IRMインストラクターの奥山リエ子です。
16日(土)・17日(日)の二日間、
IRMの同志(幸田先生・インストラクター・エキスパートガイド)10人で
毎年夏の恒例行事となっている登山錬成会に行ってきました。
今年は長野県と岐阜県の県境にある乗鞍岳です^^
昨年は出産直後で参加できなかったので2年ぶりの登山。
私は山が大好きなので、大好きな仲間と一緒に登れること、
そして今までも、たくさんの気づきと成長を与えてくれてきた
この夏の錬成会をとっても楽しみにしていました^^
今回は想定外のことがたくさん起こりました。
まず、現地の悪天候。山小屋まで行くのに
当初の計画ではバスにのったらそれで到着だったのですが、
悪天候のためにバスが運休になったルートでくる仲間を迎えにいった後に、
これも濃霧と雷雨のため停留所の3キロ手前で折り返しになっているバスに乗り、
降りた後は雨の中の岩場登山。そして熊に遭遇。
引き返して車道を登って山小屋へ。
次の日も天候が回復せずに、雷雨の中朝2時半出発で
山頂を目指すも、道を間違えて別の山頂に到着して引き返してきました。
これだけ書くと、散々でしたね~なんて言われそうなことばかりなのですが、
初日に登山がなくて物足りないと思っていた私には
初日の岩場はとても楽しかったし、
野生の熊に出会えるなんてことは生まれて初めての体験で凄く嬉しかった。
細かく書き出すと凄ーく長くなるのでここでは書きませんが、
1つ1つの出来事が全て完璧に調和して、
私たちにとって最善の体験をさせてくれたことが
心から実感できました。
山頂でご来光をみんなで見れたらそれは感動するとは思っていましたが、
でも、それよりも、みんなで協力して登ることで絆を深めること。
どんなことが起きても「絶対安心・絶対幸福に基づいた全肯定」
というIRMを、IRMの仲間との体験から実感すること。
それがこの錬成会の意義だったことを思うと、
本当にそのために必要なことしか起こっていないんだと感動しました。
今回の錬成会を通しての実感・学びとして、
幸田先生が私たちに伝えてくれたことは、
「全託」できると、「自由」になる。
全托と自由はそのまま比例している。
でした。
「全托」は、宗教でよく使われる言葉だと思うのですが、
全てを托す。ゆだねる。
「受け入れる」とか、「手放す」ということでもあると思います。
何に托すかと言うと、IRM的に言うと「起こってきたこと」
だと私は思っています。
最初に書きましたが、今回の登山の様々な出来事を「全肯定」できていたからこそ、
本当に素晴らしい体験ができたんだと私もすごく実感していたので、
この先生の言葉をもとに、さらに自分にとっての学びを深めようと
いろいろと考えていました。
「全肯定」「全托」とありますが、
あえて今回は、生まれて初めての言葉「全托」を使って書きたいと思います。
「全託」できると、「自由」になる。
全托と自由はそのまま比例している。
「全托」と「自由」って、どう関係しているのでしょうか。
(今回の記事はちょっと予備知識のない方には難しいかもしれません。
もし、少しでもご興味を持っていただけたら、
IRMのベーシック講座で意識のしくみについて学んでみてくださいね。
次回は8月24日です^^ご案内は記事の最後にあります)
「全托」は、起こってきたことを受け入れること。(全肯定すること)
現実を起こすのは、本心・魂といった意識の深い部分の領域であり、
起こってくることは、100%「本心・魂が望んだこと」です。
だから顕在意識では望んでいない!と反応しても、
大元の現実を起こしている部分を信じて起こってきたことを受け入れる。
最初の方で、全托は「手放す」ことでもあると書きました。
何を手放すのでしょうか?
ここで、自我を手放す・執着を手放すといって、
何も望まないことがいいことであるかのように錯覚してしまう
方もいるかもしれませんが、
IRMでは、多いに望んでください。
たくさん欲求をもってください。
と欲求を肯定しています。
じゃあ、何を手放すのか?というと、
手放すものは、起こってきたことを否定したくなる原因の「価値観」です。
この「価値観」を握っているから、「全托」できない、したくない。
起こってきた現実を否定し、ネガティブな感情が出るんです。
私たちが「自由」を感じられない原因というのは、
「価値観」を握っているから。
本来は自由なのに、握っているからそれに縛られてしまって
自由を感じられない。
価値観を手放すための具体的な方法が、
IRMの「自己観察」になるんです。
今回の登山のことで考えると、
例えば、二日目も雨風が強く雷雨で、岐阜県全域に警報が出ていて、
ご来光はまず見れない。
という状況を全托できたことで得られた自由というのは、
「選択の自由」があったと思います。
ご来光見れない。最悪。何のために来たの~。
だと、
(「山登りは悪天候であってはならない」だとか、
「来たからにはご来光をみなければならない」
などの価値観になるでしょうか・・・)
選択の自由はゼロというか、何を選択しても最悪ですが、
この起こってきていることを全托できると、
朝まで寝ているのも、
雷雨の中山頂を目指すのも、
夜通しガールズトークで盛り上がるのも
(男子もいましたが・・・)
自由であって、どの選択をしてもハッピーであるということ。
自分の価値観にそぐわない状況で、マイナスがあるまま、
しょうがないからこれを選択する
のではなくて、
全托すると(価値観がニュートラル)無限の選択肢の中から
純粋動機でオーダーできるようになる。
そんな自由性ということを考えました。
「全託」できると、「自由」になる。
全托と自由はそのまま比例している。
他にもこの言葉や登山の体験からたくさん気づいたことがあるので、
また機会を見て書いていけたらと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
IRMは、Idea Reading Method
「体験の本質を読み解く(練習)方法」です。
現在・過去の体験の、本質的な意味を自己観察により
求めていくことによって、体験を全肯定していきます。
それをくり返すことで、日常の体験を肯定的に受け取り、
肯定的な未来の体験を創造していくことができるようになるんです。
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IRM認定インストラクター
奥山リエ子