警告「生肉好きのあなたに」(再掲) | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

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昨年11月5日に下記の記事を書いたんですが,悲しいことに死者が出ちゃいましたね。
残念です。

みなさんは,あのお店だけが悪いって思っているでしょうが,
ほぼ全てのお店で出される生肉は,下記の記事の通り,生肉用ではなく加熱用の肉です。
罰則がないので,加熱用の肉を生肉で出しているんです。

是非,下記のリスクを理解して,自己責任で生肉は食べて下さいね。
子供に食べさせるのは絶対にやめましょう。

また,BBQ等で,生肉をつかむ箸と食べる箸の共用はやめましょう。


以下は11月5日の記事の再掲です。


ご存じの方はご存じですが、ワタクシ、、、生肉が好きなんです。

大学時代も肉を研究しておりまして、筋金入りです。

肉は極めすぎたので、現在は魚派ですが、生肉好きは変わりがありません。

実は、友人に薬剤師がおりまして、
薬剤師でありながら保健所に勤め、飲食店の衛生管理などの仕事をしております。
その友人から

社会的責任として「生肉の怖さをしっかり伝えろ」って注意を受けました。

そうなんです。生肉って危険なんです。
私は、それを承知で食べていますが、
ブログに書くことにより危険性を知らずに食べる人がいたら困ると反省し、記事にしました。

東京都の福祉保険局のHPからの転載です。

1 お肉は生で食べると、食中毒になることがあります
とりわさ、レバ刺しなどによる食中毒の原因菌である「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌(O157など)」は、少量の菌で食中毒を起こします。新鮮であっても、菌が付いている食肉を生で食べれば、食中毒になる可能性があります。

2 子どもが食肉を生で食べると、特に危険です
カンピロバクターによる腸炎は、子どもに多く発生します。また、腸管出血性大腸菌(O157など)による食中毒では、合併症で溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症する率が子どもにおいて高く、腎機能障害や意識障害を起こし、死に至ることがあります。子どもも含めて、カンピロバクターによる食中毒の後、手足の麻ひ、呼吸困難等を起こすギラン・バレー症候群を発症することがあります。

3 「生食用」の牛肉、鶏肉は流通していません
厚生労働省は、「生食用食肉等の安全性確保について」の通知で、生食用食肉の衛生基準を示していますが、平成20年度にこの通知に基づいた生食用食肉の出荷実績があったのは、馬の肉・レバーだけでした。牛肉については国内と畜場から生食用としての出荷実績はなく、一部生食用として輸入されているものがありますが、その量はごく少ないものと考えられます。また、鶏肉は生食用の衛生基準がありません。したがって、牛肉、鶏肉は、生で食べると食中毒になる可能性があります。

大原麗子さんも苦しんだのギラン・バレー症候群になり一生を棒に振ることもあるんです。

ギラン・バレー症候群とは

筋肉を動かす運動神経の障害のため、急に手や足に力が入らなくなる病気です。手足のしびれ感もしばしば伴います。多くの場合(約7割程度)風邪をひいたり下痢をしたりなどの感染の後1-2週して症状がはじまります。症状は2-4週以内にピークとなり、その後は改善していきます。症状の程度はさまざまですが、もっとも症状のひどい場合には寝たきりになったり、呼吸ができなくなることもあります。

豚は当然、牛肉、鶏肉も「生食用」の肉は流通していません

ですから、こんな危険性を知った上で、信頼できるお店で食べること。
できれば、表面は火を通すことが大切です。
生肉の危険性を、是非、知っておいて下さい。
イチローの独り言
私の大学の専門は畜産で肉を研究していました。
食肉格付け協会で、和牛の枝肉の格付けは、脂身を生で食べて判断の1つとしております。
肉は脂の味が大切なんです。そんな関係で、今でも信頼できるお店では、生でお肉を食べてしまいますが、
生肉用の牛肉や鳥肉は存在しませんので、そのお店の判断で生食用として出されていることは十分に理解して欲しいと、記事にした次第です。

その友人、レストランの裏側を知っておりますから、死んでも生肉は食べないって言っております。
相当に高級レストランでもプロの目からは管理がなっていないようですよ。

焼き肉屋さんのユッケ刺し、まさしく生肉です。