こんにちは。
IRMインストラクターの奥山リエ子です^^
「自分を好きになるためにとっても大事なこと」
って、何だと思いますか??
毎月IRMのベーシックセミナー(講師:幸田宗昌先生)を開催しているのですが、
7月のベーシックセミナーは新しい内容が盛りだくさんでした^^
IRM公式メルマガでも、IRMガイドの勝野さんがその内容の一部をシェアしてくれていたので、
今日はこれを紹介したいと思います^^
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7月最後の日曜日、27日にミューザ川崎にて第67回IRMベーシック講座が開催されました。
今回のベーシック講座は、とてもアカデミックな会だったと思いました。
正直なところ、少し難しいと思うこともありましたが、
そこがまたIRMの面白さであり魅力でもあることを改めて感じました。
そして、さすがベーシック講座、その名の通り、原点回帰させていただくような内容でした。
今回のキーワードは「観察」です。
色々な要素の詰まったベーシック講座ですが、
観察と深く関わるお話はこのように始まりました。
「みなさんにお伝えしたいことは、存在意義についてです。
皆さんは、自分の存在意義について考えたことがありますか?」
自己肯定感が持てない人、自分を好きになれない人は、自分の存在意義が弱いそうです。
「自分は存在しちゃいけない」と思う人もいれば、
「こんな弱い自分は本当の自分じゃない」と思って
自分探しをしている人もいるそうです。
自己肯定感が持てない人に限らず誰しもが、
自分の確固たる存在意義を確立したいと、心のどこかで望んでいるのではないでしょうか?
もしそうならば、「存在する」とはどういうことかを考えたほうがいいということです。
では、「存在する」とはどういうことでしょうか?
存在するということ
自分や世界は
観察によって実存し実感する
非常にアカデミックな表現ですね。
少し難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
セミナーでは、例をあげてわかりやすく解説していただきました。
自分は「こういう自分だ」とか、
人に対して「あの人はあぁいう人だ」とか、
体験している自分も他人も世界も、自分が存在しなければ、
考えることもないし、感じることもないということです。
例えば、
同じ部屋に大嫌いな人が入ってきたとします。
おそらく大嫌いな人を見た瞬間、ものすごい嫌な気分になると思います。
もし、見えなかったり聞こえなかったら、嫌な人が現れても感情は湧かないと思います。
見えたから「嫌だ」という感情が湧いたのです。
それは、その存在に対して観察したからです。
観察したから「嫌な人」という存在が実存しているのです。
簡単に言えば、見たからですね。
見えてしまったのかもしれませんが、
本当は表情や態度や雰囲気という空気も含めた細かい部分まで読み取っていると思います。
そうやって瞬時に観察をしているのではないでしょうか。
目や耳などの五感を通して観察した結果、いろんな感情が出ているのです。
そして、観察した結果出てきた感情が人生を動かしているのです。
そう考えると、観察の仕方が上手になったほうが、上手な人生が創れると思いませんか?
存在するということ
自分や世界は
観察によって実存し実感する
創造とは能動的な観察の産物である
観方を変えて望む未来を創る
興味深い言葉が追加されました。
「創造とは能動的な観察の産物である
観方を変えて望む未来を創る」
とはどういう意味でしょうか?
人生は観察の結果なんて考えていなかったと思いますが、
私達は観察して生きています。
嫌な人を嫌でなくしたいなら、
嫌ではなくなる為の観察が必要になってきます。
「何故この人が自分にとって嫌な人になっているのか?」
という結果に対して自己観察するのです。
どういう観察をすれば、自分の望む未来を創造できるかという
とても能動的な観察です。
多くの人は能動的な観察ではなく、
むしろ受動的な観察をしていると思います。
親・兄弟・友達・社会・メディア等からの情報を、
あまり考えることなく受動的に与えられるがままに受取って生きているのではないでしょうか。
このことが決して悪いと言っているわけではありません。
ただ、受動的な態度で息苦しいとか望んだとおりになっていないと感じたなら、
ベクトルを変えたほうがいいということです。
「自分がどうしたいのか?」を元に、能動的な観察をすることによって、
自分の望む未来を創造できるようになっていきます。
観察の仕方を変えることによって、
嫌だった人が嫌でなくなる観方ができるようになるのです。
それが自己観察です。
その対象は他人に限らず自分に対しても同じです。
「どういう観方をすれば、自分の望む自分になれるのか?」
という視点で観察していくのです。
それでは、自己観察の意義について考えてみましょう。
自分や世界をどう観ているのかという観方を確認し、
修正することによって人生の創り方を学びます。
修正すべきことを学び、修正すべきところは修正して、
自分の望む人生を創造していく。
これがIRMの自己観察の意義です。
自己観察で観察力を磨くことによって、
存在意義の質を高めていくことができるのです。
この通信でご紹介した内容はほんの一部です。
参加者様の中にはその他の内容について書かれている方もいらっしゃいますので、
是非こちらの感想もご覧ください。
http://urx.nu/aDyJ
IRMは人生の教科書のようなものだと私は思っているのですが、
自己観察に限らず色々な教えをもとに、
日々の出来事から気づきを得たり、幸せの種を見つけて生きている、
認定インストラクターやエキスパートガイドの
体験発表や研究発表の枠も用意されているのがIRMアカデミーです。
●第64回IRMアカデミー●
日時 : 2014年8月10日(日) 13:30~16:30
会場 : ミューザ川崎シンフォニーホール 会議室3
交通・アクセス: http://www.kawasaki-sym-hall.jp/access/
会費 : 一般 5000円
受講生、修了生は半年単位の会費制(1か月あたり1000円)
又は1回1500円でご参加できます。
お申込み、詳細はこちらをご覧ください
http://irm-kouenkai.jimdo.com/irmacademy/
今回は7月27日に開催されたベーシック講座の内容をご紹介させていただきました。
能動的に観察をすることやIRMの基礎のお話がお聞きになりたい方は、
下記日程をご確認のうえご参加ください。
お待ちしております。
第68回 IRM☆Basic講座
日時 : 2014年8月24日(日) 13:30~16:30
会場 : ミューザ川崎シンフォニーホール 会議室2
交通・アクセス: http://www.kawasaki-sym-hall.jp/access/
会費 : 一般 6000円
IRM受講生、修了生は無料でご参加頂けます。
定員 : 15名(予約制、先着順)
詳細、お申込みはこちらです。
http://irm-kouenkai.jimdo.com/irmbasic/
※インストラクターの紹介割引(各セミナー1000円引き)があります^^
お申し込みの際は、コメント欄に「奥山のブログから」と書いてくださいね♪
当日、サポートもさせていただきます。
自分を好きになりたい人がまだ気づいていないとっても大事なこと。
それは、精妙な「観察」でした^^
気づいて実践されている方、よい観察ができている方は、自分のことが好きなはずです^^
IRM認定インストラクター
奥山リエ子