勝手にPB戦略 | 不況になると口紅が売れる

不況になると口紅が売れる

~遊びゴコロで、世界を救おう!~

 最近、プライベートブランドに再び注目が集まってている。

 食品やエネルギー高騰に伴う低価格路線、そして産地や品質管理などに対するメーカーへの監視姿勢という文脈から、大手流通スーパーなどが展開するPBへの期待が高まってきている、というわけだ。

 しかし一方で、商品に対するロイアルティやエンゲージメントの視点から、「販売店が勝手につける愛称」というものがあってもいいのではないか、と思うのだ。

 たとえば、野菜や果物、魚などの生鮮や、店舗で加工する総菜などについては、スーパーが自分で名前をつけてPB化するのを促進する。

 「バナナ」に、店独自のブランドがあってもいいはずだ。

 わが店では、このネギトロを「レッドカーペット」と呼びたい、とか。

 あるいは、組み合わせによるオリジナルセット名称とか。

 単純な話、有力チャネル向けの特別出荷に対するネーミングライツとか。

 チャネルが顧客接点の立場から、商品開発に関わる仕組みとして、こうした「ネーミングの解放」というのは、法的には面倒だが、方向性としては、ある。

 自家用車や自転車に、利用者が勝手に命名することもあるわけだし、「スタバ」「ビーエム」といった消費者による略称も愛顧の表現である。

 チャネル側の主体性、オリジナリティ、参加性の喚起に向けた策として、勝手にPB戦略を提案したい。

 商店街の活性化にも、いいかも。