■自己肯定感を得る自己観察のコツ⑤ | 感情は魂からのメッセージ

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感情のコントロールとなりたい自分への最短メソッド【IRM感情科学プログラム】

こんにちは。
IRM認定インストラクターの奥山リエ子です。
 
クリスマスが近づき、街もクリスマス一色。
パーティーシーズンでワクワクしている毎日を過ごしています^^
 
4才の娘もあと○回寝たらサンタさんが来る!とカウントダウンが始まりました。
 
 
 

 

 


火曜日から続けて書いてきた
「自己否定感が強い方が自己観察するときに意識するといいこと」 
「自己肯定感を得る自己観察のコツ」
ですが、連載(?)6日目、コツの⑤になりました。
 
今までは、
 
 
「自己観察は何のためにやる?」
 
①自己嫌悪になること・自己否定することに   価値を感じていることを自覚すること。
 
②自己嫌悪の感情を否定しない。
 
③絶対安心・絶対幸福で全肯定できるという大前提。
 
④楽しむこと・面白がること
 
を書いてきました。
 
 
 
今日は・・・
 
⑤鏡を観察すること。
 
 
これも自己観察する時はすべてそうなのですが、
大きなポイントとして、
 
IRMの自己観察というのは、
自分の意識・思考をただ観察するというよりも、
 
 
その意識・思考の反映である
「自分の現実として体験していること」
を観察するんです。
 
 
意識・思考は一日中で続けていて、それを追いかけるのは至難の業です。
 
なので、意識・思考が100%正確に投影されている
「現実」の方を観察し、そこから元の意識・思考に気づくということをしていきます。
 
 
 
で、その現実には「他人」が含まれています。
 
だから、自己観察と言いながら、
他人を観察することでわかることもいっぱいあるんです。
 
 
 
ここでとっても重要なことがあって、
この人がどう思っているか?を考えるということとは違うということ。
 
 
 
結構そう考えるクセを持っている方が多いように感じるのですが、
この人がどう思っているか?
は、絶対にわかりません。
 
わかった気になることもあるかもしれないけど、
本当の本当は相手がそう思っていた同じだと言ってくれたとしても、
100%全く同じであるということは絶対にわからない。
 
 
 
ここで私がおススメしているのは、
鏡である他人を観察することで、
今まで出れなかった自分の枠から出られるヒントをもらえるということなんです。
 
 

 
私の例を少し書きたいと思います^^
 
 
 
私たち夫婦はもともと時間にルーズな方で、
そこにちいさな子どもと赤ちゃんが2人。
家族で出かける時、○時に家を出よう!と決めても、
いろいろな家事や準備や子どもの世話など、
そしてちびっ子ならではの思わぬアクシデントでだいたい時間をオーバーして、
自分やダンナを責めたりすることが多かったんです。
(自己観察もしてました^^)
 
 
この日は、10時にみんなで家を出る計画でいて
今日はすごい!ちゃんと予定通りに家を出れる!と喜んでいたら・・・
ダンナがひとつ家を出る前にやっておくことを忘れていたことに気づきました。
 
 
ダンナは、これの想定を忘れていたから過ぎちゃったけど、
それがなかったら時間通りだ、凄い!と喜んでました。
 
 
私は、きちんと想定することも含めて、忘れないでやること含めて
10時に出る計画(理想)なんだから、また時間通りにできなかった。
 
自分もダンナも責めていました。
 
 
結局すぎているのに計画通りできたようにしているダンナに腹も立ちました。
忘れていたのは致命的なミスだろうが~!と(笑)
 
 
で、ここで気づきました。
 
私は「肯定力」が課題で、自分にダメ出しが多く、なかなか肯定できない。
今までの私の思考パターンではあり得ない肯定のしかたを
ダンナがしているから腹が立つけど、
もしかしたらここに私が肯定力を身につけるヒントがあるのでは?と。
 
 
「100%理想通りではなくても肯定してもいいと思える価値観を手に入れる」
という目的を設定して自己観察しました。
 
 
私にはできなかった、ダンナの肯定のしかたを観察しました。
何でそう肯定できちゃってるの??と。
私とダンナの違いを観察しました。
 
 
そして・・・
 
 
①反省しないとまた同じような失敗をする信じていて、
そして私の中で「反省」=「自分を責めること」になっていたこと。
 
 
②結果が全てだという価値観からさらに
「理想の結果がでないときは全てのプロセスを否定しなければならない」
くらいの価値観になっていたこと。
 
 
に気づけました。

 
 
確かに、この日はいつも遅れるようなパターンとは違い、
この時間に出れるようにと真剣に考えてふたりとも準備していたので
そこは肯定できるところでした。
 
 
今日は惜しかったね、やること忘れないようにするのはどうしたらいいかな?
と前向きに次回に繋げられるところでした。
 
 
私のパターンで全部否定していたらまたいつもの繰り返しです。
 
 
プロセスに対しての価値がまだ私の中では甘かったんだなと気づけました。
 
 
 
以下は自己観察なので、独り言です(笑)が、ご参考になるかとも思い、
一部を載せました。

 
 
確かに、仕事などでも、
良かったと思うところ、反省点、両方挙げたとしても、
結果相手からの評価が良くなかったり理想の結果が得られないと
良かったと思うこと自体思ってはいけないという思考が働いていた。
 
「結果が全て」
というのは確かにある。
 
それは、
「現実は結果」
だから。
 
でも、例えば今回のことだと、
またいつものように遅れるという結果にすることもできるし
途中まではいいペースできていて惜しかった結果ということにもできるし、
結果自体、その人の受け取り方で創造している。
 
何が結果・どの時点が結果なのかというのも、自分で決めていること。
結果といっても大きなことのプロセスの1つである場合がほとんどだと思う。
 
人生の最後が結果としたら、私が理想の結果ではないと思ってきた数々は
プロセスにしかすぎないし。
 
そう考えると、結果が全てで、○か×かで考えることではないということが深まった。
 
 

 
そして反省するということは自分を責めることとは違うこと。
反省は体験を全肯定できたときにできるものだということがわかりました。
 
 
こんな感じで、今の自分にはあり得ないと思うことが、
自分の枠を広げてくれるキッカケなんですね。
 
今までの自分の思考パターンの中でいくら考えてもなかなか見つからない答えを
周りの他人が提供してくれています。
それがどこにあるか?は「ネガティブ感情」が教えてくれます^^
 
凄いシステムですよね。
 
 
こんな感じで、他人を観察することで自分に気づく。
というのも自己観察です。
 
自己観察の詳しい説明ややり方は、ぜひベーシックセミナーに聴きにきてください^^
年内最後のベーシックが23日(火・祝)に開催されます♪
 
 
 
では今日はここまでです^^
また明日♪
 
IRMインストラクター
奥山リエ子