■「価値観」と「意識」と「体験」の関係 〜なんのためにこの価値観をもったのか? | 感情は魂からのメッセージ

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感情のコントロールとなりたい自分への最短メソッド【IRM感情科学プログラム】

こんにちは!
IRM認定インストラクターの奥山リエ子です。

数あるブログの中からこちらのブログにいらしてくださったこと、
いつも読んでくださる方も、初めましての方も、本当にありがとうございます^^


今日は、「価値観」「意識」「体験」の関係について書こうと思います。






あなたは、

あのときこう言えたらよかったのに!

と後から悔しい思いをしたことはないですか?

言いたいことがうまく口からでてこなかったり、
その時はショックで何も考えられなかったけど、
後からああ言えてればよかったとか思ったこと。


3か月くらい前の記事で、
私が「言いたいことを言えない」パターンの
浄化・全肯定・そしてギフトを得られたことを書きました。

■言いたいことが言えなくて悔しい気持ち


今日はこのエピソードから、少し別の角度で書いていきます。



前回も書いていますが、キッカケとなった出来事は

小学校2年生のある日、母に担任の先生から電話がかかってきて、
私の隣の席の男の子Mくんの肩に青あざができていて、
M君のお母さんがどうしたのか聞いたところ、
私に叩かれたと言ったそうなんです。

母から先生がそういっていたと聞き、ものすごくびっくりしました。
私はそんなことしてないのに!

母には、「そんなことしてないよ・・・」と
一言言うのが精一杯でした。

母とはそれ以上このことについて会話した記憶もありません。
後から、本当は先生に私はやっていないと伝えてほしかったし、
お母さんはリエちゃんがそんなことしないことわかっているよとか、
そういう言葉をかけて欲しかったと思いました。
その気持ちが、そうしてくれない母に対しての怒りに。

さらに次の日学校に行くと、その担任の先生は私の机を
だれよりも前の先生の隣に移動したんです。

友達に「どうしたの?」と聞かれても、
「ちょっとね・・・」としか答えられなかった私。

嘘をついたM君に対しての怒り。

私に何も聞かないで決めつけ、さらに罰を与えるかのような行動をとる
担任の先生に対しての怒り。

本当に思いだすたびに悔しくて悔しくてたまりませんでした。

でも何より一番悔しかったのは、
「何も言えなかった自分」に対してでした。



このショックで悔しかった体験から私は、  
 
  「言いたいことは言わなければならない」  
  「思ったことを言わなければ伝わらない」  
 
そういう「価値観」をしっかりと握りしめました。




そしてその価値観をもったことで、それにもとづく体験をしました。

私の母が言いたいことをうまく伝えられないことをよく目にして
そのことで他人とのやりとりで落ち込んでいるのを見たり、
ファミレスに家族で食事に行っても、そこのパートの方にいじめられたり。
(祖母も一緒だったので、祖母に気を使ってくれることで結果的に気が利かない嫁だみたいになることが何度もあったのでした。)
嫌な思いをよくしていたのを見ていて、
私はよく母に、はっきり言わないとダメだよ!と言っていました。

そんな体験を通して、やっぱり言いたいことはハッキリ伝えられないとダメだと、
自分の価値観を裏付けるような体験をどんどん創造していったんです。  
 
そして握った価値観をさらに強固なものにしていったのでした。




自分自身も、言えなくて悔しい体験を何度もしました。

中1だと思うのですが、歯医者さんで治療した後鏡を見せてもらったら、
全く関係ない健康な前歯が欠けていたということがありました。
治療後に鏡を見せられたのは初めてで珍しいなと思ったのですが、
欠けていたにも関わらず、私が確認しているのを見ていても
何も言わない歯医者さん。何も言えない私。
感情を出せない、言いたいこと言えない。

クラスメイトでも、職場でも、言われたことに対してあとから、
あれはひどかったのでは?こう言えていればよかった・・・と
何も言えないで終わったことを悔しがったり。

さらにその時の感情を思いだしてはムカつくということを繰り返していました。



ここで、ちょっと疑問に感じた方はいませんか?

なんで「言いたいことは言わなければならない」
と信じているのに、そうできないのでしょうか?



