日曜日の午後0時から7時までって、よくみるとテレビはずっと「昭和」である。
「NHKのど自慢」「アッコにおまかせ!」「新婚さんいらっしゃい」「囲碁講座」ときて、ゴルフに競馬に相撲に野球、夕方になりゃ「笑点」に「ちびまるこちゃん」。そしてトリは「サザエさん」である。
こうしてこの7時間はずっと、昭和の気分を味わえることになる。
しかし7時以降、明日からの日常に備えねばならないので、本来は気分をシフトする必要がある。
テレビ東京が22時からオンエアしている「ソロモン流」なんかは、オフからオンへの切り替えを狙った番組設定かも知れない。
ただし大半の人は、月曜気分への切り替えなんかイヤでイヤで仕方がないと思う。ビジネスの話なんかすんなよ、というキモチである。恐らく日曜21時台に時代劇を流せば、それなりの視聴率がとれる。大河ドラマの余韻を引きずりたい人が、かなり多いはずなので…。
さて、してみるともはや、朝から晩まで「昭和」を流し続ける局とかあってもいいかも知れない。
コンテンツはいくらでもあるのだろうけど、アレンジの仕方に工夫とセンスが求められるかなあ。
できれば、ニュースやCMも当時のものを流すとか…。