スマホ詰パラの個人的10年史⑥ 2014年 | 不況になると口紅が売れる

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 この年は「詰パラ」本誌だけでなく、日本将棋連盟の機関誌「将棋世界」に初入選したり、三宅英治さん(将棋を孫に伝える会)を中心に刊行されている「解けてうれしい詰将棋」にも作品を寄せたりして、一丁前に詰将棋作家っぽい活動にちらほら手を染めている。

 「スマホ詰パラ」へは前年に100作めが掲載され、勝手に「同人」を名乗っていたが、サイトへの投稿者数も増激し、掲載ペースがダウンしたのをいいことに、半年余り掲載をサボっている。

 凄い作家も現れてきたし、もう自分なんぞが盛り立てる必要もなくなってきたかな、という(相当生意気?な)意識も芽生えていた。


 ただ、恐らくこれは、前年に勤務先で就職部長に就任したため、そちらが忙しくなり始めていたせいもあると思う。

 不景気のあおりもあって、当時の就職率は惨憺たるものであった。

 就職がこんな調子だと高校の評判にも響くし、それがひいては入学定員割れの要因にもなっていたはずである。

 実はこの大学、かつては(短大時代)就職率がものすごく高く、学生は都市銀だの総合商社だのから引く手あまただったらしい。

 OBの中には税理士法人を営むなど、優秀な人も多い。

 しかし時代はとうに変わっているのに、かつての幻影ばかり引きずり、良かった頃の昔話をするだけの一部の同僚を見て、これじゃヤバイと感じた。

 どこから変えていくべきか難題であったが、面接や履歴書などのテクニックを向上させるだけでは本質的な改革にはならない。「就職手帳」を配ったり、就職課の名称を変更したりしても、そんなの所詮、上っ面の話である。

 そこで手探りながら、地元の信用金庫や中小企業と連携して学生とマッチングさせたり、日経新聞や地域NPOにもご協力頂いて新たなキャリア教育の講義科目を立ち上げたりと、教育の中身を変えていくことを軸にしながら、徐々に体制を整えていった。

 学生たちも不思議なもんで、教職員からああだこうだ言われても響かないが、社会人から同じことを言われると意識が変わったりする。

 つまり、社会(特に地元企業)と学生との接点を多角化することが最も手っ取り早い改善策だと思った。

 むろんこういうことを進めると「アカデミズムは担保されているのか」みたいな難癖をつけてくる者もいたが、そこは経営学部単科の大学だからこそ「これでいいのだ」と押し切ることができた。

 

 学内・学外のご尽力頂いた皆様のお陰で、5年後に就職率は人波に97%にまで回復し、ようやく偉そうに保護者向け就職説明会など開催できる状態になった。
 ただ、就職支援部長としては企業には頭を下げ、学生の尻を叩き、そして抵抗勢力(書生気分のボクちゃんたちとか)との闘いもあって、結構疲れていた時期でもあったなあ。

 この年くらいから、副鼻腔炎やら逆流性食道炎やら右肘腱鞘炎やらと、世間的には細かい病名ながら、仕事のパフォーマンスを著しく下げる症状に悩まされることになっていく。

 まあ、一言でいえば「年」なんですけどね…。


 スマホ詰パラではこの年から「スマホ詰パラ賞」の発表が開始された。
 下図「上を向いて歩こう」は、情けないことに、自分を鼓舞する意味で作ったあぶり出し。

 下を見るのではなく、見上げてごらん夜の星を、である。


 
▲NO.4500「上を向いて歩こう」2014.9.7掲載
 

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