昨日、ある会合で、
様々な業種の社長の方々にお会いする機会がありました。

そして皆さん、口を揃えて言うのです。

「僕たちは代理店に騙されてきた」

多くの方は、二代目社長でした。
初代社長は父親。
その父親たちが代理店に騙されてきた、
と言うのです。

曰く、
バブル期は別に良かった。
広告宣伝費を湯水の如く使って、
言われるとおりにやってても良かったのだろう。

でも、いま、こんな時代。
彼らはそのころの責任を、何も取らないじゃないか、
親父達は騙されても、俺は騙されないぞ。

と、そんな感じです。

僕は心ある代理店の方々を、
たくさん知っています。
心底信頼している人もいっぱいいます。

もちろんそれは、社長の皆さんもわかっている。
だけど、代理店というくくりで見ると、
信用できないものとして考えてしまう。
そう考えるだけの理由が俺にはあるのだ、と。

だから僕は、
代理店の名前ではなく、人と仕事しましょう。
とお話しました。
当たり前すぎて、何のおもしろ味もないですが。

信頼できる人を見つけてください。
信頼できる人を見つけたら、信頼し続けてください。
悩みをその人に相談してください。
できる限り長いおつきあいをしてください。

その信頼できる人から
信頼している人を紹介してもらって、
さらにネットワークを広げてください。

その人が信頼できるかどうか、
ちゃんと見極める責任があなたにはありますよ。と。

僕は信頼しているブレーンがたくさんいます。
もし、万が一、その人たちに裏切られたとしたら、
ショックですね。寝込みます。はい。

でも、できれば恨まないようにしたい、と思います。
(できれば、ですけど)
最低でも、自動販売機を蹴って壊したり、
電車の中で暴れたりはしません。決して。
信頼できるという判断をしたのは、
他ならぬ自分ですし。

僕は、もし自分を信頼してくれてる人がいるなら、
騙したり、裏切ることは絶対にしない、と決めています。

僕たちのビジネスは、
あやふやで正体の見えない「コミュニケーション」を取り扱っています。

だからこそ、信頼関係が、命綱です。

僕は代理店も、クライアントも、
みんなで信頼し合って、広告を作るのが好きです。
本当に幸せな気持ちになれます。
カタルシスも感じます。

みんなで、一緒に。

信頼できる人を見つけると、その喜びまで、
味わうことができます。


新しい仲間を求めて、
日々面接をしています。

本当に、難しいです。
みんなそれぞれいいし、
それぞれ足りないところもある。

何を優先順位とするのか、を
自問自答。うーん。

ひとつ言えるのは、面接をするのは、とても苦手、ということ。

選ぶより、選ばれるほうがいい。
面接中も自分の発言に対して「何をえらそうに」と
思うこと多々。おまえ(自分)はそんなにえらいのか?と。

あと、ひとつ発見。
いまの人たちって、本当に活字離れ、進んでいるのですね。

コピー年鑑は見てるそうです。
でも、本はあまり読まない。古典にも触れない、そうです。
ま、サンプル数が少ないので、断定はできないですが。

年鑑を眺めるのもいい、コピーの写経をするのもいい、
けれど古典に触れなければ、本質には近づけないのでは?
と僕は思っています。自分にとっては、確信です。
1000年を超える過去から残ってきた文章があるのに、
それを教師としないのは、いかにも、もったいないです。

さらに欲張るなら、
いいコピーが書きたい、をゴールにしないでほしい、と思っています。
コピーは、コミュニケーションの、ひとつの手法です
それより、何のためにいいコピーを書きたいのか、を
深く深く考えてほしい。

突き詰めて純度を高めていくと、
「自分はどんな人間なのか」がぼんやりと見えてくる。
そのぼんやりと曇った原石に、磨きをかけていく。

それが結果的に、コピーにも還ってくる。

循環の、根幹は、自分。
面接を通して、改めてその大切さを、
噛みしめています。




言わずもがな、

W杯の予選リーグ組み合わせが決定。
なかなかに厳しいが、
まぁどことやっても厳しいわけだし、
対戦相手はどこでもいいや。

とにかく相手が決まると、
一気に気持ちが高ぶってきますね。
オランダもカメルーンもデンマークも関係ない!
かかってこい!って感じで。
でもボコボコにしちゃイヤよ。って感じで。

初戦の相手がアフリカってのが、
一番怖いというか、
もう戦意喪失しちゃうぐらい
やられちゃう可能性もあるわけで。

エトーを止める人材、いる?って聞かれると、
みんなで止めよう!というしかないこの状況。

でも、しょうがない。決まっちゃったから。
なんとかなるさ!

僕はW杯で行われる日本の試合に関しては、
戦術やら戦い方やらはもうまったく考える気も語る気もなくて、
ただ乙女のように祈りを捧げて応援する方針です。