いつもお世話になっております、一葉です。
本日お届けするのは異時代パラレル。パラレルなんだけど、何なら泥中の蓮で妄想してもらってもいいです。ただし、蓮くんキョコちゃんの名前ですけど(笑)
お楽しみいただけたら嬉しいです!(ж>▽<)y ☆
■ 修行の身 ■
思わず耳を疑った。
「 ……なに?房中術を学びたい? 」
「 うん、そう。私ももう17歳。もうそろそろ社さんや敦賀さんみたいな一人前になりたいと思って… 」
房中術とは、いわゆる性技のこと。
女忍は諜報や夜襲のために男性と同衾することもあるわけで、つまり房中術は女忍にとって重要な技能の一つではあるのだが……。
「 一人前ね。この際だからはっきり言う。君には無理だ。君は忍者に向いてない 」
「 敦賀さんっ!!やってみもしないうちから反対しないでください!手裏剣だって忍術だって腕がいいって椹さんは褒めてくれたんですから! 」
「 それとこれは全く話が違う。房中術?君には無理だ。諦めるんだな、キョーコ 」
「 もう!どうしていつもそうやって無理だ、ダメだって反対するの?私だって修行を積めばきっと出来るように……!! 」
「 修行?誰と積む気だ? 」
「 ……っ……それ、は……社さん…に、お願いしようかなって…… 」
※房中術は年の近い男女で行う修行というのが暗黙のルール。
「 っっっ!!ほら、それだ。社さんが優しい人だと見越した上でのことだと誰にでもわかる。そんなんで修行を積んだってモノになるはずがないだろ 」
「 そんなこと… 」
「 あるよ。君には無理。社さんじゃ無理! 」
「 むうぅぅぅぅっ!!!じゃあ、誰だったら無理じゃないって言うんですか!! 」
「 俺 」
「 はい? 」
「 最悪、どうしても房中術を学びたい…と君が希望をするのなら、俺だったら何とかなるかも。逆に言えば俺以外にはあり得ない 」
「 ……つ、るがさん…に? 」
「 そうだよ。……社さん 」
「 ん? 」
「 異論はありますか? 」
「 俺?いや、ないな。むしろ俺って言われた時点で俺は辞退しようと思ったからな 」
「 …っ!!社さん、どうしてですか?!私、そんなにダメダメですか?! 」
「 ダメダメ?……いやぁ~~~~。理由に関してはちょっと申し上げにくいかなぁ… 」
「 社さぁぁぁん!! 」
「 なにかな?その反応。まさか俺の指導は嫌だってこと?だったら、一人前になる事すら諦めるんだな、キョーコ 」
「 諦めない!私は一人前の女忍になりたいんです! 」
「 だったら君が選ぶべき道は一つだ。俺の指導を受けて一人前のくノ一を目指すのみ。じゃなきゃ誰の指導も受けられぬまま、いつまでも半人前だ 」
「 な……なんでそうなるのぉぉぉっ!!!社さん、お願いですからやるって言って下さい!もし敦賀さんが私の指導者になんてなったら、私のことこき下ろすだけこき下ろして、最後には君には向いていないとかなんとか言い捨てて絶対零度の冷たさで私に死刑宣告をするに決まっているんですから!!! 」
「 あーははは、ごめんね、キョーコちゃん。でも俺としても自分の命は大切にしたいからさ… 」
「 私だって同じですぅっ!LME忍者村で生を受けた以上、一人前の忍者となって村の役に立ちたいんです!命を懸けて頑張りたい! 」
「 村で子供を生むことだって女性の立派な務めだと俺は思うけど? 」
「 その前に私は一人前の女忍になりたいんです! 」
「 ……だったら俺を師として房中術を学ぶしかないだろう 」
「 絶対ムリ!だって絶対に敦賀さん、私を認める気なんて無いですもん!! 」
「 いやー、前から思っていたけど、キョーコちゃんって蓮のこと分かっていないようで実は良く分かっているよね。肝心なとこはぜんっぜん判ってないけど 」
「 どういう意味ですか!もういいです。光さんにお願いしますから! 」
「 待て!!俺以外は認めないと言ったそれが聞こえなかったのか?なんなら修行の前にその耳を俺が根こそぎ掃除してあげよう。ほら、耳出して……っ… 」
「 ひいぃぃぃぃぃっ!! 」
「 だいたい、修行中の身でありながら自分の好みで師を選べるわけがないだろう。そんなにやりたいなら今すぐ指導してあげるよ。おいで 」
「 い、いやだぁあぁ、こわいぃぃぃぃ…… 」
「 怖いとか言ってる場合か。一人前の女忍になりたいんだろ。だったら昼夜を問わず俺がみっちり仕込んであげるよ、これから 」
「 ええぇぇぇっ? 」
「 うん?それは嬉しい悲鳴かな?そうだよな、嬉しいだろう?君の目の前に一人前のくノ一になるべく道が開けたのだから 」
「 ……っ…なななんか素直に喜べないですぅぅぅ 」
「 よし、俺の家に行こうか 」
せいぜいみっちり仕込んであげる。
修行だからと丸め込んで、君のその胎の中に俺の愛情をたっぷりと。
E N D
蓮くん、棚から牡丹餅。
キョーコちゃんを逃がす気、ゼロMAX(笑)
⇒異時代パラレル◇修行の身・拍手
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※修行の様子を覗き見⇒牽強付会 に続く。
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