昭和テレビジョン② | 不況になると口紅が売れる

不況になると口紅が売れる

~遊びゴコロで、世界を救おう!~

 で、単に昔のコンテンツを流すだけだったら、いまのCSみたいになってしまうので、ちょっと工夫が必要だ。


 例えばだけど、「昭和42年7月×日(日)に、当時14歳だった泉麻人さんが家で観ていた番組」を、連続して一日中ずっと流すとか。

 「兼高かおる世界の旅」だの「テレビジョッキー」だの、そういう番組が連続してオンエアされるわけね。意外と「皇室アルバム」も見てました、とか。

 その日のゲストというか、パーソナリティとして泉麻人氏をスタジオにお呼びし、番組の合間に当時のテレビ、流行、商品、風俗などを語ってもらう。これは、日替わりでゲストを呼んでもいいし、素人さんでもいい。というか、結構出たがる人も多いだろうね。地方局なんか絡んでくると、さらに面白いはず。ま、コンテンツが残存しているかどうかは別として。


 昭和の、特定の日の、特定の人のテレビ体験を、チャンネルや作品に限定せずに流しちゃう。

 「あなたの誕生日の新聞をコピーしてあげます」みたいなサービスが昔あったが、テレビ体験のほうが鮮烈だろうと思う。