本田直之さんの書籍、『TrabeLife』を読みました。
サブタイトルは、「クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと」です。
僕は、本田直之さんの書籍が好きです。
だから、ほとんどの書籍を読んでいます。
ただし、ノマドに関する本、ハワイを前面に出した本は、自分の現在の生活とギャップがありすぎて、読んでいませんでした。
『TrabeLife』は、表紙はハワイですし、海外旅行をメインにした書籍なのは明らかです。
僕は、きれいな海が好きですし、旅行も好きですが、「ちょっと違うかなぁ」っていう思いがあり、この本を読んでいませんでした。
今回、目にとまったのはサブタイルの「クリエイティブ」というキーワードです。
最近、自分の中のクリエイティブな部分が劣化しているなぁ、そんな焦燥感ちがありました。
そこで、『TrabeLife』を手に取り、読んでみました。
作者の現在の働き方、生活の仕方が、旅の影響、恩恵によるものが大きいという話でした。全体を通じて、旅のすばらしさや、楽しみ方が書いてあります。
強く印象に残った内容があります。
それについて、書いておきます。
作者は次のようなことを言っています。
自分の可能性を広げるには、選択肢を増やす必要がある。
その最良の策は、未知のものと出会うこと。
未知のものと出会う方法としては、たくさんの本を読み、たくさんの人の話のもいい。
しかし、これらの方法はたくさんの時間と努力が必要になる。
その点、旅は行った瞬間、未知のものが入ってくる。
旅先で出会うものは、文化、ライフスタイルが違う。
旅先で出会う人は、言葉、働き方、価値観が違う。
全てが未知なるものだ。
旅は、未知のもの出会う一番簡単かつ効果的な方法だ。
なるほど、これを読むと、旅をすることで、クリエイティブな発想が浮かぶ、そんな気がしますね。
海外旅行なら最高ですね。未知なるものを全身で感じることができます。
でも、国内でもいいです。未知なるものを探せがいいです。
出張、視察とかでもいいです。自分の知らない仕事の仕方とか、施設とかを直に見るだけで、いい刺激になりますね。
さらに、作者はこんなことを言っています。
旅をしたときは、メモをした方がいい。
何を感じたのか、一言でもいいからメモを残す。
どこに行ったか、何を見たか、どこで何を食べたか、こんなことは後で検索できる。
旅をする中で、自分の気持ちを見つめてみるといい。
そして、感じたことをメモする。
これだけで、旅の価値は劇的に上がる。
なるほど、感じたことをメモる。
それから、自分の気持ちを見つめるとなると、楽しいとか、キレイとか、美味しいでは不十分ですね。
だから、旅をするなかで何を学んだか、いつもの自分の環境と何が違うのか、それは何が原因なのか、そういった視点で観なければいけません。
旅を楽しみながらも貪欲に何かを吸収する姿勢・視点が必要ですね。
そして感じたことをメモる。
メモをとっておかなければ、その時感じたことは流れていってしまいますからね。
今度、旅行や出張に行くときは、メモをとるようにしよう、そう思いましたね。