旅の仕方 | 技術士を目指す人の会

技術士を目指す人の会

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

本田直之さんの書籍、『TrabeLife』を読みました。

サブタイトルは、「クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと」です。

 

僕は、本田直之さんの書籍が好きです。

だから、ほとんどの書籍を読んでいます。

ただし、ノマドに関する本、ハワイを前面に出した本は、自分の現在の生活とギャップがありすぎて、読んでいませんでした。

『TrabeLife』は、表紙はハワイですし、海外旅行をメインにした書籍なのは明らかです。

僕は、きれいな海が好きですし、旅行も好きですが、「ちょっと違うかなぁ」っていう思いがあり、この本を読んでいませんでした。

 

今回、目にとまったのはサブタイルの「クリエイティブ」というキーワードです。

最近、自分の中のクリエイティブな部分が劣化しているなぁ、そんな焦燥感ちがありました。

そこで、『TrabeLife』を手に取り、読んでみました。

 

作者の現在の働き方、生活の仕方が、旅の影響、恩恵によるものが大きいという話でした。全体を通じて、旅のすばらしさや、楽しみ方が書いてあります。

 

強く印象に残った内容があります。

それについて、書いておきます。

 

作者は次のようなことを言っています。

 

自分の可能性を広げるには、選択肢を増やす必要がある。

その最良の策は、未知のものと出会うこと。

未知のものと出会う方法としては、たくさんの本を読み、たくさんの人の話のもいい。

しかし、これらの方法はたくさんの時間と努力が必要になる。

その点、旅は行った瞬間、未知のものが入ってくる。

旅先で出会うものは、文化、ライフスタイルが違う。

旅先で出会う人は、言葉、働き方、価値観が違う。

全てが未知なるものだ。

旅は、未知のもの出会う一番簡単かつ効果的な方法だ。

 

なるほど、これを読むと、旅をすることで、クリエイティブな発想が浮かぶ、そんな気がしますね。

海外旅行なら最高ですね。未知なるものを全身で感じることができます。

でも、国内でもいいです。未知なるものを探せがいいです。

出張、視察とかでもいいです。自分の知らない仕事の仕方とか、施設とかを直に見るだけで、いい刺激になりますね。

 

 

さらに、作者はこんなことを言っています。

 

旅をしたときは、メモをした方がいい。

何を感じたのか、一言でもいいからメモを残す。

どこに行ったか、何を見たか、どこで何を食べたか、こんなことは後で検索できる。

旅をする中で、自分の気持ちを見つめてみるといい。

そして、感じたことをメモする。

これだけで、旅の価値は劇的に上がる。

 

なるほど、感じたことをメモる。

それから、自分の気持ちを見つめるとなると、楽しいとか、キレイとか、美味しいでは不十分ですね。

だから、旅をするなかで何を学んだか、いつもの自分の環境と何が違うのか、それは何が原因なのか、そういった視点で観なければいけません。

旅を楽しみながらも貪欲に何かを吸収する姿勢・視点が必要ですね。

そして感じたことをメモる。

メモをとっておかなければ、その時感じたことは流れていってしまいますからね。

今度、旅行や出張に行くときは、メモをとるようにしよう、そう思いましたね。