学校はやり甲斐のあるブラック職場だった | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

昨日は、我が家お気に入りのホテル「はつはな」のロビーラウンジで提供される

 

 

夕食後のデザートとお酒の記事でした。全ての宿泊者に無料で提供されますが、

知らないと、夕食でお腹いっぱいになってしまうと参加できないので、注意が必要です。


私、、、、、教師が天職だと思っています。

だから60歳の年度末で、この記事に書いたように学校を退職しました。

 

 


天職である教師の仕事が全うできないと思ったからです。

ただし教師って免許職なので、学校は辞めましたが教師を辞めた訳では無いですよ。(笑)

2月11日土曜日の日経新聞にこのような記事が掲載されていました。



一瞬、教師の仕事が、デジタル化で便利になるかと思ったのですよ。

残念ですが、全く違いました。その事は後で書きます。


教師の職場が、何故、やり甲斐のあるブラック職場かというと。

1.残業手当が無い事。仕事をするほど、労働単価が下がります。

2.クラブ顧問としての引率で、土日も仕事がある事。

3.授業以外に校務分担としての仕事がある事。

4.教師を何年続けても良い授業をするためには授業準備が欠かせない事。

5.良い授業をするためには、授業準備に無限の時間がかかる事。
(何処までやるかは、その教師次第。)

6.クラブ活動中の事故は、顧問の責任になるので、監視業務が欠かせない事。
(特に運動部の場合、生徒だけの活動はさせられません。)
(クラブ活動中に他の仕事はできません。)

 

7.クラブ活動の指導は、顧問の頑張りでどんどんレベルが上がります。

私は、生徒たちを全国優勝させた事もあります。

8.学校だけでは、仕事が終わらないため家に仕事を持ち帰らなければならない事。

9.退職後も見る夢は、起きた事も無い学校のトラブルばかりな事。
(それだけ、緊張して失敗の無いように仕事してきた証拠だと思っています。)

私は、50歳の時に大病して、校務分担を軽くしてもらえたので、仕事的には楽だったのですが、

体育系クラブ顧問の先生は、年間の休みが10日間も取れない先生ばかりでした。

お陰様で、有名私立校に勤務していましたので、それなりの給与は頂いていましたが、

それは、保護者の期待に応えなければならないと言う事ですし、

教師にやり甲斐を感じれば感じるほど、仕事が大変になりました。


公立学校では、クレーマーのような保護者の問題も教師を苦しめます。

こんな状況で、良い教師が集まるでしょうか。

日本の未来を作る子供たちへの教育を担う教師の待遇改善を求めます。

実際に教師はなり手が減っていて、63歳の私にも話が来る時代になっています。

少子化対策の中に教師の待遇改善の予算も入れて欲しいです。


さて日経新聞の記事ですが、DX化により、



家でも安心して仕事が出来るようになるって記事だったのです。

やはり、教師の仕事って、家でやるのが当たり前という文部科学省の認識なのですね。(涙)

 

働き方か改革が叫ばれるなら、教師生活36年間で、大変さの構造的部分は変わりませんでした。