病名が増え
病状がどんどん悪化し
今では自宅で酸素吸入に導尿で
寝たきりに近い状況に。
いつ何が起きてもおかしくないと
言われています。
特に2週間前は歩いていたし
自分のことは自分でしていたので
この最近の変化にびっくり・・・
ちょっと気持ちがついていけていません。
過去、
父とはあまり関係が良くなかった私。
大学生まで一緒の家に住んでいたのに、
「おはよう」とか「ただいま」とか
お互い挨拶すらしていませんでした。
30歳過ぎてIRMをはじめ
感情に向き合い出してわかったこと。
私は父の「無関心」さが
すごくすごく寂しかった。
元々無口だし、
耳も悪いからしょうがない。
と、頭ではわかっていました。
でも、
私に話しかけてくれない。
私が話しかけた時も反応が良くない。
お誕生日プレゼントあげても
ありがとうの言葉もないことがあったり。
結婚前の顔合わせの食事会で、
私の話はしないで弟の話ばかり。
全然気づいてなかったけど、
本当は物心ついた時から
すごくすごく寂しかった。
ただ、そんな父を
「鏡として観る」
という視点を得て考えてみた時
ああ、私は父がしてくれないこと
ばかりに意識を向けていたけど、
「私こそ父に無関心だった!」
と気づくことができました。
そう気づいてから振り返ってみると
父にしてもらったことは
ものすごくたくさんあって。
私は父と仲良く話せないことで
父は私に関心がないんだ
と思っていたけれど、
関心がなかったらできないことばっかり
してもらっていて。
父からたくさん与えてもらっていたことが
よく分かりました。
私が父に無関心だったからこそ
父が私に無関心だと感じていたんだと
腑に落ちました。
それから父に話しかける抵抗感がなくなり
父から私に話しかけてくれることが増えました。
それから13年。
もう今は父の話していることを
聞き取るのがやっとだし
耳がほとんど聞こえてないから
私が話していることもよくわかってない。
でも父に対しての否定的な思いが
浄化できていたおかげで
そういう表面的なことは
ほとんど気にならない。
話しが通じるとか
そういう表面的な部分じゃないところで
繋がれている感覚がある。
13年前、
夫との間で感じた孤独の感情を入り口に
父との関係に向き合うことができて、
それをきっかけに
結婚して5年間できなかった子どもを
授かることにもつながりました。
向き合ってなかったら
今の状況で
父に対していろんな感情が
渦巻いていただろうし
もし亡くなってしまった時には
すごく後悔していたと思います。
親子関係って向き合うのが
大変なことが多いのだけど、
親って自分の存在の大元だから
親との関係は自己肯定感に
深く関わっていると思うんです。
だからこそ、
親との拗らせた関係や
孤独や怒りや恨みなどの感情は
丁寧に浄化していくことを
おすすめしているし
(もう亡くなっていても、
記憶の中の親に対しての感情に
向き合い浄化することができます)
そういうサポートを
これからも続けていきたいです。
IRM認定トレーナー
奥山リエ子
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