不況になると口紅が売れる -17ページ目

不況になると口紅が売れる

~遊びゴコロで、世界を救おう!~

パッケージデザインにおいては姿かたちの魅力に限らず、素材・保管・運搬・表示・陳列・保存・廃棄・リサイクル・ユニバーサルデザイン、適正包装等、さまざまな配慮すべきポイントがある。

またオリジナルデザインや顔写真が印刷されるといった、パッケージが付加価値を発生させる仕組みが次々と開発されてきている。
「じゃがりこ」なんかは、バーコード部分に趣向を凝らしたりして、楽しさや自由な発想を訴求することに成功している。


最近、これらに加えて、開封後のパッケージの機能やスタイリングに配慮するケースが現れてきた。
一度商品を空けた後、使用や保存、廃棄といった顧客行動を支えるデザインである。

有名どころでは「ハインツの逆さケチャップ」がある。
まさに目から鱗のデザインで、なぜケチャップが現れた当初からこのパッケージにしなかったかが不思議なくらいだ。




日清食品「カップヌードル」の底にはシールが貼ってあり、これは3分間待つときに開封した蓋を押さえる機能?があるといわれている。
もっとも最近では「カップめんの蓋を押さえるグッズ」などという特殊な領域もある。
商品機能の問題点・不便利は、新たな市場を産み出すのかも知れない。


戸棚や冷蔵庫、食卓での保管・陳列機能に着目されたデザインもあらわれている。
マルコメでは、フリーズドライの味噌汁『京懐石』の「ギフトセット」において、包装箱を保管BOXとして再利用可能な「楽Pa!」仕様(レンゴー)を採りいれた。




使った後は小物入れになる紙製の卵パックなども、似たような機能といえる。
こちらは機能性というよりも、もう少し美観にこだわっているかも知れない。
海外にはこうしたデザインのものがあるが、日本ではやはりコスト重視の傾向が強く、一般的にはパッケージの遊び心は最小限に抑えられているようだ。

ユーザー感覚に基づいて考えれば、まだまだ「開封後のデザイン」の余地はある。
例えば、「半分飲んで冷蔵庫に入れておいた飲み物」を妹(または姉)に飲まれて大喧嘩になった、なんて話をよく聞く(笑)。
冷蔵庫保存事件は、なぜか姉妹の喧嘩のネタである。
「飲んだら許さん」シールを貼れるとか、そういう工夫があってもいい。
特に冷蔵庫内保管については、パッケージの形状をもっと考えてくれよ、と思うことも多い。


さてそろそろビールでも飲むかな?
と思ったらあれっ、柿ピーがもうしけってら…。

どうにかしてよ、亀田製菓さん!
日本コカ・コーラの緑茶飲料「綾鷹」を、都内の高級フレンチやイタリアンレストランのコース料理に組み込む、という記事をみつけた。

すでにサントリーも「伊右衛門サロン京都」をオープンさせているが、自社ブランドを最高の状態でお客様に提供する場づくりが最近、非常に重要視されてきているように感じる。


ビールやウイスキー、日本酒などはそうした試み(蔵元ツアーや試飲会的なこと)をさんざん手掛けてきている。
これらの商品は、提供する状況によって最終品質に大きな差ができるからだ。

ブランド志向体験の場を「店舗」と位置づけてきたのがスターバックスである。
そういう意味でスタバは単なる「売り場」「飲む場」ではない。
店舗のライティング、雰囲気、BGMや店員のスタイルなども含めたコンテクストが、すべてブランド形成要素となっている。

「サービス財の変動性」という言い方があるように、サービス商品は、提供する人によって品質が変動する、というのはマーケティングの常識である。
しかし物財においても、実は使用する状況によって知覚品質に大きな差が生じている。

企業側がいくら素晴らしい品質と確信していたとしても、ユーザーが最初のブランド接点でしょーもない使い方をしてしまったら、その後は「品質が低い」という評価で終わってしまう可能性もある。
で、たちの悪いことに、最近はそうした評価が、ネットで流通するといったこともありうる。

単にショウルームとかアンテナショップとかではなく、最高のブランド利用環境を提案しようとする策であり、セールスプロモーションの1ジャンルとして確立させもいいくらいの話だと思う。

他のジャンル、例えば「自動車」「音楽」「文房具」「スーツ」などでも、その方法を考えてみたほうがよい。


自動車については、レンタカーや代車利用というタイミングを、新製品のブランド志向体験の場にする、といった方法もあるだろう。
要するに、新車のプロモーション費用の一環で、格安(または無料)で車を貸し出すサービスを行ってみるということだ。
その際は、車内の香りや音楽、ドライブコースなども提案してしまう。
借りる方も無料であれば、余計なお世話と思わないであろう。
(「助手席に乗る人」もレンタルする???)



