おはようございます。
IRM認定インストラクターの奥山リエ子です。
3回連続でタイトルが「自由」になってしまいました(^-^;
↑日曜日の第９回目の哲学カフェ。
テーマは「自由」にしました。
私が、「自由」って何？と言われても、まだまだよくわからない。
でも確実にどんどん自由になっている感じはする。
制約・束縛からどんどん解放されている。
なので考えてみたいな・・と思って。
でも、自分で考えてみればみるほど、「？」が増えていく。
８名で自由について、話しました(^^)
ひとりひとりそれぞれ違ってとても面白かったです。
ご参加いただきましたみなさま、本当に有り難うございました！
今日は、哲学カフェのことというよりは、
そこではほとんど触れなかったこと・IRM的な哲学を書こうと思います。
辞書で調べてみると
【自由】一般的には，心のままであること，
あるいは外的束縛や強制がないことを意味する。
哲学上は，人間が行為する際に一つの対象を必然的に追求するのではなく，
それ以外の対象をも選びうる能力をいう。
うんうん、書いてあることは理解できる。
私が自由の本質ってなんだろう？など考えるようになったのは、
確実にIRMの影響はあって、
幸田先生曰く、
あまり「自由」という言葉は使わないようにしている。
それは、勘違いしやすい。
わかった気になりやすいから。
そして、自由＝デタラメになりやすい。
このデタラメ！？がガツンときたんです。
自由のイメージ・・・
好きな時間に起きてきて、
好きなものを好きなだけ食べて
思ったことをそのまま表現できて
欲しいものには我慢せずお金を使って
気の向くままに時間を使い・・・
なんてあったりしませんか？
それって本当に自由なのか・・・？
人に迷惑かけるかけないとかの問題ではなく。
「デタラメ」と違うということは、「システム・秩序」があるのかな？
そう、「自由」に関して私が心に残っているのは、
禅の曹洞宗の大本山永平寺の、日本一厳しいと言われる修行のお話です。
ここでは、
食事を頂く作法、トイレの作法、歩き方、立ち方、
部屋へ入る作法、寝る作法、咳やくしゃみの仕方まで、
日常生活すべてにおいて事細かに決められていて、
さらに朝起きてから寝るまでの全ての行動が、
分刻みで決まっているそうです。
それが600年続いている。
で、そのすごい制限の中で、いかに自由を感じるか？
ということなのだそうです。
本当に自由を感じるには、制限されないと分からない。
先生から聞いたのは、
全員が全く同じことをやっている中で違いが出てくる。
それを個性という。
みんな違うことやっていたらそれはわからない。
何十人同じことをやる中ででてくるものを、個性。
修行していると、自分の個性が体験できる。
この見えてきた「個性」が、
その人にとっての「自由」の実感に繋がっていくのだろうと思いました。
不自由な中にこそ、自由を生きられる。
自由が何たるかがわかる。
その自由って何だろう？
を私は求めたくなりました。
（永平寺で修行をして求めることはないですが・・）
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自由とは、
自らを由とする。
すなわち、その人の存在意義のこと。
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（※由（よし）：理由のこと）
これはIRMをつくった幸田先生の言葉です。
これが本当に自分の実感をもとに分かるようになりたいなあと。
私は今回の哲学カフェを通して思いました(^^)
あなたにとって、自由とはなんでしょうか？
IRM認定インストラクター
奥山リエ子
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