先日 スーパーでのこと
一回りして レジに向かう前に
「あっ!あれ、買うんだった」とその商品棚めがけて移動していると
「あれっ?何を買おうとしてたんだっけ」と立ち止まってしまいました
あ~あ、まただわ
最近よくあることなんです
以前は 「なんだったけ なんだったけ」
と焦って思い出そうとしていました
今は 無理やり思い出そうとはせずに のんびり歩いて
頭に浮かぶのを待ちます
何かを買おうとしていたということは覚えているのですから
それでよしとしています
では、気を取り直して12月はやはり読書量は少なかったですね
文庫本にしては分厚かった本も2冊ありましたから
コロナ禍で移動調理屋さんもお休みしていた佳代、キッチンカーで出会った人たちはどうしているだろうと、再び動き始めた。出会ってきた懐かしい人たちの現在を知ると佳代はまた何とかできないかと奔走することになる。お礼の旅になる今回、シリーズの終わりにふさわしいなと思い南原読了。
珈琲豆と和食器のお店を営むお草さんの店「小蔵屋」が映画の撮影で使われるかもしれない?その有名な監督から穂人探しを頼まれてしまう。一方、小蔵屋の破損した和食器のゴミが盗まれる。その犯人は?従業員の久美は公介との仲が何かぎくしゃくしているよう。今回も色々な糸がからみあってそれを紐解くように話が進んでいく。お草さん、お歳なのに大丈夫かしらと心配しつつ、久美と公介のことにも泣けた今回のお話でした。
題名に魅かれて、なぜ辞めないのか知りたくて手にした本。お仕事小説といえばバリバリ働くのかと思いきや、追い出し部屋に移動させられた社員たちの話でした。最後、追い出し部屋の本当の意義はわかったが、それまでの追い出し部屋の住人たちの気持ちを考えるとなんだかな~とやるせない思いも残る。
還暦一歩手前の主婦悦子さんと家族の関係のお話。就職しない息子、シングルマザーになろうとしている娘、80代の母にはボーイフレンドとこれだけのことがそろうと予期などできることはないですね。みな悦子さんの母の所に行ってしまう。とりのこされた悦子さんがなんだかかわいそうになってしまった。でも、なんとかなるものだと「よかったよかった」と読了。