第四弾の架空棋書だが、「定跡・一直線記憶ノート」というタイトルにしてみた。
著者は、所司和晴七段でしょうか?
定跡書というのは、親切にも変化がいろいろと書いてある。
実はそれはそれで覚えなくちゃいけない変化なのだが、素人は当然のことながら、全ては覚えきれない。
で、本を買っても、途中で投げ出してしまう人が多い。
そこで「いろいろ変化はあるのだけれど、これがメインストリームの手順」40手あまりを一種類だけ示していただき、それをとにかく記憶できるような本があるといいと思う。
本のつくりそのものが変わってくるだろう。派生的な情報は、なるべくカットする。
とにかく、手順を記憶させることのみに特化した本であるため、あまり深い解説は必要ないかも知れない。
この本は「型を覚える」という意味で、小中学生の棋力向上にも役立つだろう。
自分でも子供の頃、大山VS中原戦を最初から最後まで記憶して、個々の手の意味はわからなかったけれど、そのお陰で正しい「型」のようなものを少し身につけたように思う。
ごちゃごちゃ言わずに、とにかく覚えなさい、というのは、他の分野でも行われている学習法だ。
将棋にも当然有効なはずだが、不思議なことに「型」をうまく記憶させるテキストが存在しない。
もっとも、われわれのような記憶力が錆びついた年齢層においても、一直線40手であればチャレンジ可能な範囲だ。
プロよりも、アマ強豪に書いてもらうべきかな?