「ぼくの命は言葉とともにある」福島智・著 | 感情は魂からのメッセージ

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感情のコントロールとなりたい自分への最短メソッド【IRM感情科学プログラム】

こんにちは(^^)

 

奥山リエ子です。

 

 

今日は、とても感動した本を

紹介させてください。

 

 

 

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「ぼくの命は言葉とともにある」 福島智・著

 

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著者の福島さんは、

 

3歳で右目、9歳で左目を失明。

 

14歳で右耳、18歳で左耳の聴力を失う。

 

全盲ろうにして世界初の大学教授になった方です。

 

 

 

 

私は目が見えて、耳が聞こえることで、

 

世界をわかった気になっているけど、

 

全くの勘違いだったと気づかされました。

 

 

 

 

たくさん心に響いた箇所はあったのですが、

 

その中から一つ、紹介させてください。

 

 

 

 

自分の存在について、

 

「我思う、故に我在り

(われおもう、ゆえにわれあり)」

 

このデカルトの命題はとても有名ですね。

 

 

 

でも、これだけでは、福島さんの実感としては

足りないそうなのです。

 

 

 

「考えている」ということと、

 

その思考行為を行なっている

「自分」という存在が、

 

そのまま自動的に接続されている

 

という発想に違和感を覚えたそうです。

 

 

 

著書にはこう書かれています。

 

 

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つまり、私の体験からいえば、自分の中で

何かを考えているだけでは、自分自身の存

在を実感できないということです。

 

「考えている」という行為を自覚すること

は確かに自分一人でもできるかもしれません。

 

しかし、外界と認知的に遮断された世界で

ずっと考えていると、だんだん「考える主

体」であるはずの自分がどこにいるのか、

自分とは一体なんなのかが曖昧になってき

て、わからなくなってきます。少なくとも

私の体験ではそうでした。

 

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そして、自分を実感できた方法についても

書かれています。

 

 

 

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その真空に浮かんだ私をつなぎとめ、確か

に存在していると実感させてくれるのが他

者の存在であり、他者とのコミュニケーシ

ョンです。

 

つまり、他者に対して照射されそこから反

射して戻ってくる「コミュニケーションと

いう光」を受け止めることによって初めて

自分の存在を実感することができる。

 

他者とのかかわりが自分の存在を確かめる

唯一の方法だ、ということです。

 

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「思っている・考えている」自分だけじゃ

 

自分の存在は実感できない。

 

他者とのコミュニケーションを通してのみ

 

自分を実感することができる。

 

 

 

・・ということ。

 

 

 

 

人とのコミュニケーションが

 

幸福感に大きな影響を及ぼすことは

 

データから知っていたし、

 

実感も大きかったのですが、

 

 

 

この本から、人とのコミュニケーションの

 

本質を知ることができ、

 

どれほど大事なことなのかがわかりました。

 

 

 

もっとひとつひとつのコミュニケーションを

 

大事にしていきたいと心に誓いました。

 

 

 

 

そして、

 

 

 

これは少し深い話なので、

 

難しく感じる方もいるかもしれませんが、

 

 

 

人間関係、コミュニケーションの問題に

 

IRMで深く深く向き合っていくと、

 

 

「他人はいない(全て自分)」

 

「他人しかいない(すべて他人)」という

 

 

観念的には相反する二項対立の壁を超えて、

 

“つながる(ワンネス)”

 

という実感を得られます。

 

 

 

これは例えるなら

 

リンゴの身と皮の間にあると言われている

 

栄養のようなもので、

 

確かにあるけど、

 

どこと言われても言えないところを

 

実感できるようなものと教えられました。 

 

 

 

 

私は、本や、幸田先生の話という

 

「知識」を入り口に、

 

この実感を求めていきました。

 

 

 

でも、福島さんはご自分の実感から入り、

 

考えることを通して、これを

 

「他者とのコミュニケーションを通してのみ

自分を実感することができる」

 

という言葉で表現されてるのでは?

 

と感じたのです。

 

凄すぎると思いました。

 

 

 

 

実はこの本は、9/16の

<人生のシナリオライター講座>の最後に

幸田先生から紹介があったものです。

 

 

講座では、この本の内容にも繋がる

とても興味深いお話があったので、

次回、シェアさせてもらおうと思います(^^)

 

 

 

そして、今日ご紹介した内容以外にも、

この本にはたくさんたくさん

素晴らしいお話がありました。

 

ぜひ読んでみてくださいね(^^)

 

 

 

最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。

 

 

IRM感情科学プログラム
認定インストラクター
奥山リエ子

 

 

 

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