お付き合い頂きましてありがとうございます、一葉です。
ちょっとタイミングが合わずに放置しておくと、あっという間に3ヶ月とか過ぎててびっくりしますよね、ほんとに。
こちらは異時代パラレル蓮キョの続きです。
本当はあと3話ぐらい続きを書くつもりでいたのですけど、とっとと完結に持ち込むことにしました。 ※ほんとはメモが見つからなくなっただけです・笑
えーっと。内容はちょっと破廉恥です。
お楽しみいただけたら幸いです。
■ 事上磨錬 ■
房中術の修行を始めておよそ2ヶ月が過ぎ去った。
最初は戸惑っていたキョーコも徐々に慣れ、最近では足を開けと命じただけでうっすら濡らすようになっていた。
――――――― もう、狩り時かもな……
キョーコの月のモノが終わってから今日がちょうど7日目だ。
つまり今が絶好の頃合いだと言える。
処女受胎が難しいことはもちろん知っていた。
それでも賭けてみたいと思った。
それにしても……
「 キョーコ、今日はずいぶん遅いな。いつも時間には割と正確な方なのに……っ…?! 」
ふと嫌な予感が過ぎった。
まさかと思いながら外に飛び出す。
俺がキョーコの房中術の師となったことを上に報告したとき
あの二人が舌打ちした事に俺は気づいていたのだ。
「 ……古賀、貴島……どこ行った? 」
渡さない。
せっかくここまで詰めたんだ。
あの子は誰にも渡さない。
「 ……どうよ、キョーコちゃん。敦賀くんの腕前は? 」
「 腕前ですか? 」
「 そ。房中術の修行を始めて2ヶ月。日々精進してるなーって感覚はある? 」
「 はあ…実はあんまり…。指導を受けている間も正気を保たなきゃいけないのに、すぐに何も考えられなくなっちゃって… 」
「 へぇ、そうなんだ。キョーコちゃんって感度イイの? 」
「 へ? 」
「 やるな、敦賀くん。それはそれで悪くないと思うよ、くノ一としては 」
「 そうなんですか?でも私、すぐに頭が真っ白になっちゃって、息が上がっているうちに今日は終わりって、毎回言われてしまうんですけど… 」
「 あらら。自信喪失中? 」
「 だったらさ、俺たちが確認してあげようか? 」
「 確認……ですか? 」
「 そ。君がいまどのレベルに達しているのか、客観的に判断してあげるよ。知りたいでしょ? 」
「 知りたいです!! 」
「 よし、いい返事だ。ちなみに性技は?どれぐらい習った? 」
「 どれぐらい?…って…言われても 」
「 うん?キョーコちゃんが咥えたり舐めたりしたことはあるのかって事なんだけど? 」
「 咥えたり舐めたり??…されたことはありますけど、したことはないです 」
「 はぁ?それじゃ、全然進んでないってことじゃないか 」
「 えっ、そうなんですか?! 」
「 そうだよ。くノ一っていうのはさ、相手の男を気持ちよくさせて、それこそ何も考えられないぐらいに出来ないと情報なんて何も引き出せないだろ? 」
「 はうっ、なるほど、そうかも! 」
「 ま、敦賀くんには敦賀くんの考えがあるんだろうけどね 」
「 そういうのも併せて俺たちが確認してあげるよ、キョーコちゃん 」
「 はい、よろしくお願いします!! 」
「 うん。いい返事だね 」
「 じゃ、着物をはだけさせて腰をくねらせて? 」
「 はい!基本のキですね 」
――――――― あいつらが
どんな甘言でキョーコをそそのかすのか、なんて
想像は容易い。
だからこそ
俺は切羽詰まっていた。
「 あ、光!! 」
「 うえっ?!…なんだ、びっくりした、敦賀くんか。なに? 」
「 キョーコ!!!…か、貴島か古賀、を見なかったか? 」
「 見なかったけど…。っていうか、居ないなら少なくとも貴島くんなら、いつものおさぼり御殿だと思う 」
「 !!だな!ありがとう、助かった 」
「 どういたしまして~…って、はっや 」
疾風の如く駆け抜ける。
正直、あいつらを鏖殺せん勢いだった。
「 はい、いいよー。うん、胸も肌もきれいだね 」
「 キョーコちゃん、そのまま足を開いて 」
「 さて、どうされたら気持ちいいかなー? 」
「 ……っっ……やだ……やだ…やだ ――――― っ!!!やだ、敦賀さん!敦賀さんっっ!!! 」
「 キョーコ?! 」
現場に立ち入って思わず目を瞠った。
命じるより先に体が動く。
「 …っ…敦賀さん?!!! 」
「 ま―――――― て待て待て待て、敦賀くん!!まだ何にもしてないって!! 」
奪い返したキョーコは震えていて
目にいっぱいの涙をためていた。
守る様に抱きしめる。
だから
だから言ったんだよ。
君に房中術なんて絶対に無理だって。
「 …あられもない姿の女に男2人がヒルのように吸い付いているのに、何もしてない…は通用しないと思わないか? 」
「 …つ…るがさ…ごめんなさい、私が… 」
「 本当だって!そもそもいま口をつけたばかりだったんだよ。だいたい、俺たちは房中術を習い始めたのに自分がどのレベルになったかが判らないってキョーコちゃんが言うから 」
「 そうそう。それで俺たちが確認してあげようとしただけだぜ? 」
「 余計な世話だ!キョーコの師は俺だって…… 」
「 敦賀さん、ごめんなさい!!私です。私がいけなかったんです!だから、このことで争わないでください!! 」
「 …っっ!! 」
「 な。そういうわけだ 」
「 はいはい、睨まなくても俺たちは退散しますよ 」
そう言って二人が居なくなり
やがて気配さえ消え失せると、キョーコは自ら俺にしがみつき
先ほどよりさらに激しく肩を揺らして泣き始めた。
正直、俺はぎょっとしたよ。
「 …っ…キョーコ?! 」
「 ……わか…た 」
「 なに? 」
「 私、分かりました、敦賀さん……敦賀さんが…私に無理だって……っ……言ったこと…っ… 」
「 ………… 」
「 私、ダメだった。無理だった。古賀さんと、貴島さんに、体を触られた途端に怖くて、寒気がして、気持ちが悪くて……っ……だめ…だった……っっ… 」
「 だから…言ったんだよ俺は。君には無理だって 」
「 でも、平気だと思ったの!私だって修行を積めばって!!だって……だって、敦賀さんは平気だったから…… 」
泣きながら俺を見上げたキョーコのそれに
俺は地獄で仏を見つけた気分だった。
「 それは嬉しいけど、ね 」
「 う…ううう…… 」
「 キョーコ。くノ一なんて目指すのはもう止めな。子供を産むのは女性にしか出来ない立派な務めだ。本当は君だってそう思っているんだろ? 」
「 …う…… 」
「 俺たちの子供なら立派な忍者になるだろうなって思ってるよ、俺は 」
コクン、と頷いたキョーコは
俺にしがみつきながら
小さな声で、はい…を何度も繰り返した。
E N D
このあと最後の学びだ、とか言って家に連れ帰り、見事処女受胎を果たす蓮くん(笑)彼は転ばされてもタダでは起きない。←なんのこっちゃ
事上磨錬(じじょうまれん)…本や映像で見聞きするのではなく、体験や実践をすることで知識や経験を身に着けるという意。
鏖殺(おうさつ)…みなごろし
これ↑さ、どっちもPCで一発変換しようとしたら出て来なくてびっくりした。最近の語句変換は語彙が少な過ぎると思う。
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