友人 | 人生を夫婦で楽しむ方法

人生を夫婦で楽しむ方法

食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

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その友人と出会ったのは、北欧ノルウェーの田舎町ベルゲンである。

今から26年前に最果てのベルゲンの寂しい道を歩いていると、向こうから東洋人が歩いてきた。

こちらが「こんにちは」と声をかけると挨拶が返ってきて日本人であることが確認できた。

当時はまだ日本の旅人が少ない時代であり、最果ての地にいる寂しさからか、お互いは一瞬に打ち解けて語り合い、何日間か一緒に旅をすることになった。

その間、人生のこと、将来のこと、異性のこと、多くを語り合い別れた。

帰国後も同じ東京の大学生であったことから友人関係はとぎれることなく続いた。

就職のこと、恋愛のこと、結婚のこと、子供のこと、政治のこと多くを語り合った。

そして、昨日は、地元小平の玉川上水の緑を眺められる喫茶店のテラス席で、紅茶を飲みながら語り合い、穏やかな時間が過ぎていった。

私の手や腕の痛みは消えることがないが、友人との語らいは、痛みを確実に紛らわしてくれる。

そんな友人を持っている人生って素晴らしい。


写真は、ベルゲンの街の雰囲気を写したものです。
もう一つの写真はグーグルアースで、友人と行ったソグネフィヨルドを上空から見たところです。このフィヨルドは世界一長いフィヨルドです。川に見える水辺は内海でノルウェー海まで500km以上の距離があります。
ベルゲンのことを最果ての田舎町と書きましたが、実際はノルウェー第2の都市です。
しかし、26年前に日本から南回りの飛行機で26時間かけてロンドンに入り、電車を乗り継ぎ何日もかけてたどり着いたベルゲンは、私のとって最果ての地でした。