おはようございます!
奥山リエ子です。
前回、
では、
◯まず、自分の一瞬の反応と感情に気づくこと
◯ネガティブ感情のまま相手に思いをぶつけない
◯相手の思いを一旦受けとめること
(受け入れなくてもいい)
ことが、人と良好なコミュニケーションを
とるのにまず最初に
(感情学修する以前にの考え方として)
大事ですってことを書きました。
注)がまんすることをすすめている
のではなくって、
ネガティブな感情の外に出ること。
そうすると感情を浄化できていなくても
だいぶ違うのです。
でも、相手に思いをぶつけられない、
感情を出せないことで
苦しい方もいると思います。
そういう方は
◯まず、自分の一瞬の反応と感情に気づくこと
◯相手の思いを一旦受けとめること
(受け入れなくてもいい)
これは当てはまらないのでしょうか?
答えはNOです。
どんなときでも、
◯自分の反応と感情に気づけるようになることは、
感情に振り回されないでコントロールできたり
さらには楽しめるようになるために
とっても重要です。
言葉や態度に出さなければ、
感情に振り回されていない
と思われている方もいたのですが、
例えば、人から言われたことに対して、
言い返さないけど、
頭の中では反論がぐるぐる、
怒りでも、不安でも、嫉妬でも、
感情にとらわれて、感情の中にいるときは
振り回されていると言っていいと思います。
感情の中にいて、振り回されているのは、
台風を体験している感じってよく言います。
感情に気づいた後俯瞰できている状態は、
台風の上空の風のないところで
「ああ、台風だな~」って、見ていること。
「ああ、私怒ってるな~」と同じです。
(ここまでは最初からはちょっと
難しいかもしれません)
で、相手が言ったことに対しての
ネガティブな感情にとらわれていたら、
相手の思いを一旦受けとめることは
できないんです。
もしかしたら、全然そう思ってなくても
表面的に「わかったよ」「そうだよね」
とかいって、その場はOK、
相手も分かってくれたかと思うかもしれませんが
それって、全然自分にとっては
◯相手の思いを一旦受けとめること
にはなっていません。
相手がどう思ったかではなくって、
自分の意識が重要なんですね。
前回の最後に、
自分自身の気持ちを受けとめることが
苦手な方は、
人の気持ちを受けとめるのも
苦手なことが多いです。
と書きました。
これは実はちょっと控えめに書いたのですが、
実際は、
自分自身の気持ちを受けとめられない人は、
それに比例して
人の気持ちも受けとめられない。
なんです。
現実(他人)が鏡であって、
自分の内面の100%投影
だというのはそういうことです。
本当に私が痛い目に何度もあって
実感しています。
本当は凄く悲しいのに、
それを感じないようにしてしまうとか。
逆に本当は嬉しいのに、
こんなことで喜んじゃダメ!
って言い聞かせたりとか。
こういう仕事してみたいなあ・・と思った瞬間、
そんなの無理に決まってるでしょ!
という心の声でワクワクが一瞬にして
なくなるとか。
相手に思いをぶつけられない、
感情を出せないという方は特に、
こういう傾向もあると思います。
本当の意味で人の気持ちを
受けとめられるようになるために。
そして何よりも大事な自分の気持ちを
受けとめられるようになるために。
まずはしっかり自分の感情に気づいて、
ああ、私はこんなふうに感じているんだ!
それをしっかり感じていきませんか。
それが、感情学修の入り口になります。
入り口に立つことで、出口ができます。
更に根本的な改善のための内容を書くと
先週書いたのですが、
根本解決の入り口の話でした。
まだこれに関しては伝えたいことがあるので、
また続けて書こうと思っています。
ここまでお読みくださいまして
ありがとうございました!
今日もあなたにとって
最高の1日でありますように^^
心よりお祈りしています。
IRM認定インストラクター
奥山リエ子