勉強、できるだけ楽しくやりたいものです。
もちろん、勉強すること自体が楽しい、それが一番です。
そういう勉強も存在します。
でも、全部が全部、楽しい勉強になるわけではありません。
むしろ、必要にせまられて勉強するのが一般的で、勉強は楽しくないケースが多いでしょう。
そこで、重要になるのが、ゲーム化です。
勉強をゲーム化すれば、やるのが楽になります。
そんなわけで、ゲーム化について調べてみました。
ゲームは次の4つの条件を満足する必要があるそうです。
❶何をするべきか明確になっている。
❷自分がどうよう状態なのかすぐにわかる。
❸アクションに対してすぐに反応がある。
❹達成すると、ご褒美がもらえる。
例えば、野球のペナントレースで考えてみます。
次のとおりですね。
❶優勝(143試合して、できるだけ多くの試合に勝つ)
❷リーグ内の順位
❸試合に勝てば順位が変わる(1位とのゲーム差が出る)
❹優勝で年棒アップ
これを資格試験にあてはめると、次のようになります。
❶受験して合格する(ボーダーライン 60%)
❷問題集の何%が完了したのか進捗を見える化する。
❸問題集の解答を切り離して、すぐに正誤を確認できる状態にする。
❹有資格者になれる⇒収入につながる
こんな感じですね。
でも、これだけでは勉強のゲーム化は不十分です。
もう少し、考える必要があります。
まず、❶の部分。「何をするべきか明確になっている」です。
合格するべきなのはわかりますが、合格するためには、何をするべきかが不明確です。
この状態では勉強はしんどいです。
だから、例えば、5冊の問題集を完璧にするという風に、やるべきことを明確にする必要があります。
5冊で合格できるかどうかはわかりません。
ただ、目標を明確にすることが、勉強を進める上で重要なんです。
それと、❷の部分。「自分がどうよう状態なのかすぐにわかる」
自分がどうよう状態なのかすぐにわかるようにするためには、数値化する必要があります。
このため、5冊の問題集が何問あるのか、そして、それを何回解く必要があるのか明確にする必要があります。
例えば、1冊あたり100問、5冊解くなら、トータル500項目です。
そして、これを全て3回解くのであれば1500項目です。
さらに、苦手なところが全体の4割あって、それらについては6回解くのであれば、プラス600項目(=500×0.4×3回)。トータル2100項目です。
残された勉強期間が6か月であれば180日。
ノルマとしては、一日約12問(=2100÷180)です。
モチベーションの源は、❹のご褒美であることが多いですが、日々の鍛錬を継続させる上で重要なのは、❷の自分の状態確認です。
ゲームのように、自分のレベルを確認するのは難しいです。
だから、自分のノルマを明確にして、自分の進捗を可視化することが重要だと思います。
というわけで、勉強のゲーム化は次のようになりますね。
❶数冊の問題集を完璧にする
❷問題集の何%が完了したのか進捗を見える化する
❸問題集の解答を切り離して、すぐに正誤を確認できる状態にする
(単語カードに記憶するべきことを書くのも良策です)
❹日々のノルマ達成