過剰適応論③ | 不況になると口紅が売れる

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現代社会は、

「過剰適応/なんちゃって適応/不適応」

というキーワードで、ある程度分析することができるかもしれない。


この、環境への適応能力や資質ついて象徴的なのは、

「エヴァンゲリオン」に出てきた「シンクロ率」という概念である。


シンジのシンクロ率が高いのは当然であり、

父親であるゲンドウも、そんなこたぁ最初からわかっていた。

なぜなら、シンジは自分のDNAをひく存在であるから。


ゲンドウは、息子に過剰適応環境=高いシンクロ率の場を与える。

これはまた、現代の社会がさまざまな意味で「世襲制」に回帰しているのを

うまく象徴している(政治家からボクサーまで)。


ただ、過剰適応できる環境で新しい価値が創出できるか、

さらには本人が果たして幸せかどうか、そこが問題だ。

例えば、高シンクロな奴は、同時に暴走の危険性も秘めている。

オウム真理教の教徒たちは、結局この暴走を起こしてしまった。


よって問題は「なんちゃって率」であろうかと思っている。

理想を言うと、シンクロ率76%くらいの環境。

残りの24%(なんちゃって率)は、環境への違和感であると同時に、

自らのアイデンティティとみなし、付加価値創出の源泉とするのがよろしい。


76%に根拠はないけど、

「カオスの縁」が、だいたいそのくらいだったと思う。