私には重すぎました。 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

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最初に断っておきますが、とても重い話ですし、昨日のドラマのストーリーもバラしてしますので、了承の上、お読み下さい。 どうしても書きたいんです。

昨日、ドラマスペシャル「ニセ医者と呼ばれて」日本テレビ21:00を一部見ました。
番組HP:http://www.ytv.co.jp/niseisha/

沖縄が舞台なのです。
沖縄には学生時代に調査隊として1ヶ月以上滞在しておりましたので、沖縄の戦争の悲惨さは、よく知っております。(この話は、後日ファン限定で書きます。)

このドラマは、戦後の沖縄が、日本でなかった時代の物語です。
笑顔の俳優「堺 雅人」が主演を務めました。
日本テレビHPより
イメージ 1

ドラマのストーリーは

右下クリックで拡大されます。このストーリーを読まないと下記の話がつながりません。
イメージ 2

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ここからはネタバレです。でも、是非読んで欲しいです。





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で、出産シーンです。

彼(堺雅人)は、由美を励まし、
長い苦しみに耐えて、由美は出産します。

子を取り上げた彼は、言葉に詰まります。
その時の彼の苦悩の表情は忘れられません。

その子供は、黒人の子供なのです。

由美は悲しみに叫びます。

その現実を受け入れられない夫は由美をなじって出て行ってしまいます。

由美は、苦しんで産んだ、我が子を抱くことができないのです。

おっぱいを欲しがって、泣く子供。

彼は、由美に「生まれてきた子供のは罪がない」って話します。

由美は、黒人の我が子を抱き、おっぱいを与え
「親として一番幸せな時のはずなのに」と大粒の涙をこぼします。

その後、由美は書き置きを残し、彼の家を出て行きます。

そして、米軍基地のフェンスで、首を吊って自殺します。

由美の気持ちを考えると、心がえぐられます。
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事実に基づいて描かれているドラマですので、本当にあったことなのかもしれません。

また、これに似た現実はいっぱいあったと思います。

沖縄で米兵が何をしても沖縄の人はほとんどが泣き寝入りです。

だって、米兵は、日本の法律では裁かれないんですよ。

われわれ、本土の人間は、その事実を真から理解していますか?

沖縄をリゾートして、大好きな人も多いと思います。私もその一人です。

でも沖縄は、このような歴史の中を歩み、日本のほとんどの米軍基地があります。
普天間の移設問題を他人事ではなく、日本人全体で考えて欲しいって強く思います。

私は、辛すぎて最後まで見ることのできないドラマでした。