日本の原子力発電で知って欲しいこと。 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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福島原発の件は最初から心配でした。
早く,安全停止(冷温停止って言います)して欲しいです。

原子力発電に対して、批判的な方が多くいます。
批判する前に現実だけは知って欲しいと思い、私の知っていることだけを書きます。


福島第一原子力発電所の現地では、危険覚悟で決死の活動を続けていますし、
東京の対策本部で詰めている方々も必死で頑張っていると思います。

皆さんも、東京電力のトップの人ではなく,
協力企業も含め現場で奮闘している方々へのエールをお願いします。


なお、福島第二原子力発電所は、関係各位の大変な努力により4基とも冷温停止まで到達しました。

福島より震源に近い女川原発(全3基)は地震で運転停止後、無事に冷温停止まで到達しています。

少し離れた東海村の原発(全1基)も同様に冷温停止まで到達しています。

つまり,M9.0という,とてつもない想定外の大地震でも電源装置さえ津波で流されなければ,
無事に冷温停止まで到達できたってことです。(日本の技術力です。)


福島第一原子力発電所で,もし,炉心が爆発しても日本は偏西風帯にありますから,
大部分の放射性物質は太平洋に流れます。是非,冷静な対応をお願い致します。

海にあるから津波にやられるんだ,って報道もありますが,
太平洋側の海にあるから,それも偏西風が吹いているから半分以上(大多数)の放射性物質は
海に流れます。

放射性物質が農作物から検出されましたが、毎日(1年間以上)食べなければ大丈夫な量だし、
洗い流してしまえば、ほとんど大丈夫です。
放射性ヨウ素の半減期は1週間くらいですから、少し待てばもっと、大丈夫です。
それより、福島県に対する風評被害が心配です。
福島県は東北なのに、原子力発電所は、東京電力のもので100%東京電力に送電するための
発電所です。

現在(震災前),日本の原子力発電の発電割合は,四分の一です。
(ちなみに九州電力と北海道電力では40%を超え,関西電力は50%弱です。)

日本には55基の原発があり,発電規模は4,958万kWです。
つまり,原発がないと日本の生活は成り立たないのです。

福島第一原子力発電所で海水を使った場所は廃炉になると思います。

また、福島第二原子力発電所の4基,女川原発の3基,東海村の1基もいつ動かせるか分かりません。

世論の厳しい目に晒され,復旧が遅れれば,55基の内,14基が長期間動かないことになります。

定期点検で動かせない原発もありますので,発電量が確保できないのです。

好きに電気を使いながら,原発を感情的に批判する。って状態にならないことを望みます。

電気は,貯めることができません。

みなさんの頭の上で点いている電気も何割かは,今、原発で作られている電気です。

原発について真剣に考えるときに来ているのです。

みなさんは節電に努めていますか?
節電の記事:http://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/36634359.html

真剣な節電をしないで,原発反対っておかしいと思います。
計画停電が夏まで続く覚悟をしなければなりませんね。
(春の一時期は温暖なので縮小されるけど,今の状態なら猛暑になれば再開だと思います。)

イチローの独り言
原子力発電をやめるということは、我々の生活を根本から見直すことと同時に考えなければならないです。
化石燃料の枯渇(高騰)も心配されます。原発との共存か。原発をやめて我々の生活を根本から見直すか、真剣に考えなければいけないと思います。
計画停電で、電気のない大変さを痛感しております。