幻想としての経済 | 不況になると口紅が売れる

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 江戸時代の三大改革がいずれも失敗したのは、実質的には貨幣経済・商品経済が進展していたにもかかわらず、建前の「米本位制」を堅持したためといわれている。

 というか、そんなことは中学校の教科書にだって書かれている。

 今回の一連の<米騒動>も、その根本は日本における建前としての米本位制である。

 この建前は、食料自給率を高めるために、国内の農業を戦略的に育成すべきだという議論とは、まったく位相の違う場所で成立している物語にすぎない。


 一方で、アメリカ=ユダヤ型金融資本の危機が到来している。

 日本が、弥生時代に本源を持つ実体のないシステムで勝手に危機を招いているのと平行して、こちらもやはり、実体を無視したバーチャルな取引の結果で、腹立たしくも勝手な危機を招いている。

 ところで、セカンドライフの中では、サブプライムローンの状態はどうなってんだろうかね?

 ま、どうでもいいことだけど。


 経済は、建前や幻想に基づいて動くのは仕方ないとしても、実態とあまりにも乖離したときの破綻たるや、実に大きな悪影響が生じる。

 そのためにわれわれは、建前と実態との折り合いをどうつけていくかが常に課題となる。

 物語と現実との調停役、そこが「政治」の役割かも知れない。

 かといって、ケインズという、これまた実態と乖離した物語が復活しても困るんだが。