 政府自民党は政治制度改革の一環で、参議院議員を全員世襲制にする法案を提出する見込みだ。
 この法案が可決されると、参議院議員は「過去に国会議員を務めたことのある、あるいは現在国会議員を務める人物を3親等内の親族あるいは姻族に持つこと」が立候補の条件となる。

 民主党政権下で議論が開始された政治家の「世襲制限制度」だが、国会議員の3割が世襲議員という自民党政権下では、結局この議論はウヤムヤになったまま、決着のつかないままでいる。
 現実的には、立候補に当たっての地元の基盤や知名度、そして資金力が必要となるため、世襲政治家が前任者の利権を継承する形で当選していく家業的な構図は、今も根強く続いている。
 どうせ制限しても世襲議員は後を絶たない上、それを地元は望んでいる節もあるのだから、いっそのこと世襲者だけの議会をつくってしまえばいいのではないか、という発想から生じた議案であると考えられる。
 グローバルスタンダードが大好きな安倍総理としては諸外国から批判されないかと懸念していたそうだが「アジアの政治なんて、所詮そんなもんでしょ」と、米国のある知識人から助言されたのをきっかけに、本法案の成立に前向きになったといわれている。

 「参議院は衆議院と異なり解散がなく、任期も6年であることから、じっくりと選挙活動や地元サービス、利権の継承に取り組める態勢も整っている。政治を家業とするプロが集うに相応しい機関である」といった見方もある。
 他方、「どうせ機能しない二院制なのだから、片方は血の濁った議員だけで塩漬けにするのもひとつの手」(国会関係ジャーナリスト)といった厳しい判断もある。

 いずれにせよ、衆議院議員については厳しい世襲制限が求められそうであるが、それについては「これからぼちぼちと、後ろ向きの姿勢で検討に入るようだが、よくわからないよ~ん」(自民党議員)とのことで、大いに期待が持たれるところだ。

 国家の停滞の社会的背景のひとつといわれる「あらゆる分野での世襲化」。
 本法案は、若年層が希望を持てない国づくり、新陳代謝の進まない国づくり、実力よりも利権が優先される国づくりに向けて、大いなる一歩となる決断となりそうだ。


 
朝日新聞社・木村伊量社長の11日の記者会見については色々と騒ぎになっているが、ここでは東京電力のことを「東電」と呼び、故・吉田昌郎所長のことを「吉田氏(うじ)」と呼んでいた点に着目したい。

「東電」はいわばニックネーム・俗称であり、企業自らが主張しているコミュニケーションネームではない。
もっともこれだけあちこちで使用されているので、いまさら「とうでん」と略しても誰も怒らないであろうが、少なくとも企業側がすすんで「こう呼んで欲しい」と言っている呼び方ではない点を理解した上で使うべきであろう。
(つまり、喧嘩を売っていると見られても仕方がない)
「東京電力さん」とまでいう必要はないが、まあこういう状況では、きちんと正式社名を呼ぶべきではなかったか?


また、「うじ」などという言い方についてはもう、21世紀の現代では違和感、奇怪感さえ漂う表現としか言いようがない。
文士崩れの、半端なインテリのじいさんが、相手に「さん」や「氏」を使いたくないときに使う、慇懃無礼な敬称とみなされても仕方がない。
社内の、内輪で喋っているような緊張感のない言い回しを、記者会見の場に持ち込んでしまったこの方は、言語の社会性ということがあまりわかっておられないようだ。


そうそう、こうした言葉に鈍感な方には、次のようなよい検定があるので、ぜひ受けたらいい。

語彙・読解力検定

なんとあの朝日新聞と、あのベネッセコーポレーションが主催である。



<例題>次の○○○○に適当な漢字を入れ、四字熟語を完成させなさい。

①「子育てどころか妊娠中から個人情報を得ようとする。次から次へと囲い込みを狙うこういう商売を○○○○というんだね。」

②「一見誠実そうな記者会見だったけど、よくよく聞くと、あの発言は○○○○だよね」



解答例
①知謀百出 (ちぼうひゃくしゅつ)
②傲岸不遜 (ごうがんふそん)



アップル社によるスマートデバイス革命はとどまることを知らない。

すでにアップルは「iGlass(メガネ)」や「iWatch(腕時計)」といったウェアラブルデバイスの商品化を発表している。
また、VISAと提携した「iWallet」のリリース、さらにナイキとの共同開発によるiShoesに関してもパテントを申請しているとのことである。

今後、家電やテレビ、ベッドだけでなく、イヤホン、指輪、アクセサリー、手袋、シャツ、靴下、マスクなど、人体と接触する全てのものがスマートデバイス化される方向が見えてきた。

こうした中で、「歯」をスマートデバイス化する構想は当然の流れとはいえ、遠くない将来、実現しうる技術であろうと言われていた。

「歯は究極の健康器具。スマート化することでユーザーの健康管理上、計り知れない可能性を持つ」(医療ジャーナリズム関係者)といった見方もあり、特に医療関係者からは熱いまなざしが注がれている。

iToothは、食べ物の好みや想定摂取栄養素・カロリー、食事時間、咀嚼数等を記録し、スマートフォンなどの通信デバイスを通して、インターネットに繋がる仕組みだ。

さらに人工知能要素(ビッグデータ分析)を通じて、「そんな食品添加物の多いものを食べてたら早死にしますよ」とか「もっとちゃんと噛んだらどうですか」といった、実家の母親的なうるさいアドバイスをしてくれるらしい。

また、「歯磨きの仕方の悪さ」を矯正してくれたり、「睡眠中の歯軋りの回数」といった何に使うかよくわからないデータなども記録してれたりするとのことである。

将来は、偽装食品への警告機能、賞味期限切れ食品の劣化度判明機能なども追加されるとのことで、ますますわれわれの食生活は、高度で楽しいものになっていきそうだ。

アップルが構想するのは「義歯型」と「インプラント型」の2種類。
このうちインプラント型は、手術代込み9999ドルで発売予定とのことである。

既にアップルは、台湾の医療器具メーカーを買収済みという噂もあり、人体そのもののスマート化が、今後加速していきそうである。