2023年1月2日:パート2
20時過ぎ。夕食の直後に、5分ほど軽い運動をした。「食休みをしない」という習慣が、ようやく定着してきた気がする。実際、知事室でテイクアウトの昼食を食べた後も、3分間は歩き回ることにしている。
狙いは、血糖値の上昇を(少しでも)抑えることだ。日々の小さな努力が、健康の維持に繋がっていく。
さて、昨年末(12月27日)の夕方、「政務の記者会見」(知事再選への道:会見シリーズ第2弾)を行った。来夏の知事選挙に関する発表や発信は、定例会見と切り離す必要があると考えているからだ。その際に公表した知事選への主な準備状況を、このブログでも報告しておきたい。
1.知事選に向けた準備の最新状況(昨年の12月27日時点)
(1)昨年中に、県内約70の後援会で役員会を実施。全ての後援会が、翌年夏の知事選における山本一太への支援を決議(又は再確認)。
(2)県の市長会と町村会が、続けて現職候補の推薦を決定。それぞれの代表(各3名)が別々に来庁。知事応接室で、推薦状を受け取った。県内35人の首長全員に応援してもらう流れが整った。
(3)約40の県内職域団体が現職候補の推薦を決定。約20の主要団体とは、推薦を決める前に、知事との個別の意見交換を済ませていた。
(4)昨年夏に(早々と)自民党と公明党に対して推薦を依頼。昨年10月に自民党の推薦が決定。公明党からは「真剣に検討中」との返事をいただいている。
(5)前橋市、伊勢崎市、太田市、安中市で、保守系の「支援市議団」が次々と発足。これまでの知事選では、一度も見られなかった現象。
2.構築中の選対組織の現状
(1)県内に全部で39の選対組織を発足させる流れ。市町村の単位を基本とするが、各地の状況に応じて対応。もう少し細かく説明すると、郡によって、各町村ごとに選対を設けるところもあれば、もう少し広くまとめる場所もある。市によっては、あえて地区を分けて選対を組むケースも存在。
(2)選対(全体)の主要なポスト(事務総長、幹事長等)は決定済み。各地域の選対委員長に関しては、9割の人選が完了。選対委員長の8割以上が、地域の首長(市町村長)となる見込み。
ちなみに、過去の全県選挙(知事選と参院選)で、8割以上の市町村長が各地の選対委員長を務めた例は皆無。とても心強く感じている。
3.6ヶ月後(7月)の知事選に向けた今後の大まかな流れ
(1)昨年の12月に、太田市、伊勢崎市での大規模集会(県政報告会)を開催。来月(2月)と再来月(3月)には、高崎地区と前橋地区でも同様の集会を計画中。
(2)大規模な県政報告会と並行して、4月の県議選に向けた応援にも全力を傾注。すでに多くの仲間(現職候補や新人候補)から、選挙を睨んだ県政報告会出席の要請が舞い込んでいる状態。
(3)県議選では、全県を飛び回って現職や新人候補への応援演説を炸裂させる。県議選が終わった直後から、各地域選対の集会がスタート。選挙の本番が始まる前に、全県に支援の浸透を図る。ここからの3ヶ月(選挙直前まで)が勝敗を分ける!
(4)新たな選挙戦略(SNS等)についても準備中。新しい展開があった際には、その都度、「知事再選への道:記者会見シリーズ」で発表する。知事選に関する情報発信も(これまで以上に)頻繁にやるつもりだ。
上記(昨年末)の会見では、もう1つ、新たな方針を発表した。それは、「連合群馬に対しても、知事選での推薦を求める」ということだ。取り敢えず、同日の夜に、連合の会長に電話で趣旨をお伝えした。今週中にも、正式に要請を行う予定だ。
すでに推薦を頂戴している古巣の自民党と、友党である公明党に加えて、今回、なぜ、連合群馬にも推薦を求めることにしたのか?その理由は、次の4つだ。
(1)知事就任以来、毎年、連合群馬からの政策要望を受け、意見交換を実施してきた。その中で、目指すべき社会の方向性がかなり一致していると感じている。実際のところ、連合が毎年、行っている県民1万人アンケートのデータは、県政を進める上で、大いに参考にさせていただいている。
(2)最近、「連合」が政権与党である自民党との政策懇談についても、(労働者の権利を守るという立場から)前向きに進める姿勢を見せていること。特に、芳野友子会長が(苦渋の決断と述べつつも)安倍元総理の国葬に参列されたことに感銘を受けた。立場の違いはあっても、人としての信義を重んじる方なのだと思う。
(3)万一、こちらの推薦依頼を受けて、連合群馬が次の知事選における「山本一太の推薦」(それとも支持?又は自主投票?)を決めたとしても、それは、4月の県議選における知事の基本スタンス(「自民党と公明党の候補者を応援する」という基本姿勢)に何らの影響も及ぼさないこと。
(4)大沢前知事も、自身の3度目(?)の知事選では、連合群馬からの「支持」を得ていること。他の都道府県を見ても、現職知事は全方位外交を展開している場合が多く、主要政党全ての推薦を得て戦うことが一般化していること。
(5)昨年、初めて訪れた米国インディアナ州でスバルの工場を視察。スバルの現地における存在感と信頼の高さは、想像以上だった。スバルの拠点である群馬県の知事として、とても誇らしく感じた。
同時に、現地の人々の信頼を勝ち得たのは、長年、現地工場で頑張ってきた日本人スタッフの方々の地道な努力だったことを再認識した。改めて、(製造業を含め)「働く人たちの視点」を県政に生かしていく重要性を痛感した。
明日(3日)は、公務と政務が1つづつ、入っている。明後日(4日)からは、ノンストップの全力疾走が始まる。夏の選挙までは、週末もなかなか休めなくなるだろう。(ため息)
そうは言っても、知事としての公務にも、知事選に向けての準備にも、一切、手を抜くつもりはない!!特に選挙に関しては、(いつも言っているように)1%の驕りも油断もない!!常に「強敵の出現」を覚悟しながら、必死に準備を積み重ねていく!!
繰り返し言ってきたように、「知事を続ける」ことは手段であって、目的ではない。ようやく、群馬県が変わり始めた。群馬が動き始めたのだ。この段階で、群馬県の発展に貢献するための手段(知事という看板)を手放すような無責任なことは、断じて出来ない!そう強く感じている。
だから、もう一度、自らの決意をここに記しておく。次の選挙は、何があろうと絶対に勝たねばならない!!いや、絶対に勝ち抜いてみせる!!!
<現時点での選対組織の概要を説明>