三和シャッターの企業CM。
唄・作詞・ヴァイオリン:サラ・オレインというもの。
どうということはないようだが、この広告表現が巧妙なのは、
「CMソングのエンディングを自然にサウンドロゴに転換させている」
という点にある。
つまり、
なんとなく気持ちの良いCMソングを聴いているうちに
自然とブランド名が入ってくるという仕掛けだ。
これが「広告」なのだ。
おっ、これは新しいパターンか???と思ったけど、
実は過去に同じような形式の広告があった。
「初めての街で」
作詞: 永六輔 、作曲: 中村八大 、編曲: 井上鑑
なんと、西田佐知子が唄ってたんですね。
「やっぱり俺は…一人じゃない」と見せておいて、
「やっぱり俺は…菊正宗」で閉める。
うまい!!
クライアントのごり押し的な面もあるが、
まあ、それを許せるのが1975年という時代状況なのかもしれない。
今日、サウンドロゴ全盛の時代になった。
なぜかというと、誰もCMなんか見てないからである。
スマホやPCを立ち上げるついでに、インテリアとしてテレビをつけている状態にある。
従って、広告を「見せる」のではなく「聴かせる」しかない。
だからサウンドロゴが「CMの生き残る最後の手段」なのである。
しかし残念なことに、CM本編とサウンドロゴを別々に制作しているケースが多い。
で、たいていは表現が分裂して、サウンドロゴが唐突に現れる。
前半の世界観がぶち壊しになるような広告が、実はいくつもある。
せっかく質の高いサウンドロゴを用意てしも、
CMの中で効果的に現れない場合がほとんどである。
今回例示したのは、それを回避するお手本かもしれない。
経験デザインのアプローチで、新製品・新生活・新社会を妄想するブログです。
存在しない商品・サービス・イベント・制度等々をでっちあげますが、空想・妄想系の企画ですので、笑い飛ばしてください。
なお詰将棋についても時々、なにやら書いております。