それは「言いたいことは言わなければならない」

という価値観を持っているということは、
それを信じていると言うことは

実は、

「私は言いたいこと言えません!」

と言う意識を出していると同じことだから。


自分は言いたいことを言えないと思っているから、
言いたいことを言わなければならないと思う。

いつも言いたいこと言えてると思っていたら、
そんなことわざわざ考えないですよね。


言わなきゃと思うほど、言えなくなる。
感情を出さなきゃと思うほど、出せなくなる。


そんなスパイラルに入っていくんです。


そう考えると、もとにあった価値観は、

「私は言いたいことを言えてはいけない」

になります。これを無意識に信じていたんです。


だから、全ての大元の価値観を観ていくということが大事なんです。




私がどうやってこれらの価値観の視点前提を変えて、浄化・肯定していったかは
前の記事(■言いたいことが言えなくて悔しい気持ち
に書いています。

言いたいことが言えなくて悔しい体験はもう何年もしていません。

浄化したことについては長くなるので今回は詳しく書きませんが、


大事なことは、

ただ、嫌な感情をなくするだけではなくて、  
体験した意味を実感し、ギフトを受け取るということ。  
 
 
 自分を苦しませる元の価値観に気づいたら、
 
 どうしてこの価値観をもって、その価値観による体験をしてきたのか?    
 そして、自分が望む未来を創るために、    
 その価値観をどう使ってどう活かしていけばいいのか?    
   
  それを求めること。



それを読み解くのは簡単ではないと思います。
私もいろんなことの自己観察でかなり時間をかけてやってきました。


いろいろな角度から浄化しましたが、ギフトを受け取ったと実感できたのは、

私は、このIRMのインストラクターになる上で、
「伝え方」がテーマの1つでした。

そんな中で、人に自分の思いが伝わるためには、
ただ自分の「言いたいことを言っていてはダメ」だった
と言うことに気づけたとき、

伝えるためのタネがすでに自分の中にあったということ。
しかもずっと苦しんでいたことの中にあった。
あとは、それを育てていけばいいのだということ。

そのために「言いたいことを言わなければならない」という
価値観を持つ体験と、その価値観からの体験で苦しい思いをしてきたことが
心から腑に落ちて、感謝に包まれたんです。


これが私の実感であって、同じような体験をしている人はみんな
同じ体験の意味と言うことではないと思います。

だから、自分でやることが大事なんですね。


人から言ってもらったら、簡単で早いかもしれません。
でも、自分で紐解いていった時の感動・・・つまり、
「実感」は薄くなってしまいます。

この「実感」が、この先自分で望む未来を創造していけるんだという
自信や確信に繋がっているんです。






「価値観」が人生を創っています。

私たちは自分独自の価値観にもとづき思考し選択しているからです。

その自分の人生の「核」である価値観を観ていける技術を身につけて、
自由に、自分が望む体験をするための価値観を
使いこなせるようになったらどうでしょうか?

ただ、感情が楽になるとか、思い込みをはすずとか、
それももちろんあるけど、
その先のもっともっと本質的な幸せを実感できるところまで
求めていただきたいなあと思います^^



次回IRMアカデミー(10月5日(日))では、
「価値観の正体について」というテーマで
IRM開発者の幸田宗昌先生の講演があります^^

ぜひ、あなたの人生の核となっている価値観と
うまくつきあっていく秘訣を聞きにいらしてください。


第66回 IRMアカデミー  
     
  日時 : 2014年10月5日(日) 13:30~16:30  
  会場 : ミューザ川崎シンフォニーホール 会議室3  
  交通・アクセス: http://www.kawasaki-sym-hall.jp/access/  
  会費 : 一般5000円  
  受講生、修了生は半年単位の会費制(1か月あたり1000円)  
  又は1回1500円でご参加できます。  
  定員 : 15名(予約制、先着順)  
 
  詳細、お申込みはこちらです。  
  http://irm-kouenkai.jimdo.com/irmacademy/

 
※奥山のブログをみてお申し込みされた方には、特典として  
  ①参加費1000円引きチケット  
  ②お友達と参加で一人無料(お二人とも半額)チケット  
  のいずれかを、当日プレゼントいたします。  
  (当日の参加費の割引に使えます。)




最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日もあなたにとって幸せな一日でありますように^^


IRM認定インストラクター
奥山リエ子