ネズミも知っている和食の魅力 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

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12月8日(2008年)の朝日新聞朝刊の「私の視点」に面白い記事が載っていた。

記事の内容

日本の食文化が欧米化したため、食糧自給率27%(穀物ベース)と危険水位を超えている。
(日本がよく使うカロリーベースでの食糧自給率40%は世界で韓国と日本くらいしか使っていない。)

この記事は、マウスを使った動物実験で、和食の魅力を説いている。
マウスにレバーを押すと、少しだけエサが出てくる装置を使って実験する。
レバーを押す数が、その食品の魅力である。

結 果
水・・・興味を示さない。
砂糖水・・・・約50回。
油脂・・・・約100回以上。

つまり減量中の私が、酔っぱらって理性を失ったとき、
甘い物やスナック菓子を切れ食いしてしまう理由は、動物の本能が蘇った?(笑)

日本人の食生活が欧米化したのは、動物的本能で当然の結果である。

そして、同じ実験をダシでも行っている。

鰹だし・・・約60回
砂糖水より回数が多い。

つまり、日本食のダシの文化には、欧米の食生活以上に動物も認めた魅力(やみつき性)がある。

また、味覚としてのやみつき性以上に、
ダシには、香りというもう一つの魅力(やみつき性)がある。

よって、理性(知能)の発達した人間は、ダシの味と香りに「やみつき」になるのである。

世界が和食に向いている中。日本人もダシの魅力を再認識すべきかも。

これらの脳内回路は、幼児期に作られるらしい。

子供達にダシの美味しさをしっかり理解させていきたい。

「焼き魚でパンが食えるか。」
「味噌汁や野菜の煮物がパンに合うか。」
と記事にはあった。

和食を見直せば、米の消費が増え、日本の農と食が必ず変わる。
自給率も上がっていくだろう。

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