まずは、問題です。いちろうの肺年齢は何歳でしょう。
皆さんは、私の健康イメージをどう思われていますか?
登山をしたり、ジョギングを頑張り、脂肪肝は1ヶ月で克服したりと、
健康には注意している今年62歳になるシニア?だってイメージを持って頂けていれば嬉しいです。
昨日の体組成計の体内年齢は、47歳、一昨日が48歳でした。
50歳にならぬよう頑張っております。
でも、、、、前にも書きましたが、私は基礎疾患がありまして、
この検査の結果(左から2018,2017,2016年)の上、精密検査の結果し、
2018年にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と言われました。
吸入や薬を渡されたのですが、薬が合わず、自覚症状もないことから治療を止めてしまいました。
日常生活には、全く問題がありませんが、速く走れないし、登山も早く登れません。
いくら頑張っても1km 7分30秒を切れず、今は、更に遅くなっております。
さて、最近の新聞報道で、新型コロナウイルス感染症で、基礎疾患の中で最も重症化率が高く、5倍を超えるとのこと。死亡率も2倍になります。
ところが、自分がCOPDであることに気がついていない人が多いそうです。
40歳以上の推計患者数が530万人という試算もあり、肺がんよりも身近な疾患なのです。
40歳以上の方で、20年以上喫煙習慣があり、
次の症状があるなら、呼吸器科への受診をおすすめします。
1. 風邪を引いていないのに咳や痰が続く
2. 走ったり、重い荷物を運んだ時に同世代の人と比べて息切れしやすい
3. 運動した時に、呼吸が引っかかるような症状がある
特にジョギングで、私のように1kmを7分30秒以内で走れない人は気にしてみて下さい。
45歳になっても禁煙できていない人はCOPDの確率が特に高いようです。
私は20歳から喫煙して、40歳で禁煙しました。
母は非喫煙者ですが、
COPDになり、その後、酸素吸入を付けるようになり7年で、肺線維症で亡くなったのです。
つまり、私の場合は、遺伝である可能性があると思っております。
COPDは不可逆的に進行しますので、進行を遅らせることはできても治すことはできません。
一応、進行を遅らせる吸入がありますので、3日前から始めました。
新型コロナウイルス感染症になっても吸入していれば、少しは重症化リスクが抑えられないかなあ。(汗)
だって検査の結果、肺年齢は、まさかの93歳でした。(滝汗)(相当焦ります。)
いちろうのもう一言
母も旅行好きでして、酸素吸入になってからは海外旅行には行けなくなりましたが、
国内線にはガンガン乗って、全国を旅しておりました。
手続きをすれば、飛行機の機内にもホテルにも酸素吸入をセットできたのです。
酸素吸入を始めると長寿にならないのは覚悟しましたが、6年目で亡くりました。
正月を家族や孫と楽しく過ごし、
孫とデパートに買い物に行った翌日から調子が悪くなり、病院に行ったら肺炎とのことで、
そのまま入院になり、2日後に亡くなりました。
私も酸素吸入になったら、母以上に人生を楽しんでしまおうと思っております。
母は74歳で亡くなりました。
ちょっと早い死は悲しいですが、最後まで孫たちと外出もできて素敵な人生だったと思います。
最後に
COPDは酸素不足の状態に慣れちゃいますので、隠れCOPDになってしまうのですよね。
母もSPO2が90%でも平気でいました。コロナ肺炎を起こしたらすぐにアウトでよね。(汗)
タバコを20年以上吸われた40歳以上の皆さん、隠れCOPDになっていませんか?
禁煙しなければ、COPDに近づき、喫煙を続ければ、COPDが確実に悪化します。
私の夢は、燕岳(2763m)に登ること、私の肺で登れるのか不安しかないけど、チャレンジします。
燕岳のイルカ岩から槍ヶ岳を望む