電験の勉強をすることにしました | 技術士を目指す人の会

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勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

電気主任技術者試験の勉強をすることにしました。僕、電気は素人なんです。

ますは、書店でテキストを購入。
1冊800ページ以上あるのでかなり分厚い。
 
電気主任技術者試験は、「理論」、「機械」、「電力」、「法規」の4科目があるようです。
電気主任技術者になるためには、4つの科目、全てに合格する必要があります。
ただし、この試験は、合格した科目は2年間免除になるという救済措置があります。
例えば、最初の年は「理論」だけ合格した場合、翌年、翌々年の試験では「理論」を受験しなくてもいいんです。
つまり、3年間で全科目合格すればいいわけです。
 
●勉強計画
勉強計画は必要です。
そこで、まずは勉強計画を立てました。
勉強計画において、把握するべきことは、勉強の総量と勉強できる時間です。
 
まずは、勉強の総量です。
購入した4冊の参考書は、教科書部分と例題部分で構成されています。
教科書部分は合計で1450ページ、問題数は420問です。
420問を解くことができる知識が身につけば合格できるわけです。
つまり、これが勉強の総量です。
 
次に、勉強できる時間です。
平日は1.5時間、水曜日はやらない、土日は6時間、これだけ勉強をすれば、週18時間確保できます。
試験まで104日なので、勉強できる時間は、270時間くらいです。
 
勉強の総量と勉強できる時間がわかったら、勉強計画を作ります。
 
1時間で3問分の内容を理解すれば、140時間で全部目の420問に目を通すことができます。これで全体像を把握します。
残された時間は130時間です。この時間で、難易度と苦手度に応じて、2〜4回問題を解いて、内容を記憶します。
そうすれば、合格レベルに到達できるはずです。
 
これはプランAです。
口で言うのは簡単です。1時間に3問分を理解できるのか不明です。まだテキストを読んでないですが、さすがに知識ゼロの人間にはキツイと思われます。さらに、週18時間の勉強時間を確保するのも難しいです。
 
そこで、プランBを作ってみました。
一言で言えば、2科目に絞る方法です。
 
平日1.5時間、水曜日はやらない、土日3時間、勉強をすれば、週12時間確保できます。試験まで104日なので、180時間くらい確保できます。
 
1時間で2問分の内容を理解すれば、110時間で「理論」と「機械」の2科目に目を通すことができます。
残り、70時間です。この時間で、難易度と苦手度に応じて、2〜4回問題を解いて、内容を記憶すれば、2科目について合格レベルに到達できるはずです。
 
このプランは2科目のみにターゲットを絞ったものです。全体像が見えないまま勉強するが何か納得できないものがあります。
 
そこで、プランCを作りました。
ひとまず、全体像をつかむことを優先します。
 
プランBと同じく、平日1.5時間、水曜日はやらない、土日3時間、勉強をすれば、試験までに180時間くらい確保できます。
1時間で3問分に目を通します。ただし難易度の高い問題はパスします。これなら140時間で一通りに目を通すことができます。
この時点で残り40時間。これしか確保できないなら、「理論」についてのみ、2〜4回問題を解いて、内容を記憶します。
でも、この時点で、70時間以上確保するよう努力する。「機械」も頑張る。
このプランCがしっくりきます。
これで頑張ってみたいと思います。