■富士登山(2)感動は生きている実感! | 感情は魂からのメッセージ

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こんにちは!


I.R.M.エキスパートガイドの奥山リエ子です。



今回は2年前の初めての富士登山のことを書きたいと思います♪


2年前は、I.R.M.のプログラムを受講し終わって、I.R.M.のインストラクターになろうと決めた直後でした。

なんだか凄く大昔の出来事のように感じます・・・



あの時は、8合目の山小屋で仮眠をとって出発してから、1時間も経たないうちに高山病になってしまい、もう気持ち悪くて気持ち悪くて、数メートル歩いたら動けなくなって休憩、また少し進んでは休憩の繰り返しでした。


それでも仲間に助けてもらい、最後のほうはもうなにがどうなっているのかわからないまま必死で、それでも無事頂上まで登りきることができました。



そんな苦しさを乗り越えての登頂は感動もひとしおでした。



助けてくれた仲間には本当に心から感謝でした。


自分だって吐きながら登っていたんです。


ご来光を頂上で見るよりも、皆で一緒に見たいといってくれて、気持ち悪くて立ち止まるたびに酸素を吸わせてくれたり、水を飲ませてくれたりしました。



私は、今まで皆で助け合って協力して困難を乗り越えるという体験をしたことがありませんでした。


逆に、わざわざ辛い目に合わなくても・・・と思っていました。


甲子園とか、ワールドカップとか、見ていて感動はするものの、自分がこういう努力をしようとは全く思えませんでした。


なんといったらいいのか・・・熱さがないですよね。情熱ということなのかな?


でも、本当にキツイ思いをしたから、このご来光・登頂の感動があるんだ・・・何もなかったら感動できないんだ・・・



なんだか、生きていることの、意味のようなものが富士山でやっと実感できたような感じでした。


こういう感動が生きてる証なんだ~と気づけました。



私にとっては、本当に凄く大きな実感だったのです。



そして自分が気持ち悪くなるまでは体力的にも余裕だったのに、仲間を思いやる気持ちが足りなかったことを深く反省しました。

自分のことしか考えられずに登っていたんです。



そんな最初の富士登山だったので、今年はその反省を活かして自分の体調は最低限しっかり維持して、その上で助けが必要な人の役に立てるようにというオーダーをしていました。



さて、今年の富士登山はどうだったでしょうか・・・富士登山(3)で♪