ブロック注射の種類と東洋医学 | 人生を夫婦で楽しむ方法

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食べることが大好きで、一食一食を大切にしております。人生は一度限り、後悔無く暮らしたいです。その為のヒントになるブログにしていきたいです。

私は、今年の1月に腰部脊椎管狭窄症と診断され、左足が動かなくなりました。

正確に言えば間欠性跛行と言って、5m歩くと足が動かなくなり、休むとまた5m歩けるという症状です。

腰部脊椎管狭窄症の人が医者に行くと必ず、何m歩けますか? と聞かれるほど、狭窄症の人には顕著な症状です。

いままで、病気知らずの人間だったので、焦りに焦りました。仕事もできる状態ではありません。

今にして思えば、狭窄症だけでなく椎間板ヘルニアも併発していたのかもしれません。

地元の総合病院に行くと、安静入院と投薬、ブロック注射、手術しか方法がないといわれました。
入院ができないので、投薬とブロック注射を試してみました。

その時は、知識がなかったのですが、ブロック注射には種類があります。

1.ファセットブロック注射
  背骨後部の突起付近にブロックし局所的に痛みを和らげます。
2.仙骨部硬膜外ブロック
  尾てい骨部から行い、お尻の骨の最下部の硬膜外腔に薬を注入します。
3.腰部硬膜外ブロック
  レントゲン透視下で行う事が多いです。背骨と背骨の間よりブロック針を刺入します。
  硬膜の手前まで針を入れて薬を注入します。
4.椎間板内ステロイド注射
  レントゲン透視下でいます。椎間板中心部からヘルニアへ向けてステロイド剤を注射します。
5.神経根ブロック(ルートブロック)
  レントゲン透視下で行われます。
  神経根に直接針を刺して痛み止めを注入するのが神経根ブロックです。
6.脊髄造影(ミエログラフィー)
  脊髄腔に造影剤を注入してレントゲン透視下で行われます。
  エックス線を用いることで椎間板ヘルニアによる神経の圧迫の状況を視覚化することが出来ます。

昨日のブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/zen3des/2417018.htmlに書いたのが、5の神経根ブロック。
1月におこなったのは、1のファセットブロック注射だったような気がします。

そして、1のブロック注射はとても痛く、まったく効きませんでしたので、2度とブロック注射はしない。と心に決めました。

投薬、ブロック注射(それ以外のブロック注射があることを知りませんでした)をやって、入院、手術を選択しないと言うことは、東洋医学に頼るしかないと言うことです。それ以外の選択肢がありません。
もちろん、整形外科での投薬と、牽引治療は続けました。

東洋医学では、鍼、電気鍼、整体、気功、中国気功、漢方、漢方煎じ薬、いろいろとやりました。

そして、約3ヶ月がたち、間欠性跛行から解放された状況です。

今、思うことがあります。

私の症状は、東洋医学によって治ったのでしょうか。
違う気がするんです。もちろん効果がなかったと否定はしません。
ただ、何もしなかったとしても症状は改善された気がします。

この9ヶ月間の苦しみの中で、多くの情報を集め考えてきました。
すると、みなさんが、東洋も西洋も含めいろいろなやり方で治療されており、多くの方が3ヶ月から6ヶ月で症状を改善させています。

つまり、人間とは柔軟にできており、変形を加えられた神経も時間とともに、その状態(痛みなど)を改善する力を持つのではないかと考えます。

もちろん、修復不可能な状態では、駄目だと思いますが、修復可能な範囲はとても大きい気がします。

さて、ブロック注射に話を戻しますと、1月に受けた1のファセットブロック注射は医者の勘で打っているだけですから当たる場合も外れる場合もあります。私は外れました。

一昨日に受けた5の神経根ブロック(ルートブロック)は、レントゲンで位置を確認し神経に触れて、痛みのある神経であることを確認してから薬を注入しますので確実です。

私の結論です。


1.整形外科で手術しか選択肢がないといわれたら手術を選択しましょう。

 手術もいろいろありますので、検討の必要があります。しかし、世間やマスコミで話題になるゴッドハンドとか言われている先生が素晴らしい先生とはかぎりません。売名行為やマスコミ受けをねらっている医師も混じっているようです。家内が勧めてくれたレーザー手術の医者は、複数の医者から問題があると教えてもらいました。
 私は、話を良く聞いてくれて、その先生の話に納得できる医者に手術は任せたいですし、大学病院を信頼したいと思います。
 
2.薬をきちんと飲みましょう。

 私に処方されているオパルモンという薬は、血液の流れを良くし、新しい血管を作る力を身体に与えてくれるようです。情報の通りが悪くなった神経を養生するのは血液です。新鮮な血液が神経にとどく環境を与えてあげましょう。

3.神経根ブロック(ルートブロック)をやってみましょう。

 闇雲にブロック注射ではなく、レントゲンで確認しながら痛い神経を特定して薬を入れてもらいましょう。症状の辛い3ヶ月から6ヶ月を楽に乗り越せる可能性があります。

4.自分の治癒力を信じて東洋医学を受けましょう。

 東洋医学でもいろいろな方に出会いました。私の治療を受ければ必ず治るみたいな言い方をする方は、胡散臭く感じます。あなたの自然治癒力を引き出します。というスタンスの方の治療を受けたいと思います。

以上、ヘルニアや狭窄症でお悩みの方の参考になれば幸いです。