忘れている方がいると思うのですが、私は頚椎椎間板ヘルニアと腰部脊椎管狭窄
症を併発しているため、右手は自由にならないし、左足は引きずって歩いている
し、首から右腕の痛みはひどいしと、満身創痍の状態です。(笑)
痛い痛いってブログに書くと、痛みが頭に記憶され、慢性疼痛になる気がします
ので、ブログには痛いことはなるべく書かないようにし、自分の中なら忘れるよ
うにしています。
いつも、痛みを忘れる気晴らしを考えているって事です。(お酒も含みます。)
とは言っても大学病院に管理されている身体ですから、たまには大学病院の事を
書いてみようと思います。
私は、現在二つの大学病院に通っています。23区にあるT大学病院(以下T)
と東京の市部にあるK大学病院(以下K)です。
どちらも改築され、白い巨塔のように立派な病院です。
ところが、比較して利用するとあまりの違いに驚かされます。
[1]受付
T:行くとすぐに総合受付がわかり、ここで、すべての手続きできます。
カルテも電子カルテなので、待たされません。
次にどこに行くかも分かりやすく説明されます。
K:どこに並んで良いか分からないので、まず、人に聞く必要があります。
受付を終わると、カルテを作る列に並び直し、15分くらい待つとカ
ルテが作られ受付終了です。
次にどこに行って良いか、聞くまで教えてくれませんでした。
※大学病院には、紹介状をもらっていきましょう。初診料が3000円近く
安く済むことと、紹介状を持っている人が優先されます。
※紹介状は、かかりつけの医師に「どこどこの大学病院に行きたい」って言
えば簡単に書いてくれます。患者の意志が尊重される時代になりました。
ただし、大学病院は高度医療のための病院ですから風邪やインフルエンザ
では紹介状を書いてもらうことは出来ません。
※私は、T病院にK病院の紹介状を書いてもらいました。大学病院に大学病
院を紹介してもらうなんて大胆だなあと思いましたが、Tではできない治
療なので快く書いてもらえました。
[2]整形外科受付
どちらの病院も整形外科の受付に行かされます。
T:すぐにどこで待つかを説明され、ディスプレーに番号が表示されたら診
察室の前に並ぶよう説明されます。ここでは、患者のプライバシーを守
り、名前は呼ばれません。
K:15番か23番の前で待って下さい。って言われましたが、別の通路に
ある診察室で、分身の術を使わない限り無理です。
どうしたら良いかを聞くと、中間地点で待てと指示されました。
どちらの呼び出しの声も小さいので、耳をそばだてないと聞きそびれま
す。名前もフルネームで呼ばれますので、みんなに名前が知れます。
[3]エレベータ
T:ボタンを押すとすぐに来ます。
K:ボタンを押すと前にあるエレベータは来ますが、後ろにあるエレベータ
は来ません。よって、みなさん、後ろのボタンも押します。
すると、客が乗らないエレベータが1基上下することになります。
なぜ、集中管理しないんでしょうね。
[4]会計
T:会計に並ぶとすぐに順番が来て、一瞬の確認後、自動会計機で精算できます。
K:会計に並び受付で確認後、計算が始まります。約10分で番号が表示され
自動計算機で支払います。
[5]その他
T:どの職員に何を聞いても的確な答えが返ってくる印象です。
K:的確な答えが戻ってこない印象で、冷たい感じがします。
以上、勝手なことを書きました。あくまでも私の感想です。治療の善し悪しには
まったく関係ないですが、同じ新築病院にありながらシステムの優秀さが明らか
に違うことに驚かされたんです。
T病院は、患者の動線まで考えているって感じです。
今日は、T病院、明日はK病院に通院です。
今日のT病院は予定になかったのですが、痛みがひどく、電話で主治医に相談し
たら急遽本日ルートブロックをしてくれることになりました。大学病院なのに柔
軟に対応してもらえ心から感謝してます。
ルートブロック治療は
http://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/2417018.html
をお読み下さい。
機会があれば、続編として大学教授vs若手医師を書きたいと思います。
Tでは、若手医師 Kでは教授に診てもらっております。