こんにちは!
今日は国際基督教大学が提供する奨学金についてお話ししようと思います。
はじめに申しますと、私はICU Peace Bell奨学金を頂いて、学びを得ています。
「ICU」=「学費が高い」
とよく言われますが、意外ににひとり親世帯も見かけるくらい、ただのお坊っちゃんお嬢さんだらけではなさそう。
私の友人だけでも3人のシングルマザー世帯を知っています。
実は、ICUはめちゃくちゃ奨学金が充実しています。
(さすがアメリカとのハーフ大学)
大きく分けて、
①入学前に頂けることが確定する奨学金(試験の成績や審査書類に基づいて、受験結果とともに受領が確定するもの)
②大学に入ってから応募するもの
の二種類があります。
順番に説明します。
※レベルは主観です。
まず、ひとつめ。
入学以前に奨学金の受給が決まるもの。
○ピースベル奨学金(ICU Peace Bell scholarship )
レベル:★★★★★
受給額:年間100万円×4年間
形態:給付型
人数:各学年、セプテン(九月入学生)を含んで11-14人程度。エイプリル(四月入学生)で10人程度。
コメント:入学後も、ICU生としての誇りを持ち、良好な成績を収めることが受給条件。一年前の私の入試の際は、「受給合格通知後、辞退禁止」という形ではなかったため、国立受験も可能でした。早慶あたりはその辺りが厳しかったように思います。
○ICUトーチリレー High Endeavor scholarship
レベル:★★★★☆
受給額:入学金(30万円)免除、初年度授業料の1/3(50万弱)免除
形態:給付型
人数:40名程度
コメント:こちらに申し込んだ友人と出会えていないのですが、こちらは、特にICUを第一志望とすることが条件になっています。
②つぎに、入学後に受給が決まる奨学金を紹介します。
○ICUトーチリレー在学金
レベル:★★★☆☆
受給額:年間授業料の1/3(50万弱)
形態:給付型
人数:120名程度
コメント:毎年応募が可能です。ICUの生徒数が各学年800人程度なので、単純計算で25人に一人くらいは受け取っているようです。
○ICU奨学融資制度
レベル:★★☆☆☆
受給額:入学後第一学期目を除く全学費
形態:貸与、有利子
人数:260人程度
コメント:貸与型の有利子奨学金です。学業成績は選考基準に含まれませんが、無利子のものから応募したいですね。
○ICU同窓会 湯浅・細木記念奨学金
レベル:★★★☆☆
受給額:100万円以内
形態:貸与型、無利子
人数:5-6名
○Friends of ICU 奨学金
レベル:★★☆☆☆
受給額:20-120万円
形態:給付型(使途指定)
人数:10名 大学院生含む
○その他、民間団体の給付型、貸与型奨学金
こちらも数が多く、充実しています。
私も応募して、一団体からいただきました。
また、留学の際にはトビタテジャパンやJASSO等をはじめとして、学費とは別に応募している方も多々います。
詳細はこちら!↓
皇室眞子さまの婚約者である小室圭さんの借金問題でニュースになった際に、
「ICUに貧乏が入れるわけがない」
と言った声をSNSなどで多く見かけ、残念に思っていました。
小室圭さんがどうであったかはわかりませんが、少なくとも、学ぶ意欲を大切に、経済的に困窮している家庭にも優しい大学であることは間違いないです。
そもそも、授業の質と、環境(教授との距離の近さ、教育機会、授業形態、設備)と、全て含めたら、他大の私立より、150万弱の価値はあるかなと私は思っています。
ではではまた。
See you soon!,
まりっさ